人間というのは、全ての人に「怒り」があります。
だから、全ての人は自己嫌悪しています。
それを言えたり、表に出したりできないだけで
みんな抱えて生きています。
どなり散らす人もいるし
ゲーム機を壊すタイプに出る人もいるし
引きこもってしまう人もいるし
ゲームばかりしてしまう人もいるし
周りには明るい部分だけ見せて、ギリギリ耐えている人もいるし
お酒や薬が救いになるしまう人もいるし
ぐちぐち周りにいう人もいるし
心を閉じて、何も感じないように生きている人もいるし
自傷してしまう人もいます
本当に、みんな「怒り」を抱えているのです。
そして、怒りはあっていいのに、抑えるので、ますます大きくなり
自己嫌悪、自己評価の低下、周りが嫌いという状態を作り出します。
カウンセリングでは、その怒りを一緒に感じます。
誰かと一緒だと、怖くないからです。
そして、
怒りを感じることで怒りを癒し
怒りの下にある、助けを求める気持ちを理解し、
相手の理解へ、変化させていくことで昇華していきます。
感覚の問題ですが
怒りがあって、それを感じると、それはなくなっていき
優しい自分、自分を嫌いにならないでいい自分が出てきます。
そもそもはそちらが全ての人の本質だからです。
それがスピリチュアルで言えば「ワンネス」だったりします。
怒りはあっていい。
けど、なぜ怒りを感じてはいけない、嫌だと思うのかというと
それはベースに「愛」があって、
その「愛」を感じられなくなるから
そんな自分は嫌いだし、愛を感じない相手を敵にしてしまいます。
本当は大好きな気持ちや、相手を大事にしたい気持ちがあります。
その大きな「愛」を出せないから苦しくなります。
じゃぁ、どうしろと?と思われるかもしれませんが
自分から愛を出すこと
自分を大事に扱うこと(自分に対する愛)
相手のいいところを見つけること(周りへの愛)
そして
愛されている人から愛を受け取ること
それは過去の人かもしれませんし
ペットや景色かもしれません
私は愛されているんだなと積極的に実感していくこと
などができるといいかもしれません。
一回やったら終わりではありません。
これが習慣になるまで、頑張る必要はあります。
そして、それでも怒りは無くなりません。
でも、怒りを選択できるようになります。
怒りを出すか、出さないか。を「自分で」決められるようになり
そして、上手に「助けてほしい」と言えるようになれば
あらゆるコミュニケーションはうまくいくことになります。
愛情はもらうから幸せなのではなくて
自分が出すから、幸せを感じられます。
でも、体感したら、あっという間にわかります。
それが真のパートナーシップにつながると思います。