信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

村政懇談会資料説明内容ICN収録&上生坂上空からの風景

2024年06月11日 | 生坂村の報告
 6月11日(火)は強い日差しが降り注ぎ、昼間は真夏を思わせるような暑さになりました。
 午後1時30分からは、私をはじめ副村長、教育長、各課長、室長が時間のある時に、今年度のいくさか村づくり計画の説明の録画撮りをしました。

 今年度の村政懇談会は、脱炭素事業に関する村民説明会を兼ねまして、今月24日(月)の小立野区を皮切りに7月29日(月)の古坂区まで、10区に出向き行う予定でございます。
 また、8月3日(土)は、村民会館講堂において、午後2時から子育て世帯を対象に託児所を設けて開催させていただき、Web会議システムのZoomでも参加していただくように予定しております。

・・・・放送開始に当ってのあいさつ・・・・

 副村長の牛越です。
 ただいまから、5月の全戸配布で各家庭にお配りしました、令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版の内容について、ICN自主放送により説明させていただきます。 
 それでは、始めに村長から挨拶を申し上げます。
 ・・・村長終わったら・・・
 ここからは令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版に基づき各部署から説明を行ないます。
 ・・・資料順に説明・・・

 令和6年度村政懇談会の説明 村長
 本日は「いくさか村づくり計画」についての説明をご覧いただきありがとうございます。村民の皆さんには日頃、村政運営に対しまして、それぞれの立場でご支援、ご協力をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
 さて、今年度の村政懇談会は、説明時間の短縮を図るために、まずICNで説明をさせていただき、今月24日月曜日の小立野区を皮切りに開催していく予定でございます。

 それでは、当村の令和6年度の当初予算は、『生坂村第6次総合計画』で目指す将来像「 確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村 」の目標達成のため、重点施策に位置付けました4つの事業であります「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」の充実を図る施策予算や、脱炭素化の推進を通して、村の課題解決を図るとともに、2050年に村が目指す姿の実現に向けた予算編成を行いました。
 よって当初予算の一般会計と特別会計、企業会計を合わせました令和6年度の予算総額は、41億6,386万円で、令和5年度の予算と比べて11億9,846万円(40.4%)の増額となりました。
 一般会計の予算は、31億3,700万円で、対前年度比で11億1,700万円(55.3%)と大幅な増額となり、予算規模としては過去最大となっております。

 脱炭素先行地域づくり事業や防災行政無線(同報系)デジタル化改修工事等を予定し、普通建設事業費の増額が主な要因となっております。
 一般会計の歳入の村税は、国の定額減税の実施による減額が見込まれることから、対前年度比 1,016万円減の1億4,417万円、地方交付税は、国の地方財政計画上の財政措置の継続等を見込み、対前年度比5,000万円増の11億9,000万円を見込みました。
 一般会計における村債発行については、時限的かつ、将来的に交付税措置の高い有利な起債を中心に財源活用を図り、各事業に取り組んでまいります。
 過疎対策事業債のハード事業では、脱炭素先行地域づくり事業や、小・中学校、児童館のエアコンの整備、中学校教室改修工事等の新規事業や、県営中山間総合整備事業負担金、村道改良等の継続事業に財源充当し、11事業、計1億5,280万円の借入れを予定しております。
 過疎対策事業債のソフト事業は発行限度額の3,590万円を計上し、緊急防災・減災事業債の増額を含め、一般会計の起債発行予定額は3億1,600万円で対前年度比2億450万円の増額となっております。
 基金繰入金では、事業会計減価償却分の補助や物価全般の高騰分等の財源補填分を合わせ、全体で2億3,250万円、対前年度比8,650万円の増額となっております。
 また、ご支援いただいています『ふるさといくさか応援基金』からは3,000万円の繰入を行い、納税者の使途の意向を反映させていただき、村づくりの貴重な財源として引き続き有効活用してまいります。

 歳出では、限られた一般財源を有効に投資できるように事業実施には、国や県の財源を積極的に活用しております。
また、この後の教育長と各課長の説明と重なるかと思いますが、今年度の主な事業の概要を申し上げます。

「福祉の村づくり事業」は、帯状疱疹予防ワクチン接種とおたふくかぜワクチン接種の助成制度を新設し、新型コロナワクチン接種は、インフルエンザ予防接種と同様に千円で接種でき、福祉有償運送サービスの休日のタクシー利用に対し、料金半額の助成も始めます。
 また、第9期介護保険計画のスタートにより、保険料の基準額を400円引き下げ、介護用品の購入費用の一部を助成します「家族介護用品支給事業」は、引き続き要介護1・2も助成対象に加え、助成額も増額し、対象となる介護用品も拡大するなど、今後も各種福祉サービスの提供を通して、村民の健康維持をサポートし、安心に暮らし続けられるようにして健康寿命の延伸に結びつけてまいります。

 「子育て支援事業」は、今年度から「生坂村一貫教育基本方針」に基づき、施設分離型の小中一貫型教育が始まり、保育園、小・中学校、児童館と保護者、職員の連絡などのデジタル化により、業務の省力化と保護者の利便性の向上を図るため「CoDMON」を導入いたします。
 また、保育園では、交流室に洗面台等の整備と保育士の増員による保育体制を強化するとともに、児童館、小・中学校にエアコンを新設し、小学校に学級支援員の増員、中学校の特別支援教室の改修工事などを行い、将来を担う子ども達に、より良い教育環境を整備し、「生坂村こども計画」などを策定して、こども真ん中社会の実現に向け、総合的な子ども施策を推進してまいります。

「産業振興事業」は、道の駅いくさかの郷が開設5周年になり、今後も村内で生産した安全・安心な農産物の販売や、地元産の食材を使った料理を提供し、地産地消と六次産業化を推奨し、農業振興、観光振興などを進め、村民の所得向上を図ってまいります。
 また、最適土地利用総合対策を活用し、地域ぐるみの話し合いによる最適な土地利用構想の策定を進め、各地区の特色を活かした生坂スタイルの営農パターンを構築し、引き続きプレミアム率50%の「いくさかマル得商品券」の発行により、村民生活の一助と地域経済を支え、農業・商工業の振興、六次産業化などによる経済の活性化を目指してまいります。

