あの懐かしい入場曲が蘇る。
スタンハンセン=「サンライズ」
ブルーザーブロディ=「移民の歌」
超獣コンビとは
プロレスファンであれば知らない人はいないとは思いますが、なんと言っても結成されてから早や50年と経つと知らない人もいると思うので、少しだけご紹介します。「超獣コンビ」は、日本の特撮テレビ番組「ウルトラマン」に登場するキャラクターの名前です・・じゃなくて、「超獣コンビ」(ちょうじゅうこんび)は、プロレスラーのスタン・ハンセンとブルーザー・ブロディによるタッグチームの通称になります。このコンビは別名ミラクル・パワー・コンビとも呼ばれていました。彼らはプロレス界で非常に強力かつ別格な存在であり、その名前は多くのファンに親しまれていました。ミラクルパワーコンビは、1974年にアメリカ中南部を拠点としていたNWAトライステート地区で初結成されました。当時、ビル・ワットがチーフ・ブッカーを兼任しており、ワットの右腕であるバック・ロブレイが彼らのマネージャーを務めていました。ブロディとハンセンはウエスト・テキサス州立大学のアメリカンフットボール出身であり、親友でもありました。彼らは1974年10月に同地区認定のUSタッグ王座を獲得し、初のタイトルを手にしました。
超獣コンビ再結成の訳
その後、ミラクルパワーコンビは、新日本プロレスがアブドーラ・ザ・ブッチャーやタイガー戸口などの主力レスラーを引き抜いたことへの報復として、全日本プロレスがハンセンを引き抜き、世界最強タッグ決定リーグ戦に登場させました。
スタンハンセン全日本プロレス初登場
その登場シーンは今でも覚えているのですが「世界最強タッグ決定リーグ戦」の最終戦が行われ、ブルーザー・ブロディとジミー・スヌーカのタッグチームが、ザ・ファンクス(テリー・ファンクとドリー・ファンク)と対戦するメインイベントで勝った方が優勝するという、その当時としてはボルテージが最高潮に達する試合となりました。そして、ブルーザーブロディ組とセコンドとして登場したのがなんと、不沈艦スタン・ハンセンだったのです。この時は、テンガロハットにホワイトシャツのいでたちだっと思う。今考えればもうすでに、ハンセンは全日プロレスと話し合いは付いていたと思うのですが、当時子供だった私としては最大級の衝撃をうけたものです。そして、いつハンセンが、ザ・ファンクス手を出すのか?とドキドキしていたものでした。そしてついにその時やってきました。ハンセンがテリー・ファンクにはウエスタン・ラリアットを爆発させて、ブロディとスヌーカのタッグが優勝を果たしました。それを見ていたジャイアント馬場さんが、ハンセンの脳天に馬場チョップをたたき込み、ハンセンの額から流血させて、この遺恨試合の後からスタンハンセンの参戦が正式に決まったと記憶しています。もちろんこのような絵を描いた人が居るのでしょうが、まさにツボにはまった登場でした。このあと、全日本プロレスで超獣コンビが再結成されたのですが、ここで忘れてはいけないのが、この時ブロディと一緒に最強タックの栄光を掴んだ、ジミースヌーカも記憶が正しければ、後日ハンセンにラリアットを喰らいブロディとのコンビは解消し、その後から、全日本プロレスで超獣コンビが大暴れしていました。
超獣コンビ世界最強タッグ制覇
ついつい興奮して話は長くなりましたが、その後、その後蔵前国技館でハンセン・ブロディ組とG鶴田さん・天竜さん組の世界最強タック決定戦の勝った方が優勝と言う大一番で、天竜さんが、ハンセンがロープに飛ばされて、戻って来るところにライアットをぶち込まれて、超獣コンビが優勝を手にしましたが、ちょうどこの時、升席でライブで試合を見ていて、天竜がほとんど垂直に近い角度でリングにたたきつけられる光景は今だに忘れられません。
コンビ結成50周年記念展へ
そしてこの超獣コンビの結成50年展が、新宿の「HYPE DROP」で、5/02から6/02まで開催されるとのことで、最終日の今日行ってきました。店内は、それほど広くはなかったのですが
店内の様子
カードや、Tシャツが販売されていました。
今日が最終日と言う事で残念ながら、サイズが自分に合ったものがなかったのですが、とりよせも出来るものもありました
さらに昔懐かしい、写真も少し展示されていました
今のプロレスラー、ムキムキの人がたくさんいますがこの当時としてはブロディの様な筋肉質のレスラーはほとんどいなかったので、新鮮に感じました。筋肉質で思い出したのですが、プロレス団体WWWF(後のWWF、現WWE)のレスラーはマッチョな人多かったですね。スーパースタービリーグラハム・カミソリ・ファイターと言われたダイナマイトキッドなどもいましたね。ただ、残念な晩年を迎えた人も多かった気がします。
入口に入ると、リングのミニチュア版がありました。よく出来ています
確かこのシーンが、テリーファンクにラリアットがさく裂した瞬間だと思う。
懐かしい、二人の写真
ブロディと言えば、ギロチンドロップやキングコング・ニー・ドロップなどが得意でしたね、
ハンセンと言えば、やはりウエスタン・ラリアットですね。ブロディはとても残念ですがすでに亡くなられてしまいましたが、ハンセンは、現在は日本国籍の奥様と仲良く暮らしているとか・・・ただ、長年の金属疲労で、人工関節とか聞きました。
夫婦で購入Tシャツ
今回の、記事はあくまであくまで私の記憶を頼りに書いたもので異なる点が多々あるとは思いますがご容赦ください。
そして一緒に行ったかみさんはハンセンTシャツをゲット
私は、ブロディのTシャツを購入しました。ただしサイズがなかったので、7月中旬に納品予定です。
私が見たかった対決
最後になりますが、世代が異なりますが、暴走戦士と言われたロード・ウォーリアーズと、ハンセン・ブロディの対戦見てみたかったな。