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ハンバーガー歳時記の第61弾です(*´∇`*)

 

一番最初にハンバーガー俳句を上げたのが丁度1年前の5/15でした。

 

第1句はこちら

 

 

それから1年間積重ねて昨日200句目(正確には198句と2首)に達しました。

番外編も含んでいるので全部がハンバーガー俳句ではありませんが(´・ω・`)

 

第200句はこちら

 

 

我ながらよくここまで続いたなあと感慨深いですね(*´ー`*)

どの作品も下手くそなりに一生懸命考えていて思い入れがあります。

 

単発でハンバーガーを俳句にすることはあってもまずこの数は無いでしょう。

おそらく誰もやらなかったことをやり遂げた自負があります。

 

 

本日は夏の俳句4選です!

最後までお楽しみください<(_ _)>

 

 

ハンバーガー歳時記 其の陸拾壱

5月上旬 詠み人 不士仁

 

季節感が外れてたり季語が不明瞭だったりとふらふら揺れて曖昧です。

言葉遊びを多用していて、無理やり感が否めないのは承知してます。

 

その場で自分の感じたことを素直に表現するのを最優先してます。

多少の瑕疵は見逃して、まあこんなもんかとご笑覧くださいませ。

 

・<>は読み、「」は直訳

・店名と所在地、メニュー名を併記

・直訳で拾えなかった部分を解説

 

 

 

197.朝朗け月君照りし玉の汗

 

 

Kaminari Burgers 大阪市中央区

ラケ

<あさぼらけつききみてりしたまのあせ>
「夜明け方に月の光が君に差し玉の汗が照り輝く」
季語:汗(夏)の子季語 玉の汗(夏)
 
仔羊パティに甘酸っぱいラケソースでフランス版てりたまバーガーです。
自家製ベーコンとチーズが濃厚に絡んで新玉ねぎがシャリシャリ甘いです。
 
5月の俳句は夏の情景にするため季語は「玉の汗」と決めました。
今回のイメージは"愛し合う恋人達の逢瀬"がテーマで大人向けになります。
 
素直に"暑く寝苦しい夜明けに横で眠る恋人が汗びっしょり"と取れます。
でもそれだけじゃあつまらないしそんな訳無いよねってなりますね(´・∀・`)
 
もちろんただ暑いだけで「玉の汗」は掻きません(・∀・)一晩中情事の後だから
情熱的に抱き合って満足した恋人が疲れ果ててぐったり眠りに落ちた情景です。
 
「朝朗け」はまだ完全な「朝」ではなく"夜明け方"という意味になります。
 
「朝ぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里にふれる白雪」坂上是則
 
という和歌が百人一首に選ばれています。
 
「有明の月」は"夜明けの空に残り明るく光る月"のことで俳句でもその想定です。
"月明かりに照らされたあなたの顔や裸体に流れる汗が玉のようにキラキラ輝く"
 
という官能的な意味合いを含み、艶やかに情欲を掻き立ててくれます。
それと同時にとても強い愛情で結ばれた絆や愛おしさを感じて美しいです。
 
そんな情景を思い描いてると聴きたい音楽が浮かびましたよ(*´∇`*)
 
 
「ガタメキラ」太陽とシスコムーン
 
つんくプロデュースで結成された異色の女性ヴォーカル&ダンスユニットです。
アイドルでもJ-POPでもない独自の洋楽スタイルで当時人気を博しました。
 
メンバー構成も新人ではなく芸能経験者ばかりで音楽性の高さを売りにしました。
「ガタメキラ」は"その愛を育てなければ"という意味で「Gotta Make it Love」。
 
歌詞だけでなく衣装や振り付けも非常に煽情的でめっちゃセクシークールです。
その中のほんの一部ですが「寝顔 汗 首筋」という歌詞が最もイメージにぴったり。
 
「朝朗け」=「あさぼらけ」→"ラケ"→フランス語で"照り焼き"のこと
「月君」=「つききみ」→"目玉焼きの黄身"
「照りし玉」=「てりしたま」→"てりたま"バーガー→"新玉"ねぎ
 
全部まとめて"フランス版てりたまバーガー"となります(・∀・)
 
 
 
198.布袋尊沙羅堕す眞下の髑髏花

 

 