 「地域活性化対策等事業」は、申請書に記入せず住民票等各種証明書の発行手続きができる「書かない窓口」により、村民の利便性の向上を進め、省エネ機器や木質バイオマスストーブの導入の補助制度の開始、村内の太陽光発電設備と蓄電池の整備など、温室効果ガス排出削減のための各種事業を本格的に実施することにより、村民の生活とレジリエンスの向上を図ってまいります。
また、防災士の養成、村民への防災情報等の伝達手段である防災行政無線設備のデジタル化移行の改修工事により、通信環境の安定に取り組み、安全で安心な生活の確保と地区・村の活性化につなげてまいります。
 そして、村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けていますので、村民の皆さんには、引き続き「協働による村づくりの継続」にご理解とご支援をお願いしますとともに、今回のいくさか村づくり計画などに忌憚のないご意見、ご要望をお寄せいただきますようお願いしまして、私の挨拶とさせていただきます。

 皆さんこんにちは。教育長の上條です。
日頃より教育行政や学校運営はもとより、子育て支援や保育園の運営などにご理解とご協力をいただいていることに、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。私からは、「いくさか 村づくり計画ダイジェスト版」の13ページと14ページに基づき、教育部会関係を説明します。

【13ページ】
〇 まず、新たに取り組むことですが、
・ 現在の小学校、中学校の校舎や小学校6年・中学校3年の枠組みを残しながら、地域学であるIkusaka学、北海道標津町等他地域との交流学習、豊かな人間関係づくり、多様な教員との関わり、自ら学びを生み出す授業などの取組みを通じまして、義務教育課程の9年間で、児童生徒の郷土愛や自立心などを育む一貫教育を始めます。

・ 保護者の皆さまの利便性の向上、業務の省力化や負担軽減を図るため、スマートフォンのアプリを活用した、施設と保護者間の連絡システム(コドモン)を導入します。
・ 安心・安全な保育・教育環境づくりのため、保育園の遊戯室に網戸の設置、交流室に洗面台と給排水設備を 整備するほか、小中学校にエアコンを新設するなど、各種施設の整備を進めます。
【14ページ】
〇 次に14ページの引き続き取り組むことですが、
・ 入学祝金、就学援助、自転車で通学する中学生の自転車購入費の一部補助、高校生や大学生などへの奨学金貸与など、児童生徒や保護者の皆さまなどの負担軽減に取り組みます。
・ 18歳以下のお子さんのいる全ての家庭を対象に、食料品・生活物資の配布や、子育て世帯の困りごとを適切な相談につなげる機会の確保に取り組んでまいります。
・ 旧平林家住宅(一星亭)について、県の 地域発元気づくり支援金を活用しながら、建物内部の片づけや学習会の開催などを住民の皆さまと協働して取り組んでまいります。

〇 次に変わる点としまして、村民運動会の見直しですが、
これまで、村民の皆さまの体力向上や親睦を図るため開催してきましたが、分館対抗の 形や参加者の募集方法、実施内容の見直しを行います。
村民の皆さま誰もが参加しやすい形とし、体に無理・負担が少ない、ゲーム性の高い種目を取り入れることで、体を動かすこと自体を楽しんでいただけるような行事(いくさか健康スポーツフェスティバル)にリニューアルします。今年度は、7月7日(日曜日)にB&G海洋センターで開催しますので、ぜひご参加ください。
【13ページ】
〇 最後に13ページに戻っていただいて、「お知らせ」ですが、
・ 子どもから高齢者まで幅広い年代層の方々が、文化、教養、地域課題等を学び、生きがいや健康づくり、仲間づくりなどを行えるよう、公民館で各種教室を開催してまいります。今年度は、「親子料理教室」と「木工教室」を新たに開催します。
・ 20歳の誕生日を迎える方を対象に、住民の皆さまや関わりの深い方々で祝う「二十歳の集い」を令和7年1月3日に開催します。
・ 子どもや子育て世帯、若者などの生活環境や子育てサービスの利用状況、  少子高齢化・社会経済情勢の変化で生じた課題などを把握するためのアンケート調査を行いますので、ご協力をお願いします。
 教育部会からの説明は以上です。

総務課長の藤澤正司です。
 総務課・総務部会について説明します。いくさか村づくり計画ダイジェスト版の3、4ページになります。
 総務部会では今年度、2点について新たに取り組みます。
 1点目は、防災士の資格取得に要する費用の助成を行います。数年前に元気づくり支援金を活用して同様の助成を行いましたが、今回は村の単独事業として行い、一人でも多くの方に災害に対する意識や知識を高めていただき、災害に強い村づくりを進めるものです。助成額は4万円を上限とし、講習会等の情報提供も行ないますので、自らの命は自らが守れるよう、一人でも多くの方に資格取得をしていただきたいと思います。

 2点目は、自転車用ヘルメットの購入費用の助成です。助成額は、購入費用の3分の2以内、上限3千円です。自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されており、自転車事故で死亡した人の6割以上が頭部に致命傷を負っていることから、ヘルメットを着用し、頭部を守ることがとても重要です。自転車事故による被害を軽減するため、ヘルメットの着用をお願いします。
 次に、村からのお知らせや緊急放送をしている、防災行政無線のデジタル化を進めます。今年度から2年をかけ、役場の基地局、村内の屋外子局、各ご家庭にある個別受信機を更新します。今年度は、役場の基地局と屋外子局を中心に整備を進めます。
 次に、消防団では火災発生時の初動体制の充実を目的に、昨年度から機能別団員制度を導入しました。今後も引き続き、組織の体制強化や関係機関との連携により、有事における初動体制の強化を図っていきます。
 一方、消防団員の減少と高齢化が進んでおり、災害発生時の対応が危惧されるため、新入団員の確保が喫緊の課題です。団員の確保に向け、消防団入団に対する村民皆様のご理解とご協力をお願いします。

