直真塾でのある支部での話です。

 

　こちらでは稽古の前に背骨の側弯のことである塾生から相談がありました。

 

　側弯といっても整体術でできるケースできないケースがあります。

 

　それは骨自体が変形してしまっているケースです。

 

　事故などによりブレイクした状態などがそうなりますが、話を聞く限りそうではないということでした。

 

　原因としては普段の座っている姿勢があまりよくないところからそうなってしまったとのことです。

 

　そうなると、整体術の範疇内になりますので、整えることにいたしました。

 

　稽古も控えていましたので、それほど時間はかけれませんが、快整体術の原則通り、経絡調整で緩めた後に背骨自体の骨格調整もいたしました。

 

　背骨も頚椎、胸椎、腰椎と分かれますが、特に胸椎の場合は肋骨のことも考慮しなくてはなりません。

 

 

　それらもひっくるめての調整となりましたが、最初触診をした際は明らかに背骨全体がS字状にズレていたものが、調整により真っ直ぐになりました。

 

　調整後、本人に確認したところ身体感覚としても真っ直ぐになったということで喜んでくれていました。

 

　その後は、稽古も行いましたが、快調にできたということでした。

 

　そこでですが、こちらからもアドバイスしたところですが、こういった普段の姿勢からの歪みは戻すことはできますが、普段の姿勢が悪ければ、また元に戻ります。だからこそ、普段の姿勢をよくしておく心がけが必要になります。

 

　幸い、千唐流は生理解剖医学に立脚せる空手道ですので、稽古を、通して姿勢の改善もできますし、それを保つ筋力強化もできます。

 

　稽古生もそういった意識で稽古に励み、普段の姿勢も気にしながら生活していくとおっしゃっていました。

 

　

 

　

 

　

 

 

　

 

　

 

　

 

 

 

 

 

 

 

 

　

 

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