こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花2 ームスカリー

2024-06-11 23:12:00 | 春の草花

今回は、ムスカリだ。キジカクシ科ムスカリ属の球根植物。青紫の丸い壺形の小花がブドウの房のようにかたまって咲いてるいることから「ブドウヒアシンス」の別名を持つ。由来は、ギリシア語で麝香(じゃこう)を意味する「moschos(ムスク)」で、強い芳香を放つ品種があることに由来するらしいが、ここのは殆ど香りがしない。ま、小次郎は分かるようだが………。花色は青紫色だが、近年は、白色、コバルト色もあるという。

<2019年3月16日>多久川の土堤

全景からみていこう。

◇左側が多久川、右側は住宅街との間で側溝になっている。その斜面に咲いている。ここは、スノーフレークも咲いていたところだよ。

スノーフレークはこちら Link先 → 小次郎と春の草花2ースノーフレーク(鈴蘭水仙)-

◇ この花、小次郎くんがクンクンして教えてくれた。 教えてくれないと分からなかったと思う。

◇ここ、誰かが植えたとは思えない。逸出(野生化)したものだろう。

◇ 高さは10㎝~20㎝程度。草の間に埋もれていると、気づきにくい\。

◇ 青紫のブドウの房を逆にした形。左の背が高いのはスギナだよ。うむ、ツクシもあったところ。

◇ 小次郎くん、お座りで十分で、伏せなくてもいいんだよ。 ま、楽にしてくれたまえ!

◇ うーん、お座りだと、花が隠れてしまうなあ! いろいろ注文してゴメンね。

◇ 花をよく眺めてみる。確かにブドウの房みたい。ちょっと勉強をしておこう

【ムスカリ】

◇ キジカクシ(注1)科ムスカリ属  注1 ヒアシンスorユリ科での分類もある。

 青紫の丸い壺形の小花がブドウの房のようにかたまって咲き、チューリップなどのほかの花を引き立てる名脇役となっている。 花がブドウのように密集していることから「ブドウヒアシンス」とも呼ばれる。

◇ 原産地:地中海沿岸、西アジア。日本への渡来時期は明治時代。  

 ◇ 開花期:3月~5月中旬 花の色は青紫だが、コバルト色(明るい青)、白、黄、ピンクもある。

【名前の由来】  

ギリシア語で麝香(じゃこう)を意味する「moschos(ムスク)」を語源とし、強い芳香を放つ品種があることに由来する。  ※ 見つけたのは殆ど芳香はしない。ま、小次郎は分かるみたい。

改めて見てみよう

◇ ズームイン。左の白いのはボクの前足。ボクの毛とのコラボはどう?

◇ ムスカリの間にはスギナ。そう、ツクシの後に生えてくるヤツだ。ここは、ツクシもあった訳だ。

◇ 雑草が伸びていくと、ムスカリはうもれてしまうかもね。

◇手前は、道のコンクリート

以前のも見てみる。

<2018年3月24日、30日>

◇ 同じ場所。うーん、野生化して毎年頑張って咲いているんだな。

<2017年3月21日>

お終い

【写真一覧】

◇ムスカリ 福岡県糸島市 2019年3月16日、2018年3月30日

◇スノーフレーク(鈴蘭水仙) 福岡県糸島市 2019年3月16日

◇ハクモクレンとコブシの違い ◇コブシ(辛夷) 福岡県糸島市 2019年3月19日

小次郎と春の草花2 ームスカリー

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小次郎と春の草花-ガザニア-

2024-06-07 10:04:04 | 春の草花

今回は、ガザニアだ。半耐寒性の多年草で暖地では宿根草になる。市販の種には耐暑性、耐寒性に優れ多年草として栽培し易い。開花時期は5~10月というが、現在出回っている品種は殆どが四季咲き性という。目が覚めるように鮮やかな花色なのが特徴で直径10cmになるものもある。晴れた日の日中にのみ開花し、それ以外は花は閉じる

<2024年4月12日>美咲が丘三丁目

黄色のガザニアだが、白色もある。そちらは「ガザニアソフトクリーム」と呼ばれ、こちらもキレイだよ。

ガザニアソフトクリームはこちら Link先 → 小次郎と冬の草花ーガザニアソフトクリーム-

全景から見ていこう。

◇あるお宅の駐車場に設置された電柱を囲むように花壇があり、そこに植えられている。

◇ ん? 花に興味ないの?

