【受講記録】日本史 ☆法政大学 | 旅する大学生の「法政通信」日記

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今回は私が過去に受講した科目の記録です。

 

 

☆彡 授業データ

【大学】 法政大学
【科目名】 日本史
【日時】 平成29年度後期週末スクーリング(2017.11.19、11.26、12.03)
【会場】 法政大学 市ヶ谷キャンパス
【評価】 A
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私が1年生のころに受講した「日本史」のスクーリングです。

週末スクでしたので、1日4コマ×3日間の日程。

 

先生は日本史のなかでも古代が専門だそうです。

今回の授業では、日本が史料に現れてから律令国家になるまであたりを学びました。

中国の史料(「漢書 地理誌」「魏志倭人伝」など)、遺跡資料、日本の史料などを読みつつ、先生の講義を聞く形式です。

古代律令制のころは以前受講した「基礎特講」でも学んだ範囲だったので、理解しやすかったです。

 

 

 

印象に残っているのは、「上野三碑(こうずけさんぴ)」の話。

7世紀~8世紀に作られた石碑が今でも残っていまして、特に上野国(今の群馬県)に現存している3つの石碑が上野三碑と呼ばれているそうです。

インターネット上で紹介されているページなどもスライドで映しながら解説を聞きました。

 

今回の授業では、史料の集め方やまとめ方についても解説がありました。

史料を集めるには、まず国史大辞典や自治体史を手掛かりにするとよいそう。

授業中では実際に国史大辞典に載っている項目を読んだシーンもありました。

また、インターネットを使った探し方も紹介されました。

私は経済学部ですのでいままで日本史に触れる機会はありませんでしたが、学び方を聞けたのは良かったです。

 

 

 

成績の評価方法はリポート。

週末スクは3週連続日曜日に授業を行うスタイルですので、最初の授業で課題が示されて最終日までに提出するシステムでした。

授業で扱われたことに加えて、文献をもとに自ら調べなければいけない課題もありました。

私は授業で習ったことを生かそうと、実際に図書館に行き地元の自治体史を読んでみました。

以前図書館で見かけたときは、

「こんなに何冊も自治体史作って読む人いるのかなぁ」

なんて思ったこともありましたが、その有用性を知ると自治体史がお宝に見えてきます(笑)

 

近年はどこも経費削減が求められているので、編纂の専門部署を廃止している自治体もあるようです。

また、市町村合併によってより広い範囲をカバーしなければいけなくなっているのも大変でしょうね。

そんなことを考えた授業でした。