デニム中毒者のたわごと 

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デニム中毒者のたわごと 
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第一回『赤羽萬次郎賞』をいただきました。 拙文が掲載された書籍『ヒロシマ・ナガサキからフクシマへ』が刊行されました。
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  • 石川県 (100%) - 35 / 175人中
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※最新の記事

  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その48
    インタビュー記事の続きです。?始まりの一行から何もかもが放射される?――一九八六年版の『アメリカ短編小説傑作集』の序文で、あなたはテクニックのことを論じていますが、あの中で短編小説の必須条件を五つ挙げていますね。選択、葛藤、ドラマ性、結果、…06月24日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その47
    インタビュー記事の続きです。?本当に感動したことを書かなくっちゃ?――『エスクァイア』誌に載った「二十二歳父の肖像」でお父さんのことを書いていますね。あなたが作家になりたいと言うと、お父さんが「自分が知っていることを書け」とおっしゃったと。…06月23日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その46
    インタビュー記事の続きです。?短編小説がもてはやされる理由……??――今度は短編小説作家としてのあなたのことをお聞きしましょう。最近短編小説への関心が復活してきたようです。年々、短編小説集の出版が増えています。これはどう説明しますか。カーヴ…06月22日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その45
    インタビュー記事の続きです。?詩は自分の弱みを見せる機会を与えてくれるね?――詩が沢山書ける時期には、自分の心がカメラのような働き方をしていると感じませんか。物をスナップ写真のような目で見ているという感じ、即座に何もかも把握し、目の前にある…06月21日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その44
    インタビュー記事の続きです。?いつもクラスで一番はにかみ屋だったぼくが教師になるなんて?――ジェイ・マキナニーに教師としてのあなたのことを尋ねましたが、彼の言い方はちょうどあなたが教師としてのジョン・ガードナーのことを話すときと同じでした。…06月20日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その43
    今度はカーヴァーのインタビュー記事を紹介しましょう。インタビュアーはマイクル・シューマッハーで、インタビューのタイトルは「焔のあと、焔の中へ」です。記事の翻訳は杉浦悦子さんが務めています。?あんなに詩を書いた後、死んでしまっても構わない気が…06月18日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その42
    岩元厳さんの寄稿の続きです。晩年のカーヴァーの短編小説――ペネロピー・モフェットの記事では、カーヴァーは最後の一年はもっぱら詩を書いていたらしい。そして、また小説を書きたくなってきた、ともらしているが、ここでは最後の短編集に収められた「箱」…06月16日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その41
    岩元厳さんの寄稿の続きです。カーヴァーは『ぼくが電話をかけているところ』のエピグラフにミラン・クンデラの『存在の耐えがたい軽さ』からの引用を使っているが、この題そのものがぼくらの時代における人間の状況をよく表現している。ぼくらの存在はたとか…06月15日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その40
    今度は岩元厳さんの寄稿文を紹介しましょう。題して「ぼくらがカーヴァーとわかちあうもの」です。こんな題を頭のどこか片隅において桜の散ってしまった四月の日々を過していたとき、メアリー・モリスに会うことになった。ミズ・モリスはアメリカの作家で、ち…06月14日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その39
    千石さんの寄稿も今回で最後になります。4.私はカーヴァーの改作、書き直しの問題をいっているのである。カーヴァーの執筆態度には、ルースといわれるかもしれぬところがあった。改作して、前作をキャンセルしないのであるから。作品集によって、作品の細部…06月13日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その38
    千石さんの文章は更に続きます。3.カーヴァーの短篇「ぼくの父が壊れてしまった三つめの事情」の舞台は、ワシントン州のウィナチーという名の田舎町である。製材工場があり、川(クリーク)があり、池があり、池畔には小屋を立てて、貧しく孤独な生活を営む…06月12日 00時01分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その37