◇ お~い、小次郎! どこへ行くの。まだ、撮影は終わってないよ。

◇はい、ありがとう!

もう、ボク(小次郎)はいいから、花を鑑賞しなよ!

◇大きいし、見応えがあるね。ここでガザニアの勉強をしておこう。

【ガザニア】※ Wikipedia、他

 ◇キク科ガザニア属の常緑多年草(宿根草)。日本の寒い地域では冬に枯れて、暖地では夏の高温多湿で弱るので1年草として扱われる。なお、市販の種には耐暑性、耐寒性に優れ多年草として栽培されている。

日本では、花の形や色が勲章に見えるので勲章菊(くんしょうぎく)とも呼ばれる。写真は「旭日章」。似ているかな?

◇南アフリカ原産。大正時代に渡来。

◇「ガザニア(Gazania)」は、ギリシャ人の「ガザ」に由来。ガザは、アリストテレスなどのギリシャの古典書目とラテン語に翻訳した人物。

◇花は、5月~10月にわたって咲く。なお、現在出回っている品種は殆どが四季咲き性という。

晴れた日の日中にのみ開花し、それ以外は花は閉じる』というので昼間(13時)と夕方(18時)を比較観察してみた。

【13時】

【18時】

一枚にまとめてみた。

◇確かに夕方になると花は閉じている。翌日は、10時過ぎには、バッチリ開いている。

他にもあったよ。

<2024年4月25日>美咲が丘三丁目(ふれあい道路傍)

◇ 大きな木を取り巻くように植えられている。近よってよく見てみよう。

赤色もあったよ。

◇赤色もいいね。

お終い

 

 

 

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小次郎と春の草花2 ースノーフレーク(鈴蘭水仙)ー

2024-06-03 11:03:38 | 春の草花

今回は、スノーフレーク。和名のオオマツユキソウ(大待雪草)は、待雪草(スノードロップ)に似て “大きい” ことからという。別名にスズランスイセン(鈴蘭水仙)があり、こちらはスズラン(鈴蘭)のような花を咲かせ、スイセン(水仙)のような姿をしているから名づけられたという。「スノードロップ」と「スズラン」も調べてみよう。このスノーフレークは、散歩コースの多久川の土手に咲いている。うむ、「逸出(いっしゅつ)=野生化」したものだろう。

