@日本大学芸術学部映画『帰ってきた あぶない刑事』として5月24日(金)にスクリーンに復活します。 この度、日本大学芸術学部にて、本作のティーチイン付き特別試写会が実施! 日本大学芸術学部で行われた本作のティーチイン付きの特別試写会。授業は齊藤裕人教授による「映画鑑賞批評Ⅰ」という講義の一環で実施され、授業には同大学の卒業生である原廣利監督とカメラマンの佐藤匡が登壇した。 |
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特別試写上映まずは上映前に齊藤教授から「あぶない刑事」の“生みの親”でもある黒澤満についての話や、「あぶない刑事」や日本の刑事・警察ドラマの遍歴についても簡単に解説が行われた。授業を受け学生の中には、本日行われる最新作の上映とティーチインに備え、初めて「あぶない刑事」を観たという熱心な学生の姿も。 ティーチイン本編の上映後に行われたティーチインでは、原監督と佐藤が在学生からの質問に応えた。一人目の学生からは、監督に対し「『あぶない刑事』は30年以上続いている歴史ある作品だからこそ責任も大きかったと思いますが、最新作を制作するにあたり意識したことは?」といった質問が。
続いて飛び出したのは、「本作の中で撮影が難しかったシーンは?」という質問。まず監督が挙げたのは、タカ&ユージらが激しい銃撃戦を繰り広げるカプリアイランドでのシーン。カプリアイランドの撮影は栃木にある体育館を活用し、中にセットを立てて撮影を行っていたという。「僕らもアクションの撮影に関してはまだまだ知らないことも多くて。さらに舘さんと柴田さんお二人の意見が役を動かすことも多かったので、僕らがやりたいことと、俳優部がやりたいことをすり合わせていく駆け引きや、ディスカッションは大変でしたね。だからこそ、自分としては良いシーンになったなと感じています」(監督) さらに質問はキャストに関するものも。「出演者の方々とのコミュニケーションで印象的だったことは?」という質問に、監督は柴田恭兵との思い出を振り返る。「撮影が始まった三日目くらいの時に、恭兵さんから“現場や芝居の空気を大切にしながら撮ってほしい”というお話をしていただいたことがあって。それまで何度も同じお芝居を撮らせてもらうこともあったのですが、佐藤と“お芝居を優先にしていこう”という話をして、俳優さんたちのスタイルに合わせながら撮影のスタイルも考えていきました」(監督) 映像業界の第一線で活躍する両者の言葉に、学生たちは目を輝かせながら耳を傾ける中、最後には両者から学生たちに向けてメッセージが。「今はたくさん遊んでいろんな経験をすれば、それが画で表現できるようになると思います。僕もずっと監督とそうやってきて、今があります。もっと面白い作品ができるように頑張るので、みんなも頑張ってください」(佐藤)、「今日は『あぶない刑事』を同級生と一緒に作ることができたというので、みんなの刺激になればいいなという想いで今回このような場を設けさせていただきました。今だからこそ経験できることが絶対あると思います。近くにいる仲間を大切にしているとこういうことができるよ、というのが僕が今日伝えたかったことです。周りのいる人たちを大切にしながら、学校生活を楽しんでもらえたら」(監督)とメッセージが送られ、授業は締めくくられた。 また、授業終了後には、授業に参加した学生に向け本作に関するアンケートを実施。本作に対して「タカとユージがカッコ良すぎました」(男性・18歳)、「タカとユージのアクションがすごくカッコよかった!!」(女性・19歳)とタカとユージの魅力に惹かれたという声や、「とても過去作を見たくなる作品でした。過去作を見ていなくても十分に面白かったし、楽しめました」(女性・18歳)、「『あぶない刑事』シリーズは今まで見たことがなかったが、事前知識がなくてもコメディシーンやアクションシーンなどとても楽しめた」(男性・18歳)と“「あぶ刑事」ビギナー”でも楽しめたという声が多数寄せられていた。 |
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『帰ってきた あぶない刑事』5月24日(金)公開 映画公式X:
物語・・・ |
出演:舘ひろし 浅野温子 仲村トオル 柴田恭兵
土屋太鳳
西野七瀬 早乙女太一 深水元基
ベンガル 長谷部香苗 鈴木康介 小越勇輝 / 杉本哲太
岸谷五朗 / 吉瀬美智子
脚本:大川俊道(あぶない刑事シリーズ、名探偵コナンシリーズ等) 岡 芳郎(あぶない刑事、ハンチョウ他)
監督:原 廣利
製作プロダクション:セントラル・アーツ
配給:東映
©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会