 この他、感震ブレーカーの設置費用の助成を、引き続き行います。能登半島地震での火災は、屋内での電気配線に起因した可能性が指摘されています。地震など災害発生時における、電気による事故を防ぎ、安全で安心な生活のためご活用ください。
 最後に村の財政状況ですが、脱炭素事業の実施も加味した上での今年度から令和10年度までの財政シミュレーションでは、安定した運営ができる見通しですが、地方交付税への依存度が高い本村では、国の財政や経済状況を注視していく必要があります。
 今後5年間においては、基金からの繰り入れも考えられますが、村の財政負担を少なくする補助金・有利な起債等を活用することで、引き続き財政の健全化に努めていきます。
 総務部会関係は以上です。よろしくお願いします。

 村づくり推進室長の藤沢友宏と申します。
 はじめに、この計画におきましては、「村づくり計画ダイジェスト版」の2ページの記載のとおり、村づくりのための基本構想として、「第6次総合計画」による村の目指すべき将来像を示すもので、第2期総合戦略と一体的に本計画を策定しております。
 続いて、令和6年度村づくり計画の変更点及びお知らせ事項について、説明いたします。
 「協働による村づくりの推進」では、令和6年度より新たにいくさか大好き隊員が2名加わり、地域おこし協力隊14名、集落支援員7名の21名となりました。各業務におきまして、地域の様々な課題解決に向けた支援を引き続き、進めてまいります。

 次に、村づくり推進室の事業について、ダイジェスト版5ページ、6ページの内容に沿って、ご説明いたします。
 村では、2050年までのカーボンニュートラルの実現を目指して、その道筋を示した「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定しております。
 村では脱炭素の実現と地域課題の解決に向けた取り組みを推進していきます。令和6年度の事業については、後段の各部会の連携事業の中で、ご説明いたします。
 村づくり推進室で、引き続き取り組む事業としましては、地域の人材育成として、今年度も「いくさか未来スクール」を企画します。
また、雲根地区で進めています「いくさか創造の森プロジェクト」につきましては、本年度も県の地域発 元気づくり支援金を活用して、イベント事業を計画していきます。
 本年度の内容や開催日等の詳細に関しては、今後、チラシ等により、ご案内いたします。
 移住・定住対策につきましても、生坂村UIJターン就業・創業移住支援事業を引き続き、実施していきます。支援金に関する内容に関しては、村づくり推進室までお問合せください。
 また、村では、空き家対策を引き続き、進めてまいります。空き家の貸主が借主を選べるラインを活用したサービス「さかさま不動産」を新たに開始し、推進を図っていきます。村内の空き家でお困りごと等ございましたら、村づくり推進室まで、ご連絡ください。
 令和6年度は、人口減少対策や持続可能な村づくりのための取り組み計画である「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」について、見直しを行います。計画の見直しに必要なアンケートをお願いしていく予定としておりますので、ご協力をお願いします。

 ダイジェスト版15ページからの各部会の連携事業について、ご説明いたします。
 はじめに、役場窓口の各種手続きや届出につきましては、役場の窓口に新たに設置したタブレット型のパソコンを用いて、マイナンバーカード等の身分証明書により、申請書を書かずに手続きが出来るようになりました。手続きが可能な書類や届出などは、15ページの内容をご覧ください。
続いて、脱炭素社会に向けた、令和6年度に実施する事業では、
株式会社いくさかてらすでは、民家・民間事業所・公共施設への太陽光発電設備、蓄電池等の設置を進めていきます。
 村民の皆さまへは、省エネ機器の導入補助、木質バイオマスストーブの導入補助を開始しております。導入に関する内容は、ダイジェスト版16ページにお示ししてあるとおりです。手続きやご要望は、4月に全戸配布しました「いくさか便り龍と子」に取り扱う村内事業者の一覧にお示しておりますので、ご相談ください。

 17ページではその他の各種事業について記載しております。公共施設における木質バイオマスボイラー・ストーブの導入では、やまなみ荘にチップボイラーを設置していきます。役場等の公共施設にはペレットストーブの導入を進めていきます。
 古民家脱炭素リノベーションでは断熱、省エネ事業を進めていくため、現在、候補物件の募集を行っています。詳細については、5月に全戸配布しました「いくさか便り龍と子」をご確認いただき、お問い合わせは、村づくり推進室までお問合せください。
 役場の公用車や村営バスをEVに更新するとともに役場や公民館には、EV充電器等を設置していきます。
 また、村民の皆さまが利用できるカーシェアリングも計画していきます。
上生坂区、草尾区では自営線マイクログリッドを構築して、太陽光や小水力発電による再エネ電力で補い合うことにより、平常時や非常時でも安定した電力が確保できるよう計画していきます。
 公共施設電力の受給管理システムでは、電力の逼迫時の電力調達コスト対策や電力余剰時の余剰電力の有効利用を図るためのシステム設計を計画していきます。

 今回の村政懇談会では、令和6年度の脱炭素に関する村民説明会を併せて行う2部構成として企画しております。
 この脱炭素に関する村民説明会では、これまで6月でお示することとしていた内容を中心に、ご説明する予定としております。
 脱炭素に関する説明会の資料は、6月25日に全戸配布いたします。説明会の資料は当日、ご持参の上、ご参加ください。なお、配布日までに開催が予定される小立野区、下生野区に関しては、資料を当日、会場でお配りする予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。
 以上で、各部会の連携事業の説明は以上です。

 住民課の中山です。住民部会についてご説明いたします。資料7ページです。
 住民課関係では、引き続き行う事業として、後期高齢者医療制度での人間ドック助成や犬や飼い猫等の避妊去勢手術費の一部助成、生ごみ処理機購入経費への補助を行っています。
 子育て支援では、18歳以下のお子さんのいる世帯を対象に水道超過料金の助成や、2歳未満の乳幼児の保護者の方に紙おむつへの燃えるごみ専用袋の交付を行っています。婚活及び結婚の支援としては、スマホやパソコンでお相手が検索できる「ながの結婚マッチングシステム」登録料の全額補助や、婚姻日の年齢が39歳以下で一定の要件を満たすご夫婦を対象に住宅購入や引越し費用などの一部補助を実施しています。
 つづいて、歯科診療所では、マイナンバーカードが保険証として利用できるようになりました。
 なお、今年12月から保険証のマイナンバーカードへの移行が始まります。マイナンバーカードを保険証として利用するには、事前に登録が必要なため、ご自身で登録していただくか、役場窓口までお問い合わせください。
マイナンバーカードは、身分証明のほか、各種電子申請や住民票・印鑑登録証明などコンビニなどで取得できますので、ぜひご活用ください。
8ページをご覧ください。