<2019年3月16日> 多久川の土堤

全景から見ていこう。

◇左側が多久川、右側は住宅街との間で側溝になっている。その斜面に咲いているんだな。黄色は菜の花だ。

菜の花はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-ナノハナ(菜の花)ー

◇ こんな感じ。斜面の方が沢山咲いている。

◇ 釣り鐘のようにぶら下がっている。

◇花が可愛いが、花の内側は? カメラのみで見上げるように撮影してみた。

なんとか、下から見上げるように撮影してみよう

◇左は、ボク(小次郎)の体毛だよ。

◇カメラを、ほぼ地面に置くような形で見上げて、撮影してみた。

◇「花びらに緑の斑点」が、スノーフレークの特徴らしい。ちょっと勉強しておこう。

【スノーフレーク】

◇ ヒガンバナ科スノーフレーク属の球根植物。

◇ 原産地はオーストリア、ハンガリー及びヨーロッパ南部。日本へは昭和時代の初期に渡。

◇ 花茎の先にスズランに似た純白の花を5、6輪つける。花は鐘形で垂れ下がり白色である。 花弁の先端には緑色の斑点があるのが特徴。

◇ 花期は、3月~5月。

【スノードロップとスズラン】 

 参考にスノードロップとスズランの写真をネットから借用して示す。確かに、よく似ている。

スズラン取り上げている

スズラン(鈴蘭)はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-スズラン(鈴蘭)- 

改めて、スノーフレークを見てみよう。以下は、以前のだよ。ここは、毎年咲いている。

<2017年3月17日>

<2018年3月24日>

お終い

【写真一覧】

◇スノーフレーク(鈴蘭水仙) 福岡県糸島市 2019年3月16日

◇ハクモクレンとコブシの違い

◇コブシ(辛夷) 福岡県糸島市 2019年3月19日

小次郎と春の草花2 ースノーフレークー

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小次郎と春の草花ーニワウメ(庭梅)-

2024-05-29 12:48:03 | 春の草花

今回は、ニワウメ(庭梅)だ。“梅”の名がつくが、樹高は1~1.5mで、5~10mになる“梅”とは異なる種(属)という。花や果実の様子をウメに例え、庭に植えやすい小型のウメといった意味合いで名づけられたと言われる。英語では「Japanese bush cherry」だから、直訳だと“日本の藪桜”となる。中国語では「郁李(いくり、にわうめ)」である。中国原産のバラ科・スモモ属で、古い時代に日本に渡来しており、万葉集にも「ハネズ」として登場する。因みに梅は、バラ科・サクラ属である。

<2024年3月27日> 北九州 若松高塔山

全景から見ていこう

◇どこにあるか分かるかな? 赤い実(マンリョウ(万両))の方が目立つね! 

万両はこちら Link先 → 小次郎と赤い実の草木-マンリョウ(万両)-

◇ ニワウメを矢印で示そう。

◇分かったかな?

別な角度で示そう

◇ニワウメは小ぶりだから分かりにくいね。やはり、矢印で示そう。

ボク(小次郎)一緒だと分かりにくいね、ボクはいいから、花を鑑賞しなよ!

◇ふーん、こんな花なんだ。梅に似ている気がするね。ここで、勉強しておこう

【ニワウメ(ニワウメ)】※ Wikipedia、他

◇バラ科スモモ属の低木。樹高は1~1.5m。ウメ(梅)は、

 バラ科サクラ属で梅とは全く異なる種(属)の木。樹高は梅の5~10mに対し、1~1.5m程度。

◇原産地は中国。華北~華南の山地に自生する。渡来時期は江戸時代で、鑑賞用に広く栽培される。

 ※ 万葉集に登場する「はねず」はニワウメで、古い時代に日本に渡来しているとも言われる。

◇開花時期は、3月中旬~4月中旬。開花期間は比較的長く、葉と同時あるいは葉に先立って薄ピンク色の小花を枝いっぱいに咲かせます。原種はピンク色だが、白花の品種もある。

◇6~7月に熟す果実は甘い香りがし14mmほどの大きさになり、パイやジャムなどに利用されることもあるが味は酸味が強い。

◇「ニワウメ」は、庭に植えるのに向く梅に似た花というのが名前の由来。

【ニワウメに似ている木】※ネットより

◇ニワザクラ(庭桜)

 中国北部を原産とするニワウメの一品種。花は白の八重咲きで、葉がやや細いため、見分けられる。また、ニワザクラにはニワウメのような実がならない

◇ユスラウメ(梅桃)