    千石さんの続きです。2.ブローティガンの最後の小説、So The Wind Won’t Blow It All Awayは、荒野から別の荒野へのイニシエイションの物語といえるだろう。文無しの少年主人公は、いうまでもなくマーク・トゥエインの主…06月11日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その36
    今回は『アイロンをかける青年』等の著書で、村上春樹さんを論じた文芸評論家の千石英世さんの、レイモンド・カーヴァーをめぐる文章を紹介しましょう。パシフィック・ノースウエストの風 死/父/土地の気配1.あるとき、吉目木晴彦氏にお目にかかる機会が…06月06日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その35
    柴田元幸さんの文章は今回で最後になります。一九七〇年代、八〇年代は、いかなる意味でも現在を特権視できないことを大きな特徴としている。六〇年代の高揚の後日談として進行した七〇年代、八〇年代に現われた作家たちは、喪失感に浸されながらも、その喪失…06月05日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その34
    柴田元幸さんの文章の続きです。その雄弁さはたとえば、いっさいの感傷を排して撮られた、ウォーカー・エヴァンズによる古靴の写真がもつ雄弁さに似ている。実際、カーヴァーの小説に出てくる人々は、エヴァンズとジェイムズ・エイジ―との共著『我らが有名人…06月04日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その33
    柴田元幸さんの続きです。マスコミュニケーションの発達、テクノロジーの進歩は、空間的隔たりを消滅させたといわれる。たとえばテレビの普及によって誰もが「標準的」な言葉を話すようになったという現象は日本だけのものではない。アメリカについて考えても…06月03日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その32
    青土社が出版している雑誌に『ユリイカ』があって、特集号なんかを集めていた時期がありました。その中にレイモンド・カーヴァー特集号もあったんですね(1990年6月号がそうでした)。『ユリイカ』は「詩と批評」と謳っている雑誌ですが、企画が面白く、…06月01日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その31
    村上春樹さんの文章の続きです。なぜ彼が長篇をあきらめて短篇と詩に集中するようになったかという肝心の事情が書かれていないので、これではまるで要領を得ないわけだが、とにかくその時点からカーヴァーは長篇中心という文壇の風潮に抗して短篇という限定さ…05月31日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その30
    先に村上春樹さんが言及していたように、レイモンド・カーヴァーが最初に紹介されたのが文芸誌『海』でした。幸いその号(1983年5月号)が手元にありますので、その巻末に置かれた村上春樹さんの文章「レイモンド・カーヴァーについて」を紹介しましょう…05月30日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その29
    村上春樹さんの解説の続きです。本書にも書かれていることだが、僕がワシントン州オリンピック半島のポート・エンジェルスの自宅にカーヴァーを訪ねたのは一九八四年の夏のことだ。そのとき彼は、禁酒には成功して、もう何年も素面の生活を送っていたが、ちょ…05月29日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その28
    村上春樹さんの解説の続きです。僕が最初に読んだレイモンド・カーヴァーの作品は『足もとに流れる深い川(So Much Water So Close to Home)』である。これは「West Coast Fictions」というペーパーバック…05月28日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その27
    四年前にレイモンド・カーヴァーの評伝『レイモンド・カーヴァー 作家としての人生』が翻訳出版されました。2009年にはニューヨークタイムズ紙の「10 Best Books」にも選出されたカーヴァーの決定版とも呼べる評伝です。評伝ですので、カー…05月26日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その26
    前回記事で川本三郎さんが言及していたカーヴァーのエッセイ「父の肖像」は確かに無駄がなく説得力のある文章で読ませてくれます(興味のある方は実際に読んでいただけたら……と思います)。その中でカーヴァーは「二十二歳の父の写真」という詩を披露してい…05月25日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その25
    付録の冊子には川本三郎(その1 、その2)さんの文章も掲載されています。こちらのタイトルは「生活に追われて」です。アメリカの父親は、男の子どもに三つのことを教える義務があるという。野球と、釣りと、キャンプの火のおこし方。たとえばヘミングウェ…05月22日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その24
    「レイモンド・カーヴァー全集」には数ページの小さな冊子が付録としてついているんですが、その中に小川洋子さんの文章が載っていますので、今回はそれを紹介します。題して「村上春樹とカーヴァーの瞳」です。個人全集の付録に、その作家や作品についてでは…05月21日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その23
