私の通っていた学校には80数名の学生がいました。
社会人もいれば現役生もいて、10〜30代と年齢も幅広い。

当然、それぞれが看護師になろうと決意して看護学校に入学していますびっくりマーク

何故入学したのか、普段からよく喋る子達とはそんな話をしても、わざわざみんなに尋ねることはありません。



ある日、初めての教科で現役看護師の講師がきました。
最初の授業で、自己紹介代わりに1人ずつ看護師を志した理由を発表することに。

私は以前書いた通り、過去の反省と生活のため笑
全くもって夢のない内容ですが本音で発表しました。
何故だか先生にはすこぶるウケました。

社会人はやはり生活面で安定しているという回答が多かったです。

現役の介護士や医療事務からの転職を目指す方も数名。
子持ちで看護師を目指すのは、金銭的な理由が主。
離婚を視野に入れて入学した子もいました。

現役生の理由で一番多かったのは、身内看護師だから。

確かに一緒に働く看護師や介護士のお子さんは、医療職が多いです。
親と同じ職業を選ぶというのは、看護師に限らずよくある話。
同じ仕事に就きたいと思ってもらえるような素敵な親御さんなんでしょうねキラキラ

我が子達はきっと看護師になりたいとは思わないだろうな。




そして私も子どもにオススメはしない泣き笑い
ただ、病院や施設がどんなところなのか、子ども達に聞かれた時には、良い面も悪い面も正直に話すようにしています。

あとは

自分や家族が入院して看護師の働く姿に憧れて。

とか

家族から看護師になるのはどうかと薦められた。

とか。
みんなの前での発表なので、どこまで本音なのかは定かではないですが。

とにかく驚くべき現役生の発表。
みんな考え方が大人で、自分が同年代の頃と比べると凄く落ち着いている。
私が現役だったら間違いなくすぐに退学してたゲッソリ
社会人同士は揉めていることが多々ありましたが、現役生はそれを一歩引いて見ていました。
大人です。
実習で厳しいことを言われても、涙を流しても、前向きに頑張る姿がもうキラッキラしていましたスター

厳しい看護学校の環境下でやっていける子は、芯が強いしっかり者が多かったです。