大相撲

■24夏5日目 熱闘3番を分析

1勝3敗と星があがらない霧島。懸命な土俵をみせ
てはいるが、成績につながらない。角番だけに今は
相撲内容より白星優先だろう。

対戦相手は入幕3場所目で小結に駆け上がった大の
里である。ホープ中のホープである。勢いがつけば
面白い存在になる。

<大の里の攻めが明暗を分けた>

立ち合い、霧島が左前みつをつかんだ。だが、大の
里は右差しでどんどん前へ攻め立て正面土俵寄り切
った。

だが、物言いがついて長い協議になった。両力士の
足の位置が微妙だった。だが、土俵は見やすくする
ため高さがあるが、本来はどこまでも平らである。
それでいくと霧島の足が先に土についたことになる。

阿炎と大栄翔の1敗同士の対戦が実現した。現代は
混迷の時代である。誰にでも優勝のチャンスがある。
両者はともに優勝経験者である。

<大栄翔が阿炎を圧倒>

突きともろ手突きの応酬は大栄翔が勝り、突き出し
た。大栄翔快心の勝利であった。なお、ことごとく
実現しなかった照ノ富士対大栄翔戦は今場所組まれ
た。と思ったら照ノ富士休場で不戦勝だった。

若元春は30歳だが、相撲は若々しい。幕に入って強
さを発揮するようになった。もはや実力者の域に到
達している。

対戦相手は若手の熱海富士である。めきめき実力を
つけてきている。十両に入るまではすべて勝ち越し
できた。

<若元春が熱海富士に実力勝ち>

相撲は、左四つ十分に若元春がなった。熱海富士上
手取れない。熱海富士が巻き替えにいくところ、若
元春がひきつけて寄り切った。熱海富士未完の敗北
となった。

序盤が終了したが、序盤で読めないのが混迷の時代
である。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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