ボローニャに暮らす

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743737
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ボローニャに暮らす
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http://yspringmind.blog.fc2.com/
紹介文
Bolognaの日常生活雑記帖 イタリアの中規模都市ボローニャの素朴な生活の中に楽しみを見つけながら。
カテゴリ

※最新の記事

  • 独り言
    夜が早くやって来るこの季節は、長い夜を楽しむ術を知っていると良い。それでなくとも寒いこの季節は何かと気持ちが塞ぎがちだから、楽しむ術を知っているか否かが大きな分かれ道になるように思う。私がボローニャに暮らし始めた年の冬には気が付かなかったこ…12月10日 22時25分
  • 空気が冷たい分だけ空が青い
    土曜日! と張り切って起きて相棒とのんびり朝食をとり、旧市街へと繰り出すために身支度をしていたら降りだした小さな氷の粒。雹にしては小粒で粉雪かと見間違えるほどだが、地面に落ちた其れが跳ね返る様子は雪ではなく、確かに氷の粒だった。10分ほど前…12月09日 18時49分
  • 喜びの季節
    今日は祝日。イタリアにはキリスト教の祝日が実に沢山あって、Immacolata Concezione (無原罪の聖マリア御宿り) という今日の祝日もそのひとつである。テレビのニュースではこの長い週末を利用して出掛けようとした人々が作った高速…12月09日 00時25分
  • 平和で穏やか
    先日のことだ。知人が美味しそうな蜜柑をひとつ分けてくれたところ、その様子を見ていた人がクリスマスが近いのを感じると言った。彼は一体何を言っているのだろうと思いながらも聞き流していたところ、別の人が通り掛かって、クリスマスの季節になったのを感…12月08日 00時58分
  • 本屋の前で声を掛けられた
    満月の夜。空の高いところに小さく輝く満月を眺めながら、真珠のようだと思った。群青色の夜空に光る真珠一粒。その美しさに暫く見とれてしまった。それにしても寒い晩で、10分とテラスに留まっていられない。共にテラスに出て月を眺めていた猫は、寒いのだ…12月03日 21時35分
  • クリスマスの季節
    金曜日の午後に降り始めた雨は弱いながらも後を引いて、朝方まで降ったらしい。旧市街に出掛ける用事をいいことに散策をしようと思っていたから、土曜日の朝、目を覚ますとあまりに外の気配がどんよりしているのでがっかりだった。とはいえ、雨の予報が出てい…12月02日 17時04分
  • 空気が冷たい
    冬の到来だ。そう言ったのは相棒だった。夕方、道を歩きながら、はーっと息を吐くと白い煙のよう。こんなに白く見えるのは空気が冷たいせいだ。気が付けば11月も明日でお終い。寒いはずだと思いながらもう一度息を吐いてみる。子供の頃、そんな風にして姉と…11月29日 23時06分
  • 気になる店
    旧市街からバスに乗って家に帰る時、若しくはこの通りを歩く時、どうしても眺めたい店がある。青果店でチェーン店らしい。店の名前はVERDURA。"野菜"という名の店である。店は随分繁盛していて、いつも客で混んでいる。私は小さい店か市場で店の人と…11月27日 23時56分
  • 感謝祭
    夜中の零時を合図に上がった打ち上げ花火。西の丘の方から聞こえてきた。驚くほどの数の花火を見ようと窓を開けてみたが見えなかったから、もしかすると丘の向こう側で花火を上げていたのかもしれない。何かのお祝いだろうか。それまで降っていた強い雨は止ん…11月26日 17時38分
  • 寒い季節
    風もないのに落ちてゆく葉。はらはらと落ちゆくその様子は大粒の雨、または降り落ちる大きな雪片のようだ。もう力が尽きたのか、それとも季節がそうさせるのか、黙々と落ちていく。あっという間に枝が裸になって、冬を迎える準備が出来たと言っているかのよう…11月25日 17時41分
  • 美しい色