    今度は「聖テレサの書いた一行についての考察」です。聖テレサが書いた文章の一行がここにあります。考えれば考えるほど、それは今日のこのような集いにふさわしいものに思えます。というわけで、わたしはそのセンテンスについて考えをめぐらせてみようと思い…05月18日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その22
    その二ヶ月後、一九七八年の一月、私はヴァーモント州プレインフィールドにあるゴダード・カレッジのキャンパスにいた。そこにはトビー・ウルフもいて、たぶん私も似たようなものだったと思うが、今にも神経が切れそうなひきつった顔をしていた。彼はそのおん…05月16日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その21
    前回約束したカーヴァーのエッセイを紹介します。まずは『フレンドシップ』から……。そう、この連中はめいっぱい楽しんでいる! 彼らはロンドンにいて、ナショナル・ポエトリー・センターを満員にした朗読会をさっき終えたところだ。しばらく前から、英国の…05月15日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その20
    『英雄を謳うまい』の解題の続きです。最後の「エッセイと考察」の章に収められた二篇のエッセイは、それぞれに示唆に富んだものだ。『フレンドシップ』においてカーヴァーは、トバイアス・ウルフとリチャード・フォードという二人の友人・同僚作家に対する親…05月14日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その19
    ブローティガンの話題が出ちゃ黙っていられません。問題のカーヴァーの書評も紹介しましょう。「ブローティガンは狼男のきいちごと猫メロンを供する」 リチャード・ブローティガン著『東京モンタナ急行』 ニューヨーク、デラコート・プレス/シーモア・ロー…05月11日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その18
    ここに収められた書評は三編をのぞいて、すべてシカゴ・トリビューン紙の書評欄に寄稿されたものである。(『ブルーバードの朝、嵐の予報』は「サンフランシスコ・レヴュー・オブ・ブックス」のために、『名声なんていらない。私が言うからたしかだ』と『成熟…05月09日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その17
    「本の序文」の章には主に、カーヴァー自らが編集した本のために書いた序文が集められている(『知られざるチェーホフ』だけは他人の著書だが)。どれもかなり長い序文で、ある意味ではステートメントとしての機能をも果たしている。お読みになっていただけれ…05月08日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その16
    長篇小説の冒頭部分にあたる『「オーガスティン・ノートブック」より』が発表されたのは一九七九年のことで、このときにはカーヴァーはすでに独自のスタイルを確立し(最初の短篇小説集『頼むから静かにしてくれ』が発表されたのはその三年前のことである)、…05月07日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その15
    前回『英雄を謳うまい』を紐解きまして、しばし読み入ったものですから、そこからいくつか紹介したくなりました。まずは巻末に置かれた村上春樹さんの解題から……。この『英雄を謳うまい』は、レイモンド・カーヴァー全集のにおけるいわゆる「落穂拾い」的な…05月06日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その14
    今回はレイ・カーヴァー全集7『英雄を謳うまい』に収録された「自作を語る」篇の「『テスに』について」を紹介します。まずはオリジナル原文です。For Tess Out on the Strait the water is whitecappin…05月05日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その13
    前回の続きです。永遠に煙のとばりに包まれた戸外をぶらぶらと歩き、蝸牛の足跡のついた小径をたどり庭を抜けて庭の石壁の方に行ってみる。やっと一人になって僕はそこにしゃがみこむ。さてなすべきことは何か、と。そして突然僕は濡れた石に体をぴたっとはり…05月04日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その12
    今回はカーヴァーの「『浮き』その他の詩について」という一文を紹介します。私がこれまでに書いたすべての詩は、私にとってはということだが、第一級の出来事である。だからこそ私は、自分がその詩を書いたときの感情のあり様や、物理的な環境なんかを、たと…05月03日 00時01分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その11
    今度は「レイモンド・カーヴァー全集」の第四巻『ファイアズ』の巻末に収録されている翻訳者・村上春樹による解説文を紹介しましょう。〈エッセイ〉『父の肖像』初出は「エスクァイア」一九八四年九月号であるが、「グランタ」の同年冬号に『彼は何処にいたの…05月02日 00時00分
  • レイモンド・カーヴァーに学ぶ その10
    前回の続きです。子育てに掛かりきりになったその苛烈な何年かのあいだ、私はそれが何であれ、まとまった長さを持つものに関われるような時間や気持ちを持つことがほとんどできなかった。そのような私の人生の環境が、D・H・ローレンスに言わせるなら、その…05月01日 00時00分