 花に柄がなく、葉案の裏側にある萼の形状も異なる。果実は食用になり美味である。

万葉集に出てくる「ハネズ」も勉強しておこう

【ハネズ(唐棣花)】※デジタル大辞泉

◇ 初夏に赤い花をつける植物の名。ニワウメ・ニワザクラなど諸説がある。

◇万葉集:夏まけて、咲きたるはねず、ひさかたの、雨うち降らば、移ろひなむか

◇意 味:夏になって咲いたはねずの花は、雨が空から降れば、色あせてしまわないでしょうか。

改めて見てみよう

うむ、ボクは不要だって? もう一箇所にあるんだよ。そっちを見てみよう。

◇ こっちは1m以上ある。

お終い

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小次郎と春の草花-エゴノキ(野茉莉)-

2024-05-23 13:03:03 | 春の草花

今回は、エゴノキ(野茉莉)だ。高さが5~7mになる大きな木だが。白い釣鐘状の花を下向きに付ける。が沢山咲いて様子は壮観だよ。名前の由来は、「エゴノキ」は、果実を口に入れると喉や舌を刺激して“えぐい(えごい)”ことから。「野茉莉」は、花に、茉莉花(まつりか)=ジャスミンのような香り? があるから、野(野生)の茉莉(まつり)になったのでは? との説もあるようだ。因みに、ボク(小次郎)は足元だと花を見つけられるけど…。高い木の花は苦手で、パパが気づくんだが、パパは「香りが分かんない!」と言っている。

<2018年5月2日、5日> 美咲が丘

全景から見ていこう

◇JR美咲が丘駅前のロータリー。樹木と共に、(石の)休憩ベンチ。

◇花の咲く木が2本あり、左側がエゴノキだ。ロータリーには、他にもあるよ

◇ 沢山の花は壮観だね。

◇ 花は確かに下向き。釣り鐘状か? は、微妙な所だね。ちょっと勉強しておこう。

【エゴノキ(野茉莉)】(Wikipedia、他)
◇ エゴノキ科・エゴノキ属の落葉小高木。高さは5~7m程度。 
◇ 原産地:日本、朝鮮半島、中国。日本全国の雑木林に見られ古くから親しまれてきた万葉植物の一つ。
万葉植物とは万葉集に詠み込まれている植物で、ハギ、ウメ、マツ、アシ、ナデシコ、オミナエシ、イネ、ウリなど約160種がある。


◇ 開花期:5月~6月にかけて小枝の先に短い総状花序をつける
◇ 花の色は白が多いがピンクもある。釣り鐘状の花を下向きにつける。

【名前の由来】

◇ 果実を口に入れると喉や下を刺激して“えぐい(えごい)”ことから。昔はこの果実をすりつぶして川に流す漁法があったという。
◇ 漢字で「斉墩果」を当てるが、これは本来オリーブの漢名であり誤用という。
中国では「野茉莉」が使われている。
※ エゴノキは、「知佐(ちさ)」、「萵苣木(ちしゃのき)」などの古名や、
「杓子木(しゃくしぎ)」「山萵苣(やまじさ)」などの別名もある。

改めて見てみよう

◇美咲が丘2丁目。はな咲公園からみず咲公園への遊歩道だ。どれがエゴノキか分かる?

◇ 矢印の木だよ。遠目にも白い花が咲いているのがわかる。近づいていこう

お終い

小次郎とエゴノキ(野茉莉)

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小次郎と春の草花-シラン(紫蘭)ー

2024-05-19 23:07:57 | 春の草花

今回は、シラン(紫藍)だ。今の時期、ピンクのワトソニアと共に紫色のシラン(紫蘭)をあちこちで見かける。目立つし、散歩が楽しいワン! シランは、丈夫で育てやすくランの入門品と言われ、鉢植えでも庭植えでも楽しめる。関東以西では、里山の土手やがけに生えるといわれる。

