ボローニャに暮らす

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743737
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ボローニャに暮らす
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http://yspringmind.blog.fc2.com/
紹介文
Bolognaの日常生活雑記帖 イタリアの中規模都市ボローニャの素朴な生活の中に楽しみを見つけながら。
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※最新の記事

  • メッセージが届いた
    ここ数日のボローニャの気候には閉口している。暖かくてコートを脱いで歩けるようになったかと思えば、気温が思うように上がらない。例えば昨日がそうだ。一日中曇り空で底冷えがした。夕方には冷たい風が吹いて、暖かいコートを着てこなかったことを後悔した…03月22日 22時27分
  • 新芽
    寒がりの私が冬のコートを止めて、薄いトレンチコートを着るようになった。春になった証拠である。見回せば、周囲の人々はひと足もふた足も先に春の装いになっていたようであるが、遅すぎることはあるまい。私は私のペースで春を感じればよいのだから。居間の…03月19日 22時45分
  • 近所のバールも悪くない
    急に春めいたボローニャ。昨日まで風が冷たくて、ああ、冬がまだ居座っているのだな、と思っていたというのに。朝、大窓を開けたら、近所の人たちが軽装で歩いているのが見えた。彼らの姿を眺めながら、ようやく本当の春がやってきたのかもしれないと思った。…03月19日 00時05分
  • 電車に乗って何処かへ行こう
    ヴェネツィアに行ったら海を見に行こうと思っていたが、道に迷ったせいで時間が足らなくなってしまった。海がある街が好きだ。ボローニャもいいが、海が無い。それで海の有無に拘りながら、海に行っても泳ぐわけでも潜るわけでもない。ただ、海を眺めるだけ。…03月18日 18時08分
  • 吐息
    この街の路地を駆け巡る風は冷たい。ヴェネツィアに来る度にそう思う。広場に面して在る店の主人も言っていたが、この時期はまた旅行者が少なく、時には誰にすれ違うことも無い場所すらある。ひっそりとした美しい場所に吐息する。この街でしか出会うことの無…03月14日 23時33分
  • 1300年代
    私はいったい何時から方向音痴になったのだろう。昔は方向感覚がとてもよく、知らない街でも迷うことなど無かったのに。そしてそれが自慢のひとつでもあったと言うのに。そういえば、2年前にパリを歩いたときもそうだった。パリの場合は、私にはあまりにも広…03月12日 22時53分
  • 感謝の数を数える
    夜空の高いところに銀色に光る月。そんな月を眺めて居ると、ああ、此れでよかったのだ、と思う。何が此れでよかったのかと言えば、あの事も、この事も、である。色んなことが成るべく形になっていく。希望通りにならないこともあるけれど、案外後になってみた…03月11日 00時01分
  • 春野菜がいい
    近所の庭に花が咲いた。咲いたのはプラムの花で、毎年この花がこの界隈の住人に春を運んできてくれる。大窓のガラス越しに眺めながらプラムの花とはなんと可憐なのだろうと思う。葉のつかぬ黒く細い枝に、うっすらと色のついた花を咲かせる様子は近所の人達に…03月07日 23時45分
  • 小さな地図
    近頃天気が不安定だ。晴れているかと思えば急に大風が襲い、やっと風がやんで穏やかになったと思えば雨が降る。随分温かくなったと思っていたが再び気温が下がってしまった。帰り道はコートの襟元をしっかり閉めて、帽子を目深に被らねばならなかった。夜空に…03月04日 16時49分
  • 古い店
    ボローニャは昔からあるものを大切にする町だ。それは古い建物に限らず、例えば昔からある店などもそのうちの入っている。近年は郊外の大きなスーパーマーケットや昼時も店を閉めずに朝から夜遅くまで営業している小型のスーパーマーケットが驚くほど増えたけ…02月26日 23時04分
