井上尚弥がパウンド・フォー・パウンドで再びNo.1に【海外の反応】

井上尚弥

 以下、井上尚弥対ルイス・ネリ戦後にリングマガジンがパウンド・フォー・パウンドランキング1位の座を決めるために行った議論の内容を一部抜粋して訳したもの。


アンソン・ウェインライトの意見

「井上は1ラウンド目で日本国民を恐怖させてしまったが、その後ネリを粉砕した」「私にとってそれは(パウンド・フォー・パウンドランキングで)クロフォード1aと井上1bだ」

 ※2人を1位にするという案。


当初、委員会のメンバー(私を含む)はウェインライトの意見に同調し、それは確かに不合理ではなかったが、その後トム・グレイは次のように述べた。

 ※この記事の著者はダグラス・フィッシャー(リング編集長)


トム・グレイの意見

「僕は井上のP4P1位に一票。バドと3位のオレクサンドル・ウシクはこの10年でそれぞれ4勝0敗。井上は8勝0敗(8KO)で、リングでの実績という点では彼ら以上のものだ」「ネリ戦での勝利は井上にとってトップ3に入る最高のパフォーマンスの一つだとも思った。彼のように立ち上がってすぐにアジャストするなんて、正気の沙汰じゃなかったよ」

 ※バドはクロフォードのあだ名。


グレイの提案(とその理由)は、他のパネリストたちの心変わりを呼び起こし、多くのパネリストたちが井上の活躍に注目した(対戦相手の質やダイナミックなスキルセットとともに)


マイケル・モンテロの意見

「元々、私はバドを1位に、モンスターを2位に据えることに賛成だった」「しかし、活動だけを見てみると、クロフォードは4年間で4戦、井上はその期間で8戦している。彼はまた、1年に2回、4団体統一戦で勝利を収めた。さらに、昨年末のリングによると、直近の3人の対戦相手はいずれも122ポンドでトップ5にランクされていた。この日本のスーパースターは、今のところ明らかにトップとしての地位を確立していると思う」「ウシクは数週間後に、クロフォードは8月に井上を追い越すチャンスがある。しかし今のところ、井上尚弥がP4Pキングである」

 ※ウシクはタイソン・フューリーと日本時間5月18日(土)夜に4団体統一をかけて世界ヘビー級王座戦を戦う。


ディエゴ・モリージャの意見

「私も彼が我々の新たなNo.1になるべきだと信じている」「クロフォードは並外れたファイターだが、井上には物凄いパワーと困難を跳ね除ける闘志があって、それが彼をより特別な存在にしている。彼がネリをKOしたコンビネーションは、最近の記憶にある他のどのファイターにもできなかっただろう。彼は全く異なるカテゴリーに属していて、過去数年間の彼の成績がそれを物語っている」


海外のボクシングファン
スペンスが2年間試合に勝てなかったにもかかわらず、どういうわけか、まだランキングにしがみついてることを除けば、素晴らしいリストだ。
+335

海外のボクシングファン
リングは一般的に、活動してないボクサーをもっと厳しく評価する必要がある。エストラーダも、最後の試合が2022年12月だったにもかかわらず、延々とP4Pリストに名を連ねていた。1年間試合をしてなかったら自動的に除外すべきだよ。
+74

海外のボクシングファン
魅力的な階級でよく知られたアメリカ人であることがP4Pの第一の決定要因になるんだ。

4年間で2勝したことが、それに匹敵するほど重要な要因だとは思えないからね。
+103

海外のボクシングファン
スペンスを外してテオか寺地を追加する必要がある。そうすれば、ほとんどの人が思うp4pリストにかなり近づくことになるだろう。俺は正直に言って、クロフォードが引退するか、どちらかが負けるまでクロフォードと井上が椅子取りゲームをすることを期待している。
+64

海外のボクシングファン
俺はこのリストに概ね同意するけど、過去3年間テオフィモがリストに載っていないことが驚きだね。
+79

海外のボクシングファン
タンクの代わりにテオが載るべきだ
+55

タンクは、ガーボンタ・デービスの愛称。

海外のボクシングファン
よくやった。さて、私はInstagramに行って、井上がアメリカで戦わない(井上は戦っている)、井上はタンクと戦う必要がある、と言っているバ●を笑わなければならないので、これで失礼します🤣🤣🤣
+23

海外のボクシングファン
なんでインスタグラムに行く必要があるんだ?そんなバ●はこのコミュニティにたくさんいるのに😂
+25

海外のボクシングファン
井上のP4P1位がまた短命な治世になるのか?ウシクが2週間後にフューリーを倒せば、引退するまで1位をキープできるだろうし、バドがマドリモフの勝利で先にジャンプアップするかもしれない。井上が2024年を強敵相手で締めくくらない限りね。
+42

海外のボクシングファン
ウシクとクロフォードはそれぞれ37歳と36歳。期待はほどほどに。
+17

海外のボクシングファン
ウシクはフューリーを倒した後引退するかも?それなら井上が残ると思うよ
+29

海外のボクシングファン
当然のことだ。井上はバドよりも若くてハングリーだ。ネリ戦での勝利は、2ラウンド目以降マスタークラスだった。
+179

海外のボクシングファン
井上がもっとハングリーなら、バドのように4団体統一してから上の階級に上げるんじゃないか?

バドがカネロと戦いたがってるのは知ってるが、井上の場合、ファンですら井上にタンクと戦って欲しくないはずだ

他の人にも言ったが、井上が興味を示していて、戦える相手にP4Pファイターはいない
-227

クロフォードはスーパーライト級で4団体統一した後、ウェルター級に上げて、男子史上初の2階級で4団体統一を果たした。

海外のボクシングファン
井上はクロフォードよりも少ない試合数で、そしてより速く、4団体統一を2階級で成し遂げた。クロフォードは、スーパーライト級でより多くの時間を費やしたから、4団体統一の後、もっと楽に上に上げることができた。井上はこの階級でやっと2年目だから、今年の残りをこの階級で戦いたいだけだ。タイムラインの違いを見ると、君はリンゴとオレンジを比較しているようなものだ。
+163


翻訳元:https://x.gd/COG9D, https://x.gd/Cc7Ix

  1. 匿名 より:

    どっちもすごいと思うから両者1位でいいんじゃないか?ただ井上を2位にしている者はこの二人の比較ではなく、対戦相手で比較しているのは納得できないな。今回のネリは29歳、36戦35勝(27KO)1敗だったわけで、その相手を圧倒したわけだから試合をしないテレンスより評価があがるのは当然でしょ。

  2. 匿名 より:

    総合的(フィジカル、メンタル、テクニック)に見ても数十年に1人の逸材だよ。
    過小評価される理由はタイソン、ナジーム、パッキャオみたいに動きに派手さがないからじゃないかな。

    タラレバだけど、もしこの階級だった当時のパックマンにも勝ってた。唯一メイウェザーにポイントアウトされるくらいしか予想できない。

  3. 匿名 より:

    軽量級であのKO数は不動のPFP1位だと思うけどなぁ
    ウシクもクロフォードも重量中量級なのに井上にKO率で負けてる
    井上は過小評価されすぎてる

  4. 匿名 より:

    ボクシングの本場の方々、階級アップがすげえ簡単に出来ると思ってる人間多いんだな。増えた筋肉を今の階級と同じように動かせるように、所謂階級のアジャストに時間がかかること想定しておらんのか…