 今年度から変わる事業についてご説明します。社会就労センターの運営が指定管理者制度により村から社会福祉協議会になりました。今後、連携しながら就労の場を広め、より利用しやすい施設運営を進めていきます。
 次に、後期高齢者医療制度では、今年度は2年に一度の保険料改定の年になります。保険料が引き上げとなりますので、ご承知おきください。
つづいて、お知らせとお願いです。
 最近、燃えるごみの量が増えてきています。自然環境の保全とごみの発生を抑え、リサイクルへのご協力をお願いします。
 次に、やまなみ荘では、季節ごとに色々な宿泊や宴会プラン等をご用意しています。また、仕出しやテイクアウトの注文を承っておりますので、ぜひご利用をください。
 なお、今年度から道の駅いくさかの郷駅長がやまなみ荘の副所長を兼任することとなりましたのでお知らせいたします。
 以上、住民部会の説明といたします。よろしくお願いいたします。

 健康福祉課の松沢と申します。健康福祉部会について説明します。9ページをお願いします。
 今年度から新たに取り組む事業では、ワクチン接種の助成として、帯状疱疹ワクチン接種とおたふくかぜワクチン接種の助成を始めます。帯状疱疹ワクチン接種は、50歳以上の方が対象で、費用の半額を助成します。ワクチンの種類により助成金の上限額が違います。
おたふくかぜワクチン接種は1歳から2歳の方が対象で、一人3千円を助成します。
また、骨髄バンクドナーと、ドナーが勤務する事業所に対する助成を行います。ドナーには、入院・通院・面談をした場合1日あたり2万円。事業所には1日あたり1万円を助成します。
 
 引き続き取り組む事業では、昨年度対象者と対象となる介護用品を拡充した家族介護用品支給事業を、今年度も継続します。
要介護1と2で、村民税非課税世帯の方は、月額3千円、課税世帯の方は、千円、要介護3以上で非課税世帯の方は、月額5千円、課税世帯の方は、2千円を助成します。
 今年度、安曇野市と池田町で助成券の取扱店が増えました。
 今年度から拡充する事業ですが、有償運送サービスに登録している方が、土日祝日にタクシーを利用した場合に料金の半額を助成します。1回の利用料金が2千円以上で、生坂村から出発または、生坂村に到着する利用に限ります。
介護保険料は、制度の見直しにより課税段階が13段階に変更となり、今年度から令和8年度までの保険料は、基準額の月額で400円引き下げとなりました。また、国民健康保険は出産育児一時金と葬祭費の支払額が拡大し、国民健康保険税では、未就学児にかかる保険税均等割りや、出産される方の保険税所得割・均等割りが減税となります。

 最後におしらせですが、今年度から新型コロナウイルスワクチン接種は定期接種に移行し、希望者が病院等で接種するようになります。65歳以上の方には、個人負担の一部を公費で負担し、インフルエンザと同様に千円で接種できるようにします。
また、75歳以上の高齢者のみの世帯を対象に行っている大好き隊による見守り業務は対象を拡大し、日中高齢者のみとなる世帯も訪問を始めました。
以上健康福祉課からの説明とさせて頂きます。ありがとうございました。

振興課の眞島です。  振興部会について、ご説明いたします。
 11ページをお願いいたします。
 初めに、今年度から新たに始まる事業としまして
 子育て世帯向けに若者定住促進住宅の建設に向けて、今年度住宅用地を取得します。来年度以降、若者定住促進住宅を建設し、人口維持につながるよう進めます。

 次に、ここが変わりますとして
 1つ目に、村営住宅を対象に、ゼロエネルギー住宅への実現化を図るよう整備を行っていきます。
2つ目に、今年度から地方公営企業法に適用した簡易水道事業会計及び下水道事業会計に移行し、経営状況の的確な把握により将来にわたって持続可能な経営基盤の強化を進めていきます。
 次にお知らせです
 昨年度、4年ぶりに盛大に開催しました赤とんぼフェスティバルを、今年度は10月19日土曜日に開催を計画しています。
つづきまして、12ページをご覧ください。

 引続き取り組みますとして
 まず1つ目は、5周年を迎えましたいくさかの郷では、安心安全な農産物の販売、地元産の食材を使った料理の提供や、毎月開催していますいくさかの郷特産市など、多くの方にご利用いただけるよう努めるとともに、村の活性化に結び付けてまいります。
 2つ目は、これまでに交流人口の増加や観光客の誘致を図り、村内の各団体の協力を得ながら、農業体験や地域農産物の魅力発信等を行ってきました。引き続き、やまなみ荘・いくさかの郷が軸となって、過疎化・高齢化に悩む当村の問題解決を図っていきます。
3つ目、高津屋森林公園について、オートキャンプサイト等を整備し、利用客も増加しており、引続きニーズに沿った居心地の良い環境整備を目指します。
 4つ目は、県営中山間総合整備事業について、今年度日岐工区の農道及び農業用用排水路の整備を行う予定です。

 5つ目は、各地区の農地を含め地域農業をどのように守っていくか、地域ぐるみで話し合いを行いながら検討していきます。
 6つ目は、有害鳥獣による被害が拡大しているため、団地を囲む侵入防止柵による獣害防止対策を、地区の要望により補助事業を申請し推進します。
 最後7つ目ですが、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅を対象に、無料で耐震診断を受けることができます。また、診断結果により耐震改修が必要な住宅へは、改修補助など住環境の整備に支援します。
以上、振興部会の説明とします。よろしくお願いいたします。

