伝統的な焼畑農業を今に伝える「民宿焼畑」さんで迎えた朝。
民宿敷地内にある杉
ここは我が家と同じ標高900m。椎葉村でもっとも高いところにあるお宿だ。
朝日を浴び、どこからともなく香ってくる花の匂いを嗅ぎながら散歩していたら、昨日感じていた自然の脅威みたいなものが消し飛んでしまった。
初日のレポはこちら
太陽の力って凄い。
だけどやはり大自然を舐めてはいけない、この後、大げさでもなく命がけの観光をすることになる。
行き先は、「椎葉のマチュピチュ」といわれている「大いちょう展望台」。
YouTubeて調べてみたところ、皆さん辿り着くまでの大変さを語っていた。
離合困難な車1台がやっとな道幅。片側はガードレールもない崖。急勾配の坂。落ち葉。
この日は晴れていたので決行したけれど、雨なら諦めていた。落ち葉が濡れていると急な坂で、滑りおちる危険がある。夫もかなり慎重に運転していた。私には、到底無理だった。
しかも途中道を間違えて、GPSが届かなくなってしまい、道の先にUターンできるところがあるかどうかもわからないし、バックするにも急な坂で道が細くカーブだし、一歩間違えたら、みたいな・・・。
幸い、後ろから地元の方が運搬車でやってきたおかげで無事にたどり着けた。
ありがたかった。
「大いちょう展望台」からは、対岸の「仙人の棚田」を見渡すことができる。
ほんとにすばらしかった。
この絶景を夫と2人じめ。
来る人があまりいないのは、この酷道のせいなんだろう。
何度か通ったダム湖。奥に上椎葉ダムがある。このダムの監督さんが、後に黒部ダムを任されることになったそうだ。
民宿に置いてあった「椎葉へ移住」の冊子。パラパラとめくってみたら、移住あるあるや、田舎あるあるが書かれてて面白そうだったので帰り道、村役場でもらってきた。
2度目の移住はあるのかないのか。
ご縁におまかせ。
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大分県九重町にある一日一組限定の貸別荘
Villaモークシャ
今は、ここが私にとって最適最善の場所。