<2018年5月13日~16日>美咲が丘

全景から見てみよう

◇ 美咲が丘3丁目。ここを下っていくとみず咲公園がある。このガードレールには、生垣としてアベリアもあるよ。

アベリアはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-アベリア-

一丁目を紹介する。

◇ ここは、お友達のララちゃんのお家の横だよ。 奥の方のこんもりしたところは荻浦神社があるよ。ララちゃんちでの、芋掘りやサクランボ狩りも紹介しているよ。

芋掘りはこちら Link先 → 小次郎と芋掘り

サクランボ狩りはこちら Link先 → 小次郎とサクランボ狩り

◇ この時は、お友達のワンちゃんは散歩中で不在。残念! 花をよく見てみよう。日付けは違うけど………。

◇ 花はこんな形をしている。中央の「唇弁」には隆起した「ひだ」があり、虫寄せの機能があるという。ちょっと勉強しておこう。

【シラン(紫蘭)】
◇ ラン科・シラン属の宿根草。別名、紫薫(シケイ)、紅蘭(コウラン、ベニラン)、ハ白笈(ハクキュウ)とも呼ばれる。
◇ 原産地:日本・台湾・中国。日向の草原などで自生する。ラン科植物としては丈夫で育てやすく、土手や草原などでも自生している。
◇ 開花期:4月~5月。30から50cm程度の花茎の先に3~7個つく。総状花序である。
◇ 花:花弁は細長く、あまり開ききらないような感じに咲く。色は紫紅色であるが、観賞用に、白色のもの、斑入りのも  の、淡色花、花弁が唇弁化した「三蝶咲き」などがある。
◇ 名前の由来:紫色の蘭の意。

改めて見てみよう

ララちゃんちから荻浦神社を回って美咲が丘へ向かう道の途中にも立派なお家とシランがあったよ。

地元の大きなお家の塀にもズラーと咲いていた。

 

◇石の生垣にズラーッと咲いているのも壮観だよ。

<2014年5月15日>若松・高塔山

若松のお家にもあったよ。

お終い

小次郎とシラン(紫蘭)

 

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小次郎と春の草花-ワスレナグサ(忘れな草)-

2024-05-14 16:14:58 | 春の草花

今回は、ワスレナグサ(忘れな草、勿忘草)だ。広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサの和名。なお、園芸として流通しているのは、ノハラワスレナグサ 、エゾムラサキ、それらの種間交配種らしい。因みに、エゾムラサキはれっきとした日本の山野に自生するワスレナグサの仲間。エゾ(北海道)にあり、ムラサキに似ていることからという。「ムラサキ」は紫色の染料をとる草花のことという。(Wikipedia、他)

<2024年4月16日>美咲丘三丁目

◇小さくてかわいい花だね。 全景から見ていこう。

◇ふれあい通りをJR美咲が丘駅へ向かって散歩中。小次郎がクンクンして教えてくれた。ん? どれがワスレナグサ?

◇ 矢印の先だよ! まだ、よく分かんない? 

◇ 小次郎クンがクンクンしている。

◇ 楕円の所に 7、8株植えられている。植えて間もないような気もする。

◇ 目立たないけど、小次郎が教えてくれた。

花に着目しよう

◇6~9㎜の小さな5弁花なんだ。 ちょっっと勉強しておこう

【ワスレナグサ(忘れな草、勿忘草)】※ Wikipedia、山科資料館、他

 ◇ムラサキ科ワスレナグサ属の植物の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサの和名。なお、園芸として流通しているのは、ノハラワスレナグサ、エゾムラサキ 、あるいはそれらの種間交配種である。