・・・・最後のあいさつ・・・・

 令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版についての説明は以上です。
 説明した内容への質問や意見、また行政についての意見は生坂村役場各部署へお問合せくださるか、令和6年度村政懇談会を6月24日、月曜日から7月29日、月曜日にかけて、各区の会場及び8月3日土曜日は子育て世帯の方、オンライン参加希望の方を対象に行いないますので、大勢の方にご参加いただき、ご意見を頂きたいのでお願いします。
 なお、村政懇談会終了後に脱炭素事業に関する村民説明会を行いますので併せてご出席をお願いします。
 詳しい内容については、5月の全戸配布でお配りしています、令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版をご覧ください。また、村政懇談会にご出席いただく際は、この令和6年度いくさか村づくり計画ダイジェスト版をお持ちください。宜しくお願いします。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川対岸のパラグライダー初級コースから、朝日が差しだした上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で身体測定(未満児)・ソーシャルスキルトレーニング、小学校で運動器検診(5年)、中学校で運動器検診(2年)・プール授業開始、一般質問打合せ会議、食改地域食材活用講習会、健康応援隊in小立野、3班の皆さんの元気塾などが行われました。

やまなみ荘のテイクアウト昼食&日岐周辺からの風景

2024年06月10日 | 生坂村の報告
 6月10日(月)は雲が広がっても日差しが届いて、昼間は少しジメジメと感じました。


△▽ 6月用のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 お昼には金曜日から月曜日に移行しての職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。


 今回もカツ丼、鶏から丼、中華丼、焼肉丼、鳥から丼、おからハンバーグ丼、チャーハン、野菜サラダに、今月のハチクフェアのチャーハン、冷やし中華などのメニューをたくさん注文してもらいました。


 私は、お味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、ハチク入りチャーハンとサラダを注文して食べました。ハチクが程良く入っていて食感と味が良く美味しくお腹いっぱいになりました。


 村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウト、宴会、食堂、灰焼きおやきなどをご利用いただきますようお願いいたします。


 私は朝礼後、教育委員会の子ども計画策定業務の開札をした後、12日(水)開会の6月定例議会の冒頭挨拶と一般質問の答弁書の対応、11日(火)に ICNで収録する村政懇談会の資料説明についての挨拶などの執筆に追われました。

日岐周辺からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐の犀川対岸に行き、生坂ダム湖と青空が少し見えてきた上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、保育園で山雅サッカー教室、小学校で縦割り清掃(13日迄)、教育委員会関係開札、乳がん検診(超音波)、やまなみ荘で村内無料入浴デーなどが行われました。



信濃十名勝「山清路」の風景と泉小太郎伝説

2024年06月09日 | 生坂村の風景
 6月9日(日)は雲が優勢の空で、朝晩は少しヒンヤリしても、昼間は過ごしやすい体感になりました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路に行き、清き流れの犀川や大きな奇岩の渓谷美の風景を撮影しました。
信濃十名勝「山清路」の風景
 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。

 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまった。

 泉小太郎は母の行方をたずね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができた。
 犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」といった。

 泉小太郎はいわれるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里とした。
 この後、犀に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられている。

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所である。そのおかげで生坂の地も人里と なった。かつては、感謝とこの地の発展を祈って毎年5月に犀竜小太郎祭が盛大に行われていた。

 「犀龍と泉小太郎」の物語にはいくつかの教訓が含まれています。以下に4つのポイントが示されていました。

  1. 親子の絆と協力:泉小太郎と犀龍は、親子の絆を大切にし、共同で目的を達成しました。この物語は、家族や仲間との協力が重要であることを示しています。

  1. 自然との調和:泉小太郎は湖の水を日本海へ流すことで、地域の自然と調和を図りました。私たちは自然と調和し、環境を大切にすることが大切です。

  1. 困難を乗り越える勇気:泉小太郎は山清路の岩盤を打ち破り、湖の水を流すために困難に立ち向かいました。この物語は、困難を乗り越える勇気と決断力を称賛しています。

  1. 地域の発展と貢献:泉小太郎の行動は地域社会に大きな影響を与え、松本平を肥沃な土地に変えました。個々の行動が地域社会の発展に寄与することを示しています。
これらの教訓は、私たちが日常生活で大切にすべき価値観を示しているとのことです。

 今年の辰年は龍の年に当たり、犀龍小太郎伝説のある生坂村ゆかりの年であり、龍は強さ、勇気、創造性、革新性を象徴するシンボルとのことで、潜在的な可能性のチャンスに満ちた年といわれ、生坂村の一世一代の大事業が本格的に動き出す年でもあります。

 私は、毎朝恒例の撮影とSNSでの発信を済ませ、6月定例会の一般質問の対応をしながら、息抜きに孫を連れて公民館の掃除の様子を見に行きました。

 掃除はほぼ終わっていて、私の代わりに息子が掃除をしていて、孫を連れて一緒に帰ってきたので、やっと議会対応の諸々の執筆ができました。

 本日生坂村では、B&Gプール開き、農地に関する話し合いなどが行われました。

松本圏域障がい者スポーツ大会&スカイスポーツ公園上空からの風景

2024年06月08日 | 私の日々の活動
 6月8日(土)は日差しが届いても段々と薄雲が広がりましたが、昼間は気温が上がり、季節先取りの暑さになりました。

 午前9時30分から、信州スカイパークのやまびこドームにおいて、松本圏域障がい者スポーツ大会が開催され、長野県松本保健福祉事務所の長瀬有紀所長の開会あいさつで始まりました。

 松本圏域在住の障がい者がスポーツに親しみ、スポーツを通じて親睦と交流を図る中で体力の維持・増進を図り、社会活動への参加を促進するとともに、地域住民の障がい者に対する理解と認識を深めることを目的として行われました。

 今年度は塩尻市が当番で、松本圏域の障がい者や家族の皆さん、スポーツ大会実行委員、中信地区障がい者スポーツ指導員、手話通訳、松本大学・松本短期大学・松本看護大学の学生の皆さんのスタッフなど、多くの皆さんが集い盛大に開催されました。

