デニム中毒者のたわごと 

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デニム中毒者のたわごと 
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第一回『赤羽萬次郎賞』をいただきました。 拙文が掲載された書籍『ヒロシマ・ナガサキからフクシマへ』が刊行されました。
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※最新の記事

  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その72
    前回からだいぶ間が空きましたね。個人的な事情でバタバタしておりました。さて……早速ですが今回は「レイモンド・カーヴァー全集」の第六巻に当たる『象/滝への新しい小径』の巻末に収録されている、村上春樹さんによる解題を紹介しましょう。本書は前半の…08月21日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その71
    「焔――文学と影響について」の続きです。これから、わたしの人生に影響を及ぼした二人の人物について、少し述べようと思う。一人はジョン・ガードナー。一九五八年秋に、わたしがチコ州立大学の初級創作クラスを履修したときの先生だった。わたしたち夫婦は…07月20日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その70
    「焔――文学と影響について」の続きです。このように苛酷なまでに育児に追いまくられて、わたしには何らかの長編作品について考える暇も気持ちもなかった。そんなことは、生活環境が、D・H・ロレンスの言葉を借りれば、生活の「束縛と打撃」が許してくれな…07月19日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その69
    「焔――文学と影響について」の続きです。ヘンリー・ミラーが四十代で、『北回帰線』を執筆していたときに――ついでながら、これは大好きな本だ――貸し部屋で書くことについて語っている。いつ何時いま腰を下ろしている椅子が持っていかれてしまい、そのた…07月18日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その68
    今度は同じ雑誌(『ユリイカ』――『変貌するアメリカ文学』一九八七年十月号)の中にある「焔――文学と影響について」を紹介しましょう。訳は越川芳明さんです。影響とは威力である。環境によるものにしろ、個性によるものにしろ、潮の満ち干のように避けが…07月17日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その67
    「家のなかの物語」の続きです。――ところで、執筆の習慣はどんなですか。いつも短編に取り組んでいるのですか。カーヴァー 何かを執筆してるときは、毎日ね。そんなときは、とても素晴らしい。毎日が次の日に難なくつながって、たまに何曜日なのか分からな…07月15日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その66
    「家のなかの物語」の続きです。――飲酒について聞かせてください。カーヴァー 二〇代後半か三〇代前半のことだけど、ぼくたちは依然貧困にあえいでいて、過去に破産したことが一度あり、何年も汗水たらして働いたのに、その報いといえば、ポンコツの車とレ…07月13日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その65
    「パリス・レヴュー・インタヴュー 」(ユリイカ』――『変貌するアメリカ文学』一九八七年十月号) 「家のなかの物語」の続きです。――あなたの若い頃について聞かせてください。カーヴァー ぼくが育ったのは、ワシントン州の田舎町、ヤキマというところ…07月12日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その64
    今回は前回山西さんの「註」にあった越川芳明さん訳の「パリス・レヴュー・インタヴュー」((『ユリイカ』)『変貌するアメリカ文学』一九八七年十月号)「家のなかの物語」を紹介します。レイモンド・カーヴァーは、ニューヨーク州シラキュースの閑静な通り…07月11日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その63
    山西さんの寄稿も今回が最後になります。C エッセイエッセイのほか、詩と短編のアンソロジーである『焔』(一九八九年版)には四つのエッセイが収められている。よく働き、アル中と神経衰弱を患った亡き父の半生を淡々と哀しく綴った「二十二歳の父の肖像」…07月10日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その62
    山西治男さんの「レイモンド・カーヴァー図書館」の続きです。B 詩集カーヴァーの詩集は『クラマス川のほとり』(一九六八年)を初めとして、『眠れぬ冬』(一九七〇年)、『夜になると鮭は……』(一九七六年)と出版されてきた。しかし、八〇年代に入ると…07月09日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その61
    A 短篇集の続きです。★『ぼくが電話をかけている場所』(一九八八年)それまでの短編三十編をカーヴァー自ら選んで新たに配列し直し、その他に新作短編七編(『象』というタイトルで短編集も編まれている)を収めた短編集である。この短編集をレコードに喩…07月08日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その60
    A 短篇集の続きです。★『カセドラル』(一九八三年)カーヴァーは『愛について語るとき我々の語ること』を出した後の数ヵ月は、手紙以外にはものを書かなかったという。カーヴァーはそれまでの書き方では「行き詰って」しまうと感じた。しかし、その後初め…07月07日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その59
    A 短篇集の続きです。★『愛について語るときに我々の語ること』(一九八一年)この短篇集の基調は、タイトルが暗示している「対話」そして、相互理解、和解、合意といったものではない。もちろん、『お静かにねがいます』にあった傍観者的に「見る」という…07月05日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その58
    今度は山西治男さんによるカーヴァーのブックガイドを紹介しましょう。カーヴァーに馴染みのない方にも分かりやすく作品を説明しています。題して「レイモンド・カーヴァー図書館」です。A 短篇集★『お静かにねがいます』(一九七六年)この短篇集には、一…07月04日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その57
    越川芳明さんは寄稿文の末尾に「最後に、今回詳細に触れきれなかった部分も多いので、カーヴァーの略年譜を付すことにした。興味のある方は併せて参考にしてほしい」と記されています。もちろん、興味があるので、併せてそちらも紹介します。一九三八年五月二…07月03日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その56
    越川芳明さんの寄稿文の続きです。北西太平洋岸の自然への回帰八四年一月、カーヴァーはテスが北西太平洋岸のポートエンジェルスに新築した家に引っ越した。それは丘の斜面に建てられ、空に向かってガラスが張られているので「スカイハウス」と名づけられてい…07月02日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その55
    越川芳明さんの寄稿文の続きです。「省略の美学」から「語りの美学」へさて、カーヴァーは八十年にシラキュース大学の英文科に教授として招聘された。もちろん七十年代の前半にもカリフォルニアの大学をはじめとして創作科で教える機会があったが、それは一年…07月01日 00時00分