◇草丈は20~50㎝で、葉が互生につき長楕円形。葉から茎まで軟毛に覆われている。

◇原産地は、ヨーロッパ。渡来時期は明治時代。園芸業者がノハラワスレナグサを輸入したのが最初と言われている。

 ※日本では、元来、(ワスレナグサ属の一種の)エゾムラサキが自生分布している。

◇開花時期は、3月~5月(冷涼地では4月~7月)。春から初夏にかけて、6–9㎜の小さい5弁の花を咲かせ、花冠の喉に黄色・白色の目(小斑点)をもつ。

◇花色は、薄青(紫)色・鮮青(紫)色。なお、園芸種では白色・ピンク色などもある。

 【エゾムラサキ】※出典:図鑑.jp、 他

エゾムラサキはワスレナグサの仲間だが、れっきとした日本の山野に自生する植物である。

北海道に多いが、本州中部の上高地などでも群生が見られる。

ワスレナグサとの違いは、萼が5深裂し開出毛が生えることである。

由来は、エゾ(北海道)にあり、ムラサキに似ているとのこと。「ムラサキ」は紫色の染料をとる草花のことという。

 【由来】

ワスレナグサには「forget me not(私を忘れないで)」という英名があり、この英名が訳されて、和名の「忘れな草」や「勿忘草」となっている。これは花言葉にもなっており、その由来は中世ドイツの恋人たちの物語(伝説)によると言われる。

 『昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、足を滑らせて水中に消えてしまい、命を落とした。

その時にルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、„Vergiss-mein-nicht!“(僕のことを忘れないで!)という言葉を残して死んだ。

残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にしたとされている

 この伝説から、この花の名前は当時ドイツ語でVergissmeinnichtと呼ばれ、英名もその直訳のforget-me-notである。日本では、1905年に植物学者の川上滝弥が「勿(してはいけない)忘(忘れる)草」の意として、初めて「勿忘草」「忘れな草」と名付けられた。

【忘れな草をあなたに(歌)】

 忘れな草といえば、パパは「忘れな草をあなたに」という叙情歌を思い浮かべると言っている。ボク(小次郎)は、興味ないけどどんな歌か? 付き合ってあげよう。

◇作詞:木下龍太郎 作曲:江口浩二 歌:ヴォーチェ・アンジェリカ

 パパは、倍賞千恵子と菅原洋一の「忘れな草をあなたに」を思い浮かべるといって、調べると、この曲は、1963年に女声コーラスグループの「ヴォーチェ・アンジェリカ」がリリースしたのが最初。 ※画像はネットより

8年後の1971年に倍賞千恵子と菅原洋一によるシングルがそれぞれヒットして、叙情歌として広 く知られるようになるという。他にも多くの歌手がカバーしている。

※ 画像はネットより

 【歌詞】

 別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも おぼえておいて ほしいから しあわせ祈る ことばにかえて(★) 忘れな草を あなたに あなたに  ★一部の歌手では“そえて”と歌われる。

  いつの世も いつの世も 別れる人と あう人の 合う人の さだめは常に あるものを ただ泣きぬれて 浜辺につんだ 忘れな草を あなたに あなたに

  喜びの 喜びの 涙にくれて 抱き合う いだきあう その日がいつか くるように

 ふたりの愛の 思い出そえて 忘れな草を あなたに あなたに

改めて、花を見てみよう。

ピントがイマイチなので、接写で撮ってみた。

◇ 色が濃くなった。接写はレンズが違うからかな? ※ 肉眼ではこんな濃い感じではない!

【おまけ】 忘れ草!?

【ワスレグサ(萱草)】 出展:Wikipedia、他

「忘れ草」

日本には「ワスレグサ」と呼ぶ野草がある。古代に中国から伝来した帰化植物で、欧州原産のワスレナグサとは一字違いであるが、言葉の持つ意味は全く異なる。漢字は、本家中国と同様に「萱草」と書き、音読みは“カンゾウ”である。

由来は、ワスレグサ(忘れ草)は、花が一日限りで終わると考えられ、「この植物を植えると悩みを忘れる」とする言い伝えがある事からと言われる

 ワスレグサ(萱草)の正式な和名は、真夏に咲くヤブカンゾウで、ユリ科ヤブカンゾウ属の多年草。ユウスゲやニッコウキスゲも同じ仲間である。

 ※ 「ノカンゾウ」もあるが、違いは、ノカンゾウは一重、ヤブカンゾウは八重咲き。

ノカンゾウはこちら Link先 → 小次郎とユリ(百合)-ノカンゾウ(野萱草)-

 

お終い

 

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小次郎と春の草花-アセビ(馬酔木)-

2024-05-10 22:12:44 | 春の草花

今回は、アセビ(馬酔木)だ。ゆめ咲公園に植えられているので毎年観賞している。垣根かなとも思うが、一部だけ。「馬酔木」の名は、枝葉に有毒成分があり、馬が食べると酔って足がふらついてしまうことから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、次第に変化して「アシビ」→「アセビ」になったと言われる。多くの草食動物は食べるのを避け食べ残されるので、草食動物の多い地域はこの木が目立って多くなると言う。うーん、ホントかいな? 

