みんな覚えてるかな?
フィラリア症予防薬を7カ月以上やっていただいた方にお渡ししているこの商品券。
5月末までが対象になります。
フィラリア予防をまだしていない方はお忘れなく。
ということで宣伝でした。
電通が行ったこういう調査があります。
社会的環境的政治的な変化を意図的に目指す消費行動を消費activismと言います。
簡単にいうと
日本は消費活動の成熟度合いが
先進国どころかインドにも遠く及ばないということです。
環境負荷が低い商品を多少高くても選ぶ。
社会を良くする企業やブランドの商品を購入する。
使用済み容器を回収や再利用で資源を守るブランドを買う。
人種差別の是正を態度表明する企業やブランドに交換が持てる。
などなどのスコアがやばいくらいに低い。
何度も書くようだけど
その場の安いを意識しすぎる大人が多すぎる気がする。
とある筆者は日本の大人を甘やかされた子供ばかりだと揶揄してます。
そういう土壌からはいいビジネスなんて生まれっこない。ということです。
企業側も選択の責任を消費者に訴えなければいけないということです。
でも中々にこれは難しいのもわかります。
客商売をやってると。
全然訴求できないどころか、訴求すると批難されたりしますから。
100円の回転寿司(最近は高くなったみたいだけど)。
それに関わる方が100円で提供するためにいかに搾取されてるか。
回り回って自分の賃金が上がらないことに気付いてないんです。
僕が平成生まれだからでしょうか?
安いがいいもん。
安くなくても他人が価値を定義したもんこそがいい。
(ビトンとかデオールとかゴッチとかロゴどんてなってるようなもんが好きな人が日本人は多いとパリのブテイックの店員も言ってた)
そういう消費じゃなくて
何を選ぶことが最善なのかをしっかり見極める必要があるんじゃないかなと。
自分が選択して消費をする。
その消費がさらにその企業を伸ばす。
企業のパーパスが社会を良くする。
そういう消費がいいんじゃないかなと思うんです。
あの人がああ言ったからいいんじゃなくて。
10000円で去勢手術をやる病院の看護師の賃金は低いと思います。
そういう看護師に命のやり取りを任せられるでしょうか。
20000円で避妊手術をやる病院があります。
そういう病院は新しい器具器材を揃えられるでしょうか。
本当は簡単にわかっていた病気が
回り道をして実はもっとお金がかかってしまっている。
命にも影響がある。
そんなことは想像に容易いと思います。
もっとワガママなこと書きますね。
ちっと安いとこで薬を購入します。
ワクチンはちっと安いとこでうちます。
でもいざとなったらお願いします。
笑顔で大丈夫ですよと言いますが
それは仕事だからです。
きてくだされば最善を尽くそうとします。
ですが、根っこのところからこの病院を支持してくださってくださる方と
同じ気持ちで臨めますでしょうか。
(いかれてると思うくらい、僕らにとって良い方がたくさんいます。未だ信じられません。
今日も僕はそういう方からサラダをいただいて食べながら書いてます)
あなたならどうでしょう?
日銀がいじっても全然円が上がらない。
こっからはどんどん薬も高くなるばかりです。
考える時が来てるかもしれません。