ハンバーガーのオクノ 大阪市浪速区

ベーコンマスタードポテトサラダチーズバーガー
 
<ほていそんしゃらだすましたのどくろばな>
「布袋様が見守る沙羅の木の真下に堕ちた花首はまるで髑髏のようだ」
季語:沙羅の花(夏)句全体に分散して活用
 
滑らかな口当たりのポテトサラダにベーコンと粒マスタードで大人の味わいです。
バンズも新しくなりワンランクアップしたチーズバーガーになりました( *´艸`)
 
季語の選定についてはブログ記事参照。
釈迦入滅や平家物語から「諸行無常」「盛者必衰の理」を受け句に反映します。
 
「布袋尊」は七福神の「布袋」様で「弥勒菩薩」の化身とされています。
「弥勒菩薩」は未来仏とも言われ釈迦の次の「仏陀」と定められています。
 
なんとその時期は56億7千万年後なんだそうです(´・∀・`)気が遠くなりますね
 
ここからは私の想像による創作です(・∀・)あくまでただの俳句の設定です
 
釈迦入滅後の仏陀となった「布袋尊」の石像が見守るいつかの未来のことです。
現世の人間はいつまで経っても争いを止めず愚かな殺し合いを続けています。
 
「沙羅の花」は花首ごとボトンと落ちるため"落ち武者の首"を彷彿とさせます。
真っ白な花首が"白骨化した髑髏"のように見えてしまう乱世を嘆きます。
 
人々を救済するために「布袋尊」はその光景を戒めとして我々に見せています。
その想いは届くのか届かないのか、それは人間の信仰と行いにかかっている。
 
ちょっと宗教色が濃くなりましたがそんな感じでまとめました。
 
「布袋尊沙羅堕す」=「ほていそんしゃらだす」→"ポテトサラダ"
「眞下の髑髏」=「ましたのどくろ」→"マスタード"
「沙羅堕す眞下の髑髏花」→短縮変換して季語「沙羅の花」
 
俳句とはほぼ関係無いですがこんな曲を見つけたのでBGMにしました。

 

 

「しゃれこうべの歌」 映画「越境者」のクレジットテーマソング

 

1950年のイタリア映画で歌われたこの曲が私より上の世代でよく知られてます。

 

「大砲の上にしゃれこうべが
 うつろな目をひらいていた
 しゃれこうべが ラララ いうことにゃ
 鐘の音も聞かずに死んだ」

※動画のテロップ訳詞とは異なります

 

1番の日本語訳詞だけ見てもなんか不気味なんですが曲調が明るいのなんの(≧▽≦)

映画の内容も不法移民を題材にしてて重たいんですが(;´∀`)ハテ

 

なんか面白いし元気が出そうなのでこれで〆てみますよ(*´∇`*)

 

 

 

199.老樹蝙蝠掲げ差す薔薇霞み

 

 

Aolani Café 大阪市福島区

アスパラガスバーガー
 
<らうじゅかうもりかかげさすばらかすみ>
「古いご神木の蝙蝠のような枝葉が傘となり薔薇に霞がかかる」
季語:薔薇(夏)
 
アスパラ王子が運営する香川おおもりやの高級アスパラガスを贅沢に使います。
甘辛炒めにしてマッシュポテトと合わせピンクペッパーで食感が楽しめます。
 
春の季語「アスパラガス」を避け、初夏の季語「薔薇」で夏の俳句にします。
 
今回の俳句の不思議なファンタジー感はこの作品をオマージュしたからです。
 
 
映画「となりのトトロ」ED主題歌「となりのトトロ」井上あずみ
 
「老樹」=「塚森の巨木」→「トトロの住処」→「森の守り神」
「蝙蝠」=「蝙蝠傘」→「トトロがもらった傘」→「雨除けの枝葉」
「薔薇」=「可憐な少女」→「メイとサツキ」→「神隠し」
 
という感じで基本はアニメに沿った形で拾って構成してみました。
「守るべき神」と「護られるべきか弱き人」の対応構図です。
 
「蝙蝠」は昔の世代の人はそれでもう「蝙蝠傘」として通じます。
木の枝葉が「蝙蝠」の羽根のように庇になって雨を除けてる状態です。
 
これはもちろん「となりのトトロ」のエピソードから発想しました。
そのおかげで「薔薇」は庇護されてるのに"存在感が希薄"になります。
 
それは"神の力"で覆われたために現世から遠ざかり"消えかかってる"のです。
つまり"この世とあの世の境目に隠されようとしてる"という怖いオチ(゚Д゚;)
 