<20218年3月20日>ゆめ咲公園

◇ 花はスズランのような下向きの壺形だね。 

スズランはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-スズラン(鈴蘭)-

全体から見ていこう

◇ ここがゆめ咲公園

◇ 小次郎クンは、クンクンしていない。有毒なのがわかるのかなあ?

◇壺形の花だね。 ここで、勉強しておこう

【アセビ(馬酔木)】

◇ ツツジ科アセビ属の常緑低木。 別名アセボ。アシビ 樹高は1.5m~2m

  早春に、穂になって咲く小さな白い花や、紅色の新芽、濃い緑色の葉が美しいので庭木や鉢植えとして好まれる。

◇ 原産地:日本に自生する。※ 世界には約10種が存在する。

◇ 開花期:3月初旬~4月中旬。

 ◇ 花:壷形の花を沢山付ける。色は、うす紅色のものと白色のものがある。香りは少ない。

 ※ 赤色は、こちらではまだお目にかかってない。(Wikipediaより引用)

 【名前の由来】

「馬酔木」の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前とされる。

 「アシビ」は、馬が食べると酔って足が萎えることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、次第に変化して「アシビ」→「アセビ」になったと言われる。

 【毒性】

枝葉に「アセボチン」という有毒成分を持つ。多くの草食動物は食べるのを避け食べ残される。で、草食動物の多い地域はこの木が目立って多くなる。奈良公園では、シカが他の木を食べこの木を食べないためアセビが相対的に多くなっている。

改めて見てみよう。

◇ ここを下っていくとJR美咲が丘駅だ。

2019年~2024年を見てみよう。※樹高は1.5m~2mなので、これ以上大きくはならない様だ。

<2019年3月21日>ゆめ咲公園

<20220年4月2日>ゆめ咲公園

<2021年3月24日>ゆめ咲公園

<2024年4月2日>ゆめ咲公園

お終い

- 小次郎とアセビ(馬酔木)のフォトチャンネル -

 

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小次郎と春の草花-ワトソニア-

2024-05-07 13:43:52 | 春の草花

今回は、ワトソニアだ。イギリスの植物学者の「ワトソン」に由来するが、ヒオウギズイセン(桧扇水仙)とも呼ばれる。しかし(本来の?)ヒオウギズイセン(桧扇水仙)が別にあるようで、ややこしい。後で勉強しておこう長い花茎に漏斗状の花を咲かせるので、かなり目立つ。草の姿は近縁種のグラジオラスに似ているが花の姿は異なる。

グラジオラスはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-グラジオラス-

<2018年5月11日>糸島農業高校&糸島消防署近く

全景から見ていこう。

◇南風台方向(高速インター方向)。正面の建物が糸島消防署。道路を挟んで、反対側に糸島農業高校がある。ここは、以前は農道だったんだけど、バイパスとし整備されている。

◇志摩半島に向かう方向。このバイパスで、高速のインターチェンジから志摩半島へ行きやすくなっている。

◇ 毎年いろんな花が植えられている。この年はワトソニアだ。

◇白色もあるが、本数は少ない。

花に着目しよう

◇ 花の形を確認しておこう。ここで、ワトソニアの勉強をしておく

◇ 白もある。

◇ 後ろの建物は糸島消防本部

◇後に見えるのは可也山だよ。ワトソニアとのコントラストに、ボク(小次郎)がかすんでしまうなあ!

