たまくんとの勉強日記

中学受験を最終目標とした長男タマくんとの勉強日記です。まだ低学年ですが、通塾などの習い事を通してタマくんの成長をご紹介しています。

サピックス 5月度マンスリー確認テスト(小学4年生)

サピックスでは、小学3年生までは3ヶ月に一回程度の頻度で習熟度を確認するテストが実施されていましたが、中学受験カルキュラムに突入する4年生からは、原則毎月テストが行われます。実力テストのため、結果により上限はありますが、クラスも昇降します。

そのテストがGW明けに行われたわけですが、テスト範囲が「3月下旬から4月までの通常授業+春期講習」と広く、多くの子供達が対策に苦戦したと思います。

具体的なテスト範囲は以下の通りで、ほんとに広い。

GWにガリ勉すれば、好成績を狙えるでしょうが、まだまだ4年生。きっちりと勉強できた子はどれくらいいたのでしょうか。

【テスト範囲】
算数:四則演算(複雑)、およその数、角度、数列、推理算、図形、和差算、規則性
国語:漢字、ことわざや慣用句などの文法、長文問題は初見の文章
理科:食物連鎖、天体(太陽、月、星座)、燃焼、気体
社会:商業、農業、漁業、食品業、国土、気候

我が家のタマくんは「多すぎる」とぶつぶつ文句を言っていましたが、クラスは落ちたくないようで、GW後半は頑張って勉強していました。

テストが終了し、家に戻ってきたので、さっそく感想を聞くと「出来た!特に算数!!でも、社会は死んだ!!!」とのこと。

この「出来た!」ほどあてにならない言葉はないと散々思い知らされてきたので、私は不安な気持ちで一杯になりましたが、自己採点すると、確かに悪くない感じ。社会も他科目に比べると確かに正答率が良くない。少しは状況を正確に伝えられるようになってきたようです。

問題用紙を確認すると社会はちょっと難しいかも。算数は易しめ。理科と国語は想定内の難度のように感じました。ただレベルは高い。サピ生は訓練されているから、解けるでしょうけど、塾に通っていない普通の子が受けたら、まったく歯が立たないでしょうね。

文字のフォントも小さく、量も多くて、見た瞬間、解く気が失せます。私が小学4年生の時よりも、全然レベルが高いと思います。ほんと、タマくん含めて、どの子もすごいですね。

そして、先ほど、採点結果の速報が発表されました。
気になる結果は下記の通りです。

 

 

■5月度マンスリー確認テスト(小学4年生)の結果
・受験者数:7117名
・算数(平均点):89.6
・国語(平均点):74.0
・理科(平均点):57.5
・社会(平均点):55.5

タマくんは理科>算数>国語>社会の順で良い結果を残しました。社会はギリギリでしたが全科目で偏差値50を超えることが出来ました。

特に理科が良かったですね。成績上位者で構成されるαクラスの子達とも対等に戦えるレベルの点でした。本人も大好きな分野で常に理科関係の本を読んでいます。このまま頑張って欲しいですね。

一方、社会は・・・。まぁ、一番勉強していない科目ですからね。むしろテキスト音読中心の勉強で、よくぞ踏ん張ったと思います。今後対策が必要ですね。

算数は100点を超えると4科目合計点が崩れないので良いですね。引き続き、算数に注力して、勉強させたいと思います。タマくんの場合、1、3月の組分けテストで算数が大きく足を引っ張ったので、4月は重点的に算数を勉強させましたし、直接指導もしました。そのため、個別指導の大変さを思い知りましたが、その甲斐あってか、本人も今回のテストで算数に自信をつけたようです。好調をキープできるよう、算数は引き続き、個別指導していこうと思います。

国語は、文法が半分も取れてない・・・。ほんと暗記が嫌いな子なので、こちらも対策が必要そうです。

最後に、気になるクラス昇降ですが、偏差値が大きく伸びたので、確実に上限一杯で上がるでしょう。

今回のテストで、αの背中が見えたので、「しっかりと対策して6月マンスリーでαに挑むぞ!」と鼓舞してみましたが、本人は「無理」とのことで、そっけないです。どうも既にαは別格だと思っている模様です。

まずはその潜在意識を壊さないといけません。疲れます・・・。