「となりのトトロ」ではハッピーエンドでしたが都市伝説はこんな感じw
メイとサツキがネコバスに乗ってる時に大人には見えないのヤバいですよね。
 
「老樹」=「らうじゅ」→"ローズ"→アスパラ"王子"
「蝙蝠」=「かうもり」→"おおもりや"
「掲げ」=「かかげ」→"おかか"
「差す薔薇霞み」=「さすばらかすみ」→"アスパラガス"
 
大分無理がありますが、ハンバーガー要素もモリモリ込めました(・∀・)
 
 
 

200.含羞みつ半歩遅れつ汗ばむ手

 

 

だるま珈琲 大阪市平野区

スパムハニーチーズバーガー
 
<はにかみつはんぽおくれつあせばむて>
「恥ずかしがったり半歩遅れたりしつつ握る汗ばんだ手だ」
季語:汗(夏)の子季語 汗ばむ(夏)

 

沖縄で人気のスパムポークを焼いてとろとろチーズと合わせました。

蜂蜜をたっぷりかけてこってり甘しょっぱいハンバーガーです(≧▽≦)

 

季語「汗ばむ」で少々じっとり湿った夏の俳句にしてみましたよ(・∀・)

状況はシンプルに直訳通りですが、実は3パターンほど展開を考えてます。

 

基本設定は"少女が憧れの先輩とお付き合い前の初デート"という場面です。

 

①少女が緊張のあまり自分の汗ばんだ手を握り締める

②少女が先輩と手を繋いだ妄想をして自分の手が汗ばむ

③少女と先輩が実際に手を繋いでお互いの手が汗ばむ

 

どれもありそうですからどれでもお好きなように解釈して結構です(*ノωノ)

リードする立場の先輩の性格や関係性で変わりそうな感じですね。

 

私的におススメなのはデートの回数を①②③と重ねて一通り全部体感するです。

 

初回は緊張しすぎて楽しめず、2回目は少し解れて距離が近づいた感覚。

3回目にして漸く手が触れて引っ込めようとしたら先輩が握ってきたみたいな。

 

まあそうゆう甘酸っぱいヤツですよええ(´・∀・`)と言うか先輩も奥手だなw

 

女の子って"モジモジする"し男は歩幅がデカくてどうしても"歩くの遅れ"がち。

だから本当は男がグイッと引っ張ってあげるのがいいんですよね。

 

そういうシーンで脳内に流れてきたらよさそうなのがこの曲です。

 

 

「手を握って歩きたい」後藤真希

 

めっちゃウキウキでこっ恥ずかしさが飛んでってスッゴい自然に手を握れそう。

そういう意味ではカラッとしてて全然「汗ばむ」感じじゃないw

 

当時はこの"歌のお姉さん"的なのをゴマキが嫌がってたらしいけど天晴ですわ。

そんなの微塵も感じないくらいケロッとこなしててやっぱ才能あるなと思います。

 

俳句はジメジメですがこの曲でいやらしさも無くなって丁度いいかもですね。

 

「含羞みつ」=「はにかみつ」→"ハニー"か"蜜"

「半歩遅れつ」=「はんぽおくれつ」→"ポーク"ランチョンミート

「汗ばむ」=「あせばむ」→"スパム"

 

甘しょっぱいハンバーガーの食材を並べましたよ(≧▽≦)

 

 

 

以上、今巻をもちまして「ハンバーガー歳時記」は完結となります(*´ー`*)

 

途中で何度も辞めそうになりましたが、ここまで全力を振り絞りました。

丸1年間そして200句という節目にあたりここで幕を閉じます。

 

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました<(_ _)>

 

 

<完>

 

 

【バックナンバー】

 

ハンバーガー歳時記 其の壱

ハンバーガー歳時記 其の弐 福井ハンバーガー巡り編

ハンバーガー歳時記 其の参

ハンバーガー歳時記 其の肆

ハンバーガー歳時記 其の伍

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