◇ 花をよく見ておく。こんな花なんだ。ワトソニアの勉強をしておく

【ワトソニア】

◇ アヤメ科・ワトソニア属 秋植え球根

※ 一般的に「ヒオウギズイセン(桧扇水仙)」とも呼ばれ、60種程度ある。また、ヒオウギズイセン属の「ヒメヒオウギズイセン(姫桧扇水仙)」とは、関係ないらしい。ちょっとややこしい。 

◇ 原産地:南アフリカ(ケープ地方?)。日本へは明治末に渡来。

◇ 開花期:4月~5月。

◇ 花:穂状花序に4cm程の淡紅・白・赤・橙色の花をつける。花被片は6個

◇ 名前の由来:イギリスの植物学者のワトソンに由来。

※ 美咲が丘で見かけたものを、全景~花まで並べて見た

 【名前が似ている花】

①(本来の)桧扇水仙(ヒオウギズイセン)

② 姫桧扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)

③(桧扇水仙とも呼ばれる)ワトソニア。

※ 違いを調べてみた。(ネットより引用)

美咲が丘の分を改めて見てみよう。

<2014年5月15日>美咲が丘3丁目の空き区画

<2020年5月13日>美咲が丘3丁目(同じ場所)

お終い

小次郎とワトソニア

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小次郎と春の草花-マツバウンラン(松葉海蘭)-

2024-05-03 22:53:20 | 春の草花

今回は、マツバウンラン(松葉海蘭)だ。北アメリカ原産で昭和16年に京都市で初めて採集された外来種で、繁殖力が強く、近畿以西で普通に見られるとのこと。 名前は、葉の形が“松葉”に似て、花が“海蘭”に似ていることかららしい。ボク(小次郎)はタイルの間から伸びているのが気になって、つい、クンクンしてしまった。

<2019年4月19日>美咲が丘駅前

◇こんな感じで咲いている。全景から見ていこう

◇ここはJR美咲が丘駅前だよ。ツツジがきれいな所でもある。タイル張りの間から咲いている。すごいね!

ツツジ葉こちら Link先 → 小次郎都ツツジ-美咲が丘駅-

◇ うーん、ボク(小次郎)の身長より低い。鼻は、もとい! 花はとても小さい。

◇もうちょっとズームイン。ん? ボクが入らなくなった! 

◇ 花をもう少し観察してみよう。ちょっと勉強しておく。

 

【マツバウンラン(松葉海蘭)】
◇ オオバコ科・マツバウンラン属。
◇ 原産地:北アメリカ。
◇ 開花期:4月~6月。細い茎が50㎝ほどの高さに伸び、葉は松葉のような線形で名前の由来となっている。
◇ 花:細い茎の先端に、紫色の仮面状の花を穂状につける。

【名前の由来】
 葉の形が「松葉」、花が「海蘭(ウンラン)」に似ている事から。ウンランは砂地に咲くそうで、鳥取砂丘にも咲いている。調べてみた。※出典:松江の花図鑑、他

※ 海蘭(ウンラン)は、“海辺に生える蘭”の意味。うーん、ウンランに似ている?

◇葉は“松葉”と同様に細いけど、かなりやわらかい。似ているかな? ま、見方はいろいろだよね。

空き区画でも見かける。ここ、三丁目だよ。

◇雑草に混じって咲いているけど、分かるかな?

こんなところにも!

◇とあるお家の壁の前。後が白っぽいので観察しやすいんだな。

前年も見てみる。同じ所だよ。

<2018年4月10日>美咲が丘駅前

◇ 食べてみようかな?

◇食べるのは、やっぱり、良くないね。

空き区画も

◇ 沢山咲いている様は壮観なんだけど、写真に撮るとイマイチ。何回も撮り直しちゃった。人間の目の能力はすごいんだね。

お終い

小次郎とマツバウンラン(松葉海蘭)

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