  • 土曜日くらい時間に追われずに居たい
    昨夜の雨はそのうち止んで、風が吹き始めた。時々、強い風の音がした。がたごと。それは日除け戸が風にあおられた音で、何だかいやな雲行きになったと思いながら眠りに落ちた。朝になると青空だった。昨夜の雨が空の塵を洗い流してくれたのだろう。青空に浮か…02月25日 23時40分
  • 彼女と私
    雨が静かに降っている。何時から降り始めたのか気が付かぬほど、静かな雨。細く長く降り続けている雨を窓から眺めていると、私は少し複雑な気持ちになる。もしあの時、こうしていたら。もしあの時、私が其処に行かなかったら。後悔とは違う、一種の仮定法みた…02月25日 00時28分
  • 絆とか、家族とか。
    春へと向かう中、周囲は風邪やインフルエンツァに病んでいる。冬の終わりに来て気が緩んだのか、それとも防ぎようの無いものなのか。兎に角、家に帰ってすることはまず、手を洗うこと、うがいをすること。日本では当たり前のようなこの習慣は、此処では当たり…02月23日 23時31分
  • てんとう虫見つけた
    鳥の囀りを耳にするようになった。まだまだ朝晩は冷えるけど、そんな鳥の囀りを耳すると春が其処まで来ていることを感じる。もうすぐ、もうすぐだから。そんな風に歌っているようだ。まだ芽の出ぬ裸の木の枝につかまるようにして止まっている鳥はメルロだろう…02月22日 22時11分
  • 何が幸せかということ
    予想以上の快晴。外を歩く人々の姿は軽快で、恐らくは10度以上に気温が上がっているのではないかと思われる。そっと窓を開けてみると、ほんのり春の匂いがした。ほんのりの理由は、やはりまだ冬だから。しかし確実に春へと向かっていると空気が教えてくれた…02月18日 18時12分
  • 週末に本を読む
    月曜日から今日まで、ずっと走り続けた気分である。そうしてようやく辿り着いた金曜日に、風邪を引いてしまったらしい。待望の週末なのに残念。そんな気持ちと、週末で良かった、思い切り体を休めることが出来る、誰に気兼ねすることもなく、と幾つもの気持ち…02月17日 23時06分
  • 此れが終わると春がやって来る
    淀んだ空。眺めていると憂鬱になりそうな2月の空。そもそも2月とはそういう月だ。そういうものだと割り切っていれば、落ち込むこともないだろう。そんな曇り空の土曜日。猫は眠ってばかりいるけれど、飽きるということは無いのだろうか。物音にも動じない。…02月11日 19時12分
  • 外国人の店
    金曜日の雨。これは予期せぬことだった。だから傘は持っていなかったし、何よりも夕方外に出たらアスファルトが濡れて、黒く光る様子にはがっかりした。雨と言っても目を凝らさねば見えないような霧雨。しかし傘を差さずに歩こうものなら、やはり外套がしっと…02月10日 23時00分
  • 狭い家
    今日も雨降り。月曜日に雨降り、これが一番苦手なパターンである。昨晩外の雨が気になって良く眠れなかったせいもある。起き抜けの濃いカッフェを飲んだのに、一向に目が覚めず、頭もさえなかった。こんな時、人はどんな風にするのだろう。と想像しながら、冷…02月06日 23時06分
  • 橙色の髪
    今日も雨。窓辺に立って小さなため息をつく。別に何処へ行くでもなく、今日は姑に処にも行かないが、それでも雨だと言うだけで憂鬱になって、雨だれを耳にしながら猫に気づかれないように小さなため息をつくのだ。猫は私の溜息を聞くと心配になるらしい。私の…02月05日 22時03分
  • 静かな雨
    私が彼に出会ったのは、イタリアに暮らし始めて3、4年目だっただろうか。定かでないのは、その頃の私が様々な渦に巻き込まれていて、何をしてもうまくいかず苦しんでいたからだ。ローマから戻ってきたは良いが、相棒とふたりでボローニャ旧市街近くにアパー…02月04日 20時47分
  • 情熱
    気温が随分上がったようだ。なのに以前と同じように寒さを感じるのは、多分湿度のせいだろう。話によれば明日から数日雨が降るらしい。えー、雨かあ、と残念がる私を、知人が窘める。纏まった雨が全然降らなかったのだから、必要な雨、恵みの雨だ、と。確かに…02月01日 20時47分