LETTERSNOW(れたなう)主催の「カリグラフィー作品展 2024 手書きで紡ぐ西洋書道」に出していた作品です。
このセルフポートレート、撮った時から「カリグラフィーと合わせたいな…」と思っていたのだけれど、当時私が書ける書体ではなかなかしっくりくるものがなく、いつかのために眠らせていたのです。
今回、その「いつか」がやってきた!!!
Alfred de Mussetの「Rappelle-toi(忘れないで)」という詩が、とても内容が写真に合うなと思い、それをフレミッシュ体で書くことに。
フローリッシュを多めに使い、切ない想いがあふれ出しているように表現してみました。
文字の色は、パールホワイトとホワイトを混ぜています🎨
少し光沢感がありますよ✨
そして…額装部分。
想いが立ち上ってくる感じを出したくて、奥行きのあるマットを作成。
使った黒い紙は、たぶん10年位前にパリで何枚か買って帰り、大切に使っているものです。
その時すでに廃盤で在庫のみだった紙。
美しい地模様の入ったこの紙、また作られないかな…。
ちなみに、このセルフポートレート📷はとても思い出深いもの。
大阪にあった「ワタナベカメラ」さんに暗室を貸してもらっていた時に、
「セルフポートレート、撮ってみたいんですよね~」とお話ししていたら、
「上の階にスタジオあるから、使っていいで。撮ってみたらいいやん!!」と!
スタジオでライティング機材も貸してもらって撮ってみたら、とっても面白い!!
このことがきっかけで、ナベカメさんのところや他にもスタジオを借りて、しばらくセルフポートレートを撮りまくっていたのです。
ナベカメさんの一言がなかったら、この作品は生まれてなかった。
とても感謝です。
さて、長くなりましたが、会場に見に来てくださった方々、また、こちらを読んでくださった方々、本当にありがとうございます😊✨