※本ブログはシリーズ物になっている為、ぜひ最初からお読みください。


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※前回の記事の続きです

ル・ボンは個々人が扇動され心理的な群衆と化し、
暴走していくメカニズムを学術的に分析・研究した。

この研究成果を著したのが、
彼の代表作『群衆心理』である。

『群衆心理』はアドルフ・ヒトラーの愛読書であった。
この稀代の扇動家は『群衆心理』のロジックを大いに用いることで群衆を洗脳し、ドイツを乗っ取ったのだ。

なお『群衆心理』はヒトラーだけではなく、ムッソリーニ、ド・ゴール、
そして、
あのフランクリン・ルーズベルトも悪用した。


「リメンバー・パールハーバー!!!」
ルーズベルトによって人工的に造られた群衆(アメリカ国民)の憎悪。
その憎悪の生け贄として捧げられたのが戦前の日本人であったのだから、
我々日本人にとってル・ボンの『群衆心理』は業の深い作品とも言える。

もちろん、
ル・ボンに罪はなく、
彼の研究成果を悪用する者にこそ罪があるのであるが…。

この「悪魔の心理学」とも言える群衆洗脳術は、
現代に至るまでマスメディアによって常習的に悪用され続け、
日本社会にダメージを与え続けてきた。

今回のコロ助騒動にしても、
結局のところ、
『群衆心理』の手法を悪用したマスメディアによって造られたインフォデミックなのであろう。

(続く)



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