「イオプカシ」とは子供をほめるポイントの見つけ方です。日テレやNHKでも取り上げられました。
叱るより「ほめる」方が子供に良い影響を与えます。
なぜなら、
ほめられると「自分はできる!」の根拠のない自信が湧く
↓
それが潜在意識レベル(無意識レベル)でその子の価値観になる
↓
大人になっても失敗を恐れずチャレンジするようになる!
たとえ失敗してもへこたれない!
となるからです。
では「イオプカシ」について説明しましょう。
イ イイとこほめ
事例
漢字の練習が途中で終わってしまった子どもがいた場合「途中で終わってしまった」ことより、あるところまでは“できていること”に注目します。
「書いた漢字はどれ?」「これを書いたんだね、すごいじゃん!
できなかったことにフォーカスすると、子どもはそこであきらめて、行動をやめてしまうこともあります。小さな「イイトコ」にフォーカスして褒めましょう。
オ オドロキほめ
事例
(苦手なものを食べられたとき)「おお! ピーマンがなくなっている〜!」
のように、「うわぁ」や「おっ」など、驚きの言葉を最初に付ける+大きなリアクションで褒めると、気持ちがより伝わりやすくなり、子どもは笑顔になります。
プ プロセスほめ
事例
かけっこで負けた子どもに
「もう一回したい、くやしい。」
「くやしいよね。でもさ、さっきも負けたのにさ、よく、もう一回、トライしようと思ったよね。そこが素晴らしいよ」
結果ではなく、努力や姿勢など、プロセスに注目することをふだんから意識してみてください。「結果」は、運動能力・体質・発達・年齢など、いろいろなものに起因します。そこで、達成できた「結果」ではなく、頑張った・チャレンジできた「プロセス」に注目します。
本人の努力や姿勢に言葉をかけることで、モチベーションがあがり、練習に打ち込むこともあります。結果もあとからついてきます。
カ カンシャほめ
事例
子どもがお手伝いしてくれた時などに
「ありがとう。すっごく助かる。」
保護者や先生など、感謝をきちんと伝えることで、信頼する大人が喜んでくれることが伝わり、もっとやりたいという気持ちにつながります。
シ シツモンほめ
事例
写生の時間などに
「どうやったらさ、こんな緑ができるの。何色と何色を混ぜたの。」
「忘れた。」
「忘れたー、そっか。ステキな色だね。」
事例
「わー!社会テスト、満点、すごいね。どうやって勉強したの?」と聞くと、勉強法をレクチャーしてくれた。
質問されることで、子どもの自己肯定感が育ちやすいということです。
声かけをする時間がないときは、遠くからグッドサインなど、ジェスチャーをするだけでも褒めることにつながるのでおすすめです。
参考
シリーズ「こどものミライ」誰でも褒め上手になれる“イオプカシ”の呪文はいかが|日テレNEWS NNN (ntv.co.jp)
褒め方・叱り方(1)褒め方の呪文 | 子育てに役立つ情報満載【すくコム】 | NHKエデュケーショナル (sukusuku.com)
拙著です↓講師と生徒二人の会話形式で社会科を語る本です。ゼミナールに参加する気分で、暗記じゃない基本から説き起こす社会の参考書をぜひ知ってほしいです。以下から立ち読みも可能です。
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拙著に込めた思いについては
「やさしい中学地理」について | やさしい社会ブログ (ameblo.jp)
「やさしい中学歴史」について | やさしい社会ブログ (ameblo.jp)
「やさしい中学公民」について | やさしい社会ブログ (ameblo.jp)
を参照してください。
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