 開会式は、あいさつ、来賓紹介、参加者代表の選手宣誓、準備体操はみんなでラジオ体操第一を行いました。


 生坂村からは10名ほどが参加され、色々なニュースポーツやレクレーションで楽しんでいただきました。
 また、民生委員の皆さん、社会福祉協議会、健康福祉課の職員の皆さんが付き添いをしていただきました。

 ポケネット・スカットボール・ディスクゴルフ・アキュラシー・ストラックアウト・アトラックゲーム・どこでもボウリングのニュースポーツがありました。





 生坂村の参加者達は、皆で一緒にゲームを楽しみ、上手に輪を通したり、的を落としたりした時は一緒に喜んだりして盛り上がっていました。


 また、上手くいかなかった時は一緒に残念がったり、いつも声援を贈ったりして、皆で楽しんでいました。



 レクリエーションのラッキーロープでは、安曇野市と麻績村と生坂村で1チームを作り、生坂村は2名ずつ2回行いました。


 運良く長いヒモを引いた方はガッツポーズをして喜んで、チームの仲間からも拍手が起こり嬉しそうでした。1回目は残念ながら3位という結果でした。

 2回目は、出足が悪かったのですが、徐々に長いヒモを引く方が多く、生坂村の2人も順調に長めのヒモを引きリードを広げ、見事優勝して皆で拍手をして喜びました。



 最後は、殆どの皆さんが参加され、今回もパン食い競争ではなく、感染防止のため「パン取りゲーム」として行われました。


 北海道産あずきのこしあんや粒あんのあんパン、カスタードのパンなどたくさんあり、品定めをしている方もいましたが、皆さん楽しんでいました。

 今回も午前中で終了しましたので、私は来賓としては唯一人残って、ずっと声援を贈ったり、写真撮影したりしていました。

 帰りには、皆さんと一緒に芝生の上やベンチでお弁当を食べてから帰ってきました。

 参加された皆さんと付き添いをされた皆さん、お疲れ様でした。私も多くの方とお話ができ、皆さんと触れ合いながら楽しい一時を過ごさせていただきました。

スカイスポーツ公園上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、スカイスポーツ公園に上がり、朝日が差してきた上空からの少し薄暗い風景を撮影しました。


 その他生坂村では、地域未来塾、農地に関する話し合いなどが行われました。


千曲川・犀川重要水防箇所等合同巡視

2024年06月07日 | 生坂村の報告
 6月7日(金)午後2時30分からは、毎年度梅雨や台風による水害が心配される出水期に、生坂村の千曲川河川事務所 松本出張所管内の重要水防箇所等の合同巡視を実施していただきました。

 今回は千曲川河川事務所 浅見所長、松本出張所 小飯塚所長はじめ職員の皆さん、松本広域消防局明科消防署員、下生野の宮川区長、小立野赤羽区長さん方、生坂村消防団の中山団長、原田副団長、藤澤副団長、田中消防主任、行政からは私と眞島振興課長、日岐建設係長が合同で巡視を行いました。

 最初にB&G海洋センター下駐車場にある水防倉庫の前で、千曲川河川事務所の浅見所長から出水期前に、生坂村の当管内の重要水防箇所を合同で巡視することは防災の観点から重要であり、ここ数年陸郷水位観測所において氾濫危険水位を超過し、犀川の水位上昇により内水氾濫が発生したように、近年は気象変動により災害が激甚化、頻発化している状況であり、集水域と河川区域のみならず、氾濫域も含めて一つの流域として捉え、地域の特性に応じ、氾濫をできるだけ防ぐ、減らす対策、被害対象を減少させるための対策、被害の軽減、早期復旧・復興のための対策をハード・ソフト一体で多層的に進めるなど、流域のあらゆる関係者が協働して取り組む「流域治水」に取り組んでおり、今後も防災・減災や災害対応など連携して対応してまいりたいなどと挨拶をいただきました。

 私からは、浅見所長はじめ関係の皆さんにご参集いただき、毎年度恒例の出水期前に重要水防箇所等の合同巡視をしていただきますこと謝辞を述べ、6月30日には、下生野築堤工事の起工式を行う予定であり、小立野地区の築堤工事に続き実施していただくことで国の直轄期間はハード面でとても整ってきますし、流域治水の取り組みとして、当地区では田んぼダムを行う予定であり、村では雨水貯留タンクの設置補助も行って進めているところでありますので、今後も千曲川河川事務所をはじめ関係機関と連携して、防災、災害対応をハード・ソフト両面から行うことにより、村民の皆さんの安全・安心な生活を守るとともに、引き続き関係の皆さんのご指導、ご支援により、適時、的確な災害対応と、生坂村の防災・減災に取り組んでまいりますなどの挨拶をさせていただきました。

 次ぎに松本出張所 小飯塚所長から、本日の巡視行程、令和6年度の村内重要水防箇所、松本出張所管内緊急用資器材保有状況、犀川における洪水予報・水位情報周知、危機管理型水位計の運用、令和2・3年の出水状況などについて説明をしていただきました。

 水防倉庫の備蓄材の確認では、田中消防主任が防災倉庫 備蓄品リストにより説明をし、備蓄してある保存水・生理用品・簡易トイレ・土嚢袋・浄水器・発電機などの資材と備蓄品等の確認をしていただき、今回もきちんと整理整頓されていましたが、土嚢が劣化していて水土嚢で対応することと、普通の土嚢も用意することにしました。


 国の管理区間は日野橋から上流ですので、今年度も下生野の日野橋上流右岸箇所から現地確認の巡視を行いました。こちらの下生野地区も平成18年7月洪水において上流ダム群の特例操作により、越水決壊を回避した無堤区間ですので、令和2年度から堤防整備が事業化になり、6月30日起工式を行い工事に着手していく予定になっております。


 日岐地区から令和2・3年の豪雨時の流木が、日野橋の橋脚に引っかかっていて、洪水の時に下流域が心配とのことで、撤去して欲しいと要望がありました。
 現地で、現在生坂ダムが発電機を更新しているので、犀川の水位が下がった時に撤去できないかと要望させていただきましたが、撤去責任が橋の管理者との説明も伺いました。しかし、検討していただけるというお答えもいただき、今後両者で調整させていただきたいと思います。

