「cocoonコクーン」とは、繭のこと。
そこは、傷ついた人にとって、まるで繭の中にいるような、あたたかな安心な空間に思えた。しかし.....
18年ほど前にあるスクールに受講生として通い始めたことがきっかけで、「事務管理をして欲しい」とお願いされ、役員の一人として加わったことで、単なるスクールの代表が教祖化、スクールがカルト味を帯びていく姿を見ることになりました。
教祖的になった人の親御さんから、この団体を壊して欲しいと懇願され行動したことで、内部の人たちからは、誹謗中傷、脅されるはめに....。
その様子を元に、フィクションをまじえて書いておきます。
この経験が、大学で再度、心理学や宗教学、仏教学を学ぶきっかけとなっています。
ホストへ入れ上げたあげく、掛け金回収の手段として、若い女性が強制的に売春させられたり、人生を棒にふり殺人未遂を起こしたなど、連日流れるニュース。
この女性たちは、満たされないもので心が占領されたり、かりそめでも、優しさや温もりが欲しかったのだろう。
心にすき間風が吹いている状態。
心のすき間風には「魔」が入り込みやすい。
私は、その頃、精神的にも弱っていた。
単身赴任中の、めったに帰ってこなくなった夫。
夫婦として上手くいっていない。
(現在は、修復し夫婦として暮らしております)
そのことは友達にも言えない。
人生、充実していた頃もあったのに、なぜ、いつからこうなったのか?
家庭から、世間から、私だけが切り離された空間にいるような。
孤立無援な気がしていた。
なんとか、心も身体も元気を取り戻したい。
という気持ちだけは持っていた。
誰かに、話したい。
分かってもらいた。
誰かと繋がりたい。。。。
そんな思いで、ネットサーフィンした。
そして、とある地方都市にある「呼吸法」の教室を見つけた。
ウツウツとした白黒の世界で生きていた当時の私に、中心地は刺激が強く眩しすぎた。
地方都市は、「丁度よい」と思った。
続きます
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