学生時代はよく来ていました。
昔は電車通りにありましたね。
部活帰りにかき揚げ丼を食う、それがムシマルのあなざーすかい。
 
(何年ぶりだろう・・・立派になられて…)
  
 
 
 
おひざ処・・・どういう意味だろう、くつろぎスペースって意味かも?
店舗が移ってからは初かな?
どこでもあいちゅう席をということで、端っこに。
 
ああ、なんか懐かしい箇所が!
前店のよすがというか昔も格闘家を応援しているものが壁面にあった気がします。
 
うーんと。
今日は酒が呑めるからな。
丼で終わらすの勿体ないぜ。
 
メニューを持てい!
え!300円でおまかせ握り寿司?
できらあ?
 
破格だ・・・・。
丼が、まだ、500円!海鮮丼もかき揚げ丼も500円!

君が泣くまで、500円を!やめない!

思わず心の英国紳士が殴りかかってしまいました。
・・・心がくじけそうだよ・・・・郷愁が、青春時代が追っかけてきた!
(だいたい学生時代はかき揚げ丼か海鮮丼でした)
今でもワンコインで、500円でビビります。ブルっちまっています。
ムシマルは学生時代を過ぎて擦り切れたのに・・・・お前は変わらないのか・・・・。
 
 
さらにメニューを見遣ります。
前からあったっけ?値段的に丼ブリより上位なので頼まなかっただけ?
 
ようし、
・・・・・・・・・・・生ビール、秀オリジナル巻500円、だし巻き(吸い物味)500円、サバの干物300円を。
・・・ベタとオリジナリティを両方捉えようとした。
ああーー頼んだ後でドキドキしてきました。
こころが令和の感じがしない、タイムリープしたのかも。
 
【秀オリジナル巻】

たまごやき、きゅうり、カニカマ、ウナギがあり、シソで内巻きしてくれている逸品。

これ、かなりの具だくさん。

(初めて頼んだ気になっていましたが、・・・なんか記憶にある!たぶん一回か2回は頼んでる!脳でなく胃が覚えてる!)
どれの個性が強い、ってことはなく、ドリフターズみたいに個性が混ざって一丸においしい。
エルフもドワーフも薩摩へごもんも源氏武者もいる。
仕上がりは甘さが残ります。
タマゴときゅうりの勢いがよい、‥‥で、あるか。
(日本酒にすりゃよかった)
この甘さの残る感じは、キレのいい酒に合いそう。
 
 
【サバの干物】
脂のかがやき。ひと言でいうなら。
 
もっと言うと照りから息が止まるような芳香、歯を入れたら堕ちて昇天…もはやこの鯖はラブソングなのでは?
 
干物のイメージを覆す活き活きした感じ、リビングデッドのなかにも活発なやつがいるじゃない?挙動早気なのがいるじゃない?
そんな感じ。
(日本酒にすりゃよかったpart2)
 
【たまごやきお吸いもの味】
おっと秀オリジナル巻きの具と、たまごやきが被っちまったぞ(孤独のグルメぶりたいだけ)。
 
あとデカくない?1個1個がオーパーツくらい、この時代のタマゴ焼き技術では再現不可能な柔らかそうさとデカさの両立。
自壊していないことが信じられない。
 
ぱく、潤い。
ああ、お吸いもの感あって、ネギのかおりまで優しい。明石焼きの夢を見ているたまごやきだと思います。

秀才の研鑽をあっという間に追い越していく天才弟子のように恐ろしい、嫉妬する。

 
汁気、潤い素肌の桃色吐息。
ジュワジュワし続けて、まるでウルトラマンですよ。
生きて腸に届く水気あるたまご。
旨いなあ、シンプルダシたまごやき旨いなあ。
 
こちらもおかわりせねば不粋というもの。
日本酒の気持ちだったが、きまぐれ。
 
芋焼酎をロックで。
たぶん安かったのだろう。
 
高知大学生であろう、初々しいバイトさんだ。
客層も高知大生っぽい若者多し、バイトさんも学生ぽい・・・実質高知大では?
 
では、後進にかっこ悪い姿を見せられないと、
さらにイカげそフライを頼みます。
いっぱい食べることがかっこいいと思っています。
 
【げそフライ】

思うとったより1個がデカい!

もう少し一足が小さくて数が多いかと思っていたら、1個で焼酎を深く傾けられる味。

 
塩気ありで、ソースいらず。
ガリガリぼりガリぼりぼり、噛み切れない。
破断にかかる力がパない。
結局、丸呑みよ。そして海味の塩気であろう、旨みたっぷり・・・幸せになる~。
 
添え物のサラダもそこそこ量付いてありがたい。
これは、腹が張りました!
 
お会計2550円。金銭感覚バグります。
まだかき揚げ丼いっても3000円(+50円)じゃん!
 

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