 毎年度ご説明いただく危機管理型水位計は、長野県河川課で設置していただいた水位計も一緒に「川の水位情報」サイトにおいて、パソコンやスマートフォンで見られ、増水時には身近な河川の状況を確認できます。

 次ぎに睦橋上流右岸の旧下生野揚水場下流の水衝と洗掘でB判定の箇所を、睦橋の歩道から確認し、睦橋橋脚の水位換算氾濫危険水位が判断できる量水標の説明も受けました。

 この水衝と洗掘でB判定の箇所にあった揚水場は、県営中山間総合整備事業により撤去しましたので、上下流の護岸をつなげる一体的な工事がしやすいように感じました。


 次に小立野の天神沢と犀川の合流地点に行き、下生野横手の右岸の判定B水衝・洗掘と、堤防の越水・溢水の判定Bの説明を受け、水衝箇所には10数年前にテトラポットを100数十個設置するなどの対策は講じているお話をさせていただきました。

 また、堤防の天場は数年前に舗装していただき、堤防の強化にはつながっていると考えます。

 次は、陸郷観測所の犀川対岸から観測所の水位の観測やデータの管理と発信、犀川の流量の計測方法などについて説明をしていただきました。


 最後は、小立野堤防の樋門のところに行きました。当村の小立野区の築堤工事は令和2年10月に完成し、樋門の周辺で令和2年7月豪雨と3年8月豪雨の内水氾濫で対応していただいた排水ポンプ車や消防団の排水活動のこと、昨年5月8日未明の内水などを話し合いました。

 また、平成18年に整備前の堤防が越水しそうになり、当時の丸山消防団長の陣頭指揮により、木流し工や土のう工を行った様子やその写真による要望活動の話しも出て懐かしく感じました。

 現在、松本建設事務所で県道下生野明科線の側溝の布設工事を実施中であり、県道から上部の雨水に関しては、大部分がその側溝を流れて天神沢に注ぐようにしていただく様になりますので、内水氾濫のリスクはかなり軽減されると考えています。

 参加された皆さんには、初夏のような暑さの中、合同巡視をしていただき感謝を申し上げます。今後ともそれぞれに連携して、生坂村の「災害に強い村づくり」にご指導、ご支援をお願いいたします。

議会全員協議会&松本税務署長感謝状贈呈&大日向上空からの風景

2024年06月07日 | 生坂村の取組
 6月7日(金)は日差しが徐々に届き青空が広がり、昼間は少しムシ暑い体感でした。
 午前10時からの議会全員協議会は、太田議長、私の挨拶で始まり、総務課長から6月定例会の議案について要旨を説明させていただきました。


 その後報告4件については、定例会初日に提出し審議をいただき採決になりますので、担当部署から詳しい説明をさせていただきました。

 生坂村税条例の一部を改正する条例が4月1日の施行について質問をいただき、毎年度、国の関係法令の条例改正が4月1日から施行されているため、専決処分でお願いして、4月1日に溯って施行していると回答しました。

 事件案1件、条例案1件、予算案1件の要旨について説明させていただきました提出議案については質問がなく、定例会初日に提出して、各常任委員会でご審議いただく予定になりました。

 6月3日(月)の議会運営委員会の後の全員協議会で反省会について協議していただいた結果、最終日の20日(火)午後6時からやまなみ荘で実施し、行政側は課長以上の出席を求められました。

 午後1時からは松本税務署長から田中署長はじめ署員の皆さんがお越しいただき、下記の内容の感謝状の贈呈を受けました。

 「貴村は国税当局への申告書等データの引継ぎを積極的に実施され住民サービスの向上並びに地方税当局及び国税当局双方の行政効率化に多大な貢献をされましたここにそのご尽力に対し深く感謝の意を表します  令和6年6月7日  松本税務署長 田中聖一」


 生坂村は3年間ほど掛けて、国税当局へ申告書等データの引継ぎを順調に進め、令和5年度に申告の9割近くがデータによる申告になり表彰されました。

 2年ほど前に東筑摩郡5村は、国税当局への申告書等データの引継ぎが低いいというご指摘を受け、私が村長会長として4村長にも、「データ引継ぎを積極的に行うために、担当職員に働きかけましょう」とお願いし、令和4年度、5年度と4村が80%を超え、それぞれ感謝状をいただきました。
 担当の職員各位には、国税当局への申告書等データの引継ぎにご尽力いただき、住民サービスの向上並びに地方税当局及び国税当局双方の行政効率化に多大な貢献をされたことに感謝申し上げます。


大日向上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向南平のぶどう畑にいき、雲が優勢の上空からの風景を撮影しました。
 


 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で身体測定(低)、中学校で読書集会、なのはなでおさんぽ、子ども保健委員会、千曲川・犀川重要水防箇所等合同巡視、商工会役員会、2班の皆さんの元気塾などが行われました。


脱炭素事業打合せ&一般質問打合せ会議&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2024年06月06日 | 生坂村の取組
 6月6日(木)は日差しが届き昼間は汗ばむ暑さになりましたが、段々と雲が優勢になりました。

 午前10時からの脱炭素事業の打合せは、前回の脱炭素事業打合せとゼロカーボン推進プロジェクト会議の検討結果について、更に検討が必要な事項について協議をしました。
 (株)いくさかてらすとの契約対象や条件の検討として、PPA事業と小売事業、先行サービスの特徴、価格優位性の推移予測、プラン単価の再設定、料金モデルケースなど、既設太陽光設備買取に係る検討として、モデルケースの設定、買取価格の設定、必要な書類や情報など、広葉樹ペレットの特徴と国内での生産事例について、第2回説明会のQ&Aについて、龍と子6月号についてなどの協議をしました。

 村議会定例会ごとに一般質問の通告に対して、関係部署の管理職による打合せ会議を行っております。
 今回も12日(水)の開会日の翌日に一般質問を行いますので、本日午後4時から1回目の打合せを行いました。
議員各位の通告に対して、通告通りの質問相手や担当部署に依頼し、答弁(案)をいただいた内容に対して協議をし、答弁書の数箇所の変更や追加をお願いして作成してもらうことにしました。