    エルメスのショーウィンドウで足を止めた。この店は魔法でも持っているのではないだろうかと思うほど、前を通る人が足を止める。急ぎ足の人も一瞬歩調を緩めて眺めていく。私も、ほかの高級店のショーウィンドウでは足を止めないのに、此処では必ずと言ってよ…11月21日 00時04分
  • 空が青い
    この界隈の教会の鐘が鳴る。幾つも、幾つも。日曜日の朝のミサが終わった鐘に違いない。一体どれほどの人が教会に集まったのだろう、などと思いを馳せる。青い空。強い日差し。キーンと冷えた空気が景色を鮮明に見せる。まるでサンフランシスコの冬のようだと…11月19日 14時09分
  • これでよかったのだと思う。
    ふうーっ、と大きな溜息をつく。金曜日の晩を迎えてつく溜息だから、安堵の溜息であり、幸せの証拠だ。忙しい一週間だった。泉のように湧いてくる、こまごまとした小さな仕事。職場でも、家でも、足りまわっていたような記憶しかない。何だか誰かに追われてい…11月17日 20時36分
  • 11月の雪とボンボローネ
    あっ、雪が降っている。そう、気が付いたのは午前10時頃のことだっただろうか。夜中のうちから降り始めた雨が折角の朝を台無しにして、何だ、今週も月曜日に雨なのかと窓ガラス越しに外を眺めながら呟いているのを耳にした相棒が、なんだ、毎週同じようなこ…11月13日 22時20分
  • ジーンズを履いて颯爽と歩こう
    朝から天気がぱっとしない。天気がぱっとしないと気分も冴えない。典型的な、天気に左右されるタイプの人間なのだ、私は。猫だって、天気が悪いから丸くなって動かない。彼女と私は本当によく似ていて、互いのことがすぐに理解できる。彼女は、一緒に居るうち…11月12日 22時35分
  • フランカと私
    窓の外の菩提樹の葉が随分と少なくなった。数日前の連日の雨で落下してしまったらしい。地面を眺めると、異なるトーンの黄色い絨毯。菩提樹の葉が作り上げた美しい芸術。それにしても冷える。骨まで染み入るような冷えだ。これがボローニャの秋。そう言ったの…11月11日 20時30分
  • 黒のクロコダイル
    やっと雨が止んだ。しかし、この雨のせいで気温はぐっと下がり、夕方の帰り道は8度という冷え込みである。バスを待つ10分が辛い。自分に暗示をかけるために、私は寒くない、寒くない、寒くないと心の中で繰り返していた筈なのに、気付いたら寒い、寒いに言…11月08日 22時53分
  • 月曜日と雨降り
    今日は一日雨だった。月曜日と雨降りが一緒だなんて、と何度呟いただろう。昔聴いたカーペンターズの歌にそんなのがあった。アメリカに居た頃、何度も聴いた歌だ。アメリカに暮らし始めたばかりの頃、私は小さなアパートメントに暮らしていた。欲を言えばきり…11月06日 21時51分
  • 昔の人の言うこと
    折角の日曜日なのに、正午前に雨が降り始めた。秋の週末といえば、Sagraと一般的には呼ばれているお祭りが、郊外の小さな町で開かれているはず。トリュフの祭り、栗の祭り。それからオリーブオイルの祭りだってある。それらは地元の住人や、近郊の町の人…11月05日 22時07分
  • 骨董品
    今朝、窓を開けたら秋の匂いがした。秋の匂いとは、枯葉が湿った匂い。ボローニャは秋が深まると湿度が思いきり高くなって、雨が降ったわけでもないのに地面が濡れる。外に置きっぱなしだった椅子がすっかり湿ってしまった。やれやれと深いため息をつきながら…11月04日 20時24分
  • 赤ワイン、そして洒落た女性
    数日前のことだ。冬時間になってから、仕事を終えて外に出るとすっかり日が暮れて淋しい帰り道になってしまったなあ、と思いながら旧市街を歩いていた。2本の塔からまっすぐ伸びるのリッツォーリ通り。これをずっと行けば左手にマッジョーレ広場が、その先の…11月02日 20時34分
  • 11月になって
    私は嬉しい。今日が祝日だからで、空がとても青いから。もうひとつある。家に花があるからだ。先週末の散策中に見つけたポルティコの下の花屋さん。美し白い菊があまりに気になるので月曜日の夕方、店に立ち寄った。店先に白い大きな菊が沢山置かれていてほっ…11月01日 16時35分