 その変更内容と私の答弁をまとめて、11日(火)の朝に各担当者に渡し、最終チェックをしてもらいます。
 今回も事務的なことや現状に対しては、各課長が主に答弁し、質問の課題解決策や方向性などは、私、副村長が答弁するように割り振りしました。
 今定例会の一般質問は、開会日の翌日の13日(木)の1日間になり、6名の議員各位がそれぞれ下記の内容で一般質問に登壇いたします。

順番  質 問 議 員       質問内容            質問の相手

1     吉澤弘迪       1.農業振興と土地利用について               村長
                                              副村長
                                              振興課長


2     島 幸恵       1.脱炭素先行地域づくり事業について            村長
                 2.生物多様性保護について


3     字引文威       1.バイオマス木材燃料について               副村長
                 2.太陽光発電施設のケーブル窃盗事案について


4     平田勝章       1.農業の現状と課題について                振興課長
                 2.村営住宅の管理内容について


5     望月典子      1.空き家問題の今後の対応について             村長
                                             担当課長
 

6      山本吉人       1.京ヶ倉登山など生坂村のアウトドアフィールドの       住民課長
                   観光、レジャーの展望について                振興課等


草尾上野ぶどう畑上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾上野ぶどう畑に行き、薄雲が広がっていた上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で未満児自由参観、小学校でイクサカラットリンタイム、健康応援隊in古坂、健康福祉課事業打合せ、地域支え合い推進会議、上土ふれあい新鮮市などが行われました。

日岐と小舟上空からの風景&新建新聞社取材対応

2024年06月05日 | 生坂村の風景
 6月5日(水)は晴れて気持ちの良い空が広がり、朝晩は過ごしやすい体感でしたが、昼間はカラッとした暑さを感じました。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が晴れてきて朝日が差してきた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。
日岐と小舟上空からの風景


 午前11時からは、新建新聞社から長野県治水砂防協会の会長という立場で取材を受けました。防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策後も安定的に国土強靱化を進めてほしいとの切実な声に対して、昨年6月、国土強靱化基本法の改正法が可決、成立し、今後「国土強靱化実施中期計画」策定についての見解、その前の「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」によりハード事業推移の見解、砂防事業の効果事例の発信、当協会の創立90周年に向けての心意気、当村の脱炭素先行地域づくり事業など多岐に渡りお話しさせていただきました。


 午後1時30分からは、長野県治水砂防協会犀川支部の支部長として、収支等の決済、総会時の支部長表彰と講演会の内容、参集範囲の検討、犀川砂防事務所の改修状況などについて協議をしました。


 本日生坂村では、保育園で未満児自由参観、小学校で6年生社会見学、中学校で全校草取り・生徒会・北部校長会、児童館でしょうぎ教室、松本山雅トレーニング講座、配食サービスなどが行われました。




小立野と下生野上空からの風景&長野県町村会役員会

2024年06月04日 | 生坂村の風景
 6月4日(火)は日差しがあっても、天気の急変に要注意との予報でしたが、穏やかな天気の一日でした。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲が途切れて朝日が差してきた小立野と下生野上空からの風景を撮影しました。
小立野と下生野上空からの風景


 午前10時30分からは、長野県町村会6月役員会が自治会館で行われ、私は副会長という立場で出席しました。

 羽田会長の挨拶で始まり、協議事項として、長野県町村公平委員会公平委員の選任(案)について、長野県市町村自治振興組合役員の選任(案)について、7月役員会の日程について事務局より説明を受け協議をし、原案通り承認しました。

 次に報告事項として、県内6団体による国の施策並びに予算に対する要望について、県地震防災対策強化アクションプラン(仮称)策定に向けた市町村と取り組む施策の検討について、町村への寄附金について、元気なふるさと収穫祭めぐり2024について、町村長等の給料月額等調査の結果について、石川県町長会からの御礼について、役場庁舎の夜間宿直等の状況について、旅費等の支給基準・単価について、「持続可能な地域社会の実現に関する緊急要望」について要請活動、PFIについての検討会、福祉医療の無料化の検討などの報告を受け、協議をして了承いたしました。


 本日生坂村では、保育園で未満児自由参観・ソーシャルスキルトレーニング、中学校で歯科検診、いくさか歩こう部、保育園献立会、塩筑校長会来訪、1班の皆さんの元気塾などが行われました。



議会運営委員会&上生坂上空からの風景

2024年06月03日 | 生坂村の会議
 6月3日(月)午後3時からの議会運営委員会は、第2回 議会6月定例会の提出議案の概要説明をした後、6月定例会の日程等を決めていただきました。

 6月12日(水)午前10時開会、14日(金)午前10時から総務建経常任委員会、17日(月)午前10時から社会文教常任委員会、一般質問は、13日(木)の午前10時からとなり、20日(木)は委員長報告・質疑・討論・採決などを行う最終日としました。

 通告締切は6月4日(火)正午迄、答弁書の提出は6月11日(火)正午迄で、全員協議会は、6月7日(金)、6月20日(木)に開催するなどの日程を決めていただきました。

 請願・陳情についての最終受付日は、6月10日(月)で、反省会については、議会全員協議会で決定することとなりました。

 定例会の招集日を早めに知らせて欲しいという意見があり、例に出した松川村を参考にしようと、どの様に早めに知らせているか聞いたところ、当村と同じ様な日程でお知らせしているとのことでした。

 臨時議会の提出議案について詳しい内容を知らせて欲しいと意見があり、議案の提出方法は地方自治法に則り提出しているので今まで通り提出することで理解をお願いし、「3月14日に提出された決議書に名前を記した6名の議員に対し、島議員から処分要求があった事案」については、議会提出の追加議案であり、行政側からの提出議案でないことなどの協議をしました。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、青空が広がり朝日が顔を出してきた上生坂上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、小学校で振替休日、中学校で衣替えスタート、青年等就農計画認定書授与、議会全員協議会、定例課長会議&ハチクの会総会、ハチクの会目ぞろい会、せせらぎ公園作業などが行われました。