2021J2リーグ第1節 甲府戦観戦記(フクアリ) #jefunited

今日は、勝てなくて悔しい試合でしたし。
負けなくてよかった試合でもありました。
今日も勝手に始めます!

2021J2リーグ第1節
フクダ電子アリーナ 2/28 14:00 kickoff


ジェフユナイテッド千葉  1 – 1  
(前半  0 – 1)
(後半  1 – 0)


得点

45+1分 中村 亮太朗
57分 ブワニカ 啓太①



警告・退場

84分 末吉 塁 警告①
90+1分 岡野 洵 警告①



スターティングメンバー

GK 鈴木 椋大
DF 安田 理大
DF 鈴木 大輔
DF 岡野 洵
DF 米倉 恒貴
MF 小島 秀仁
MF 熊谷 アンドリュー(71分 → 高橋 壱晟)
MF 岩崎 悠人
MF 福満 隆貴(46分 → 末吉 塁)
FW 船山 貴之(46分 → ブワニカ 啓太)
FW 大槻 周平(71分 → 見木 友哉)


ベンチメンバー

GK 松原 颯汰
DF チャン・ミンギュ
DF 小田 逸稀
MF 末吉 塁(46分 ← 福満 隆貴)
MF 高橋 壱晟(71分 ← 熊谷 アンドリュー)
MF 見木 友哉(71分 ← 大槻 周平)
FW ブワニカ 啓太(46分 ← 船山 貴之)

メンバー・フォーメーション

スタッツ
シュート:3-12
GK:5-7
CK:4-4
直接FK:7-12
間接FK:3-1
オフサイド:2-1
PK:0-1

第1節終了時点

J2リーグ 9位
勝点  1
得点  1
失点  1
得失点差 0
無失点試合 0



分①



今季得点

ブワニカ 啓太①



今季警告(累積)/退場

末吉 塁 警告①
岡野 洵 警告①


いよいよJ2リーグ開幕しました!

しかし千葉県はまだ緊急事態宣言下なので、隣席空けて全体で5000人までの入場制限でした。

今季は、私の率直な印象として。
期待が大きい分結果が出なかった時の落胆も大きいんだろうなと。
そう感じています。

試合は前半アディショナルタイムに失点し。
後半高校卒業前のルーキーのゴールで追い付き。
試合終了間際のPKのピンチを凌いでドローゲーム。

盛り上がる試合展開でしたが、今季への不安も期待も感じる試合でした。

正直な感想を言えば。
前半は、選手に何をさせたくてこのメンバーを選んだのか。
どんなfootballを要求して試合に挑んだのか。
ちょっと疑問でした。

後半の選手交代と、甲府も慎重だった事もあって。
開幕戦のホームゲームをドローで終えましたが。
不安も期待も感じる試合でした。

この試合で感じた不安と期待、その辺を書いてみようと思います。
TwitterのTLでは、かなり不安や不満があふれていたと感じますが。
私はそこまで悲観したり頭下げる試合ではなかったと感じています。

今季は、自分の感じた事他を書いていこうと思っています。
試合の展開とか分析は、詳しい方が大勢いらっしゃいますから。
今季も、ごちゃごちゃ語っていきます!

まずはメンバーから。

先発11人の内、今季加入選手は鈴木大輔・岩崎悠人・福満隆貴・大槻周平の4人。
ベンチには松原颯太・小田逸稀・末吉塁・ブワニカ啓太の4人。
今季大きな期待を集めているであろう田口と川又はベンチ外。
翌日のTMにも出場していないので、怪我かもしれませんね。

システム・フォーメーションは昨季と同じ”4-4-2”ですが、今季は昨季と何が違うのか。
そこに注目して試合を見ていました。

試合はお互いに様子見な入りでした。

3バックで”3-4-2-1(多分)”の甲府は試合序盤、ジェフのボールを奪ってカウンターって展開を狙っていたと思います。
バックスタンドで参戦していて、実際に選手がそんな事話していたのが聞こえましたし、素早いカウンターから左右にボールを動かすって展開を狙っていたのかなと感じました。

対するジェフも、基本は相手にボールを持たせて奪うって事を考えていたと思いますが、思っていた以上に甲府が出てこないので自分達がボールを保持しているって序盤だったのかなと。

お互いに開幕戦・今季最初の公式戦という事で、固さやぎこちなさも見えました。
お互いにリスクを低減したい戦い方って印象でした。

お互いに慎重な入りの試合でしたが。
ジェフは自分達が中盤~後方でボールを保持しながら、そこでゲームを作るのではなく後方からのロングボールを多用する展開。

船山と大槻の2トップ、岩崎と福満の両SHという選手構成で、後方からロングボールを多用する戦い方は、どういう意図だったのかなと、率直に感じました。

自分達で前にあまり出てこない甲府でしたが、前後半通じて確かに3バックの裏のスペースが空いていました。
後半は末吉と米倉の右サイドが、ボランチや2トップ(主にブワニカ)とボールを動かし何度もここを突こうとチャレンジしていましたが、前半はただ後ろからラフにロングボールって展開が多く。
前の選手にはちょっと気の毒だなと感じましたし、あれでボールが前に収まらないって言われてもちょっときついわな、と感じながら見ていました。

徐々にジェフはロングボールのセカンドボールやその次のプレーでボールを失う場面が増え、熊谷と小島のボランチコンビはよりディフェンスに多くの時間を取られる展開に。

甲府は、奪ったボールをタテに素早く仕掛けるだけではなく。
一度後ろにボールを戻すプレーも含めて、左右に大きくボールを動かしてきます。

ジェフは、昨季と一部の選手が変わりましたが。
ボールを左右に動かされると、選手のポジショニングも意識もボールサイドに寄ってしまう悪い癖が出てきます。
ボランチやCBがボールサイドに引っ張られピッチ中央を空けてしまう場面を作られ、甲府にペナルティーエリア付近まで攻め込まれる場面が増えます。

ポストに弾かれたシュート含め、前半途中からは甲府のペースで試合が進んでいたと感じました。

前半のジェフは、左SHの岩崎の突破が目立ちましたが。
今季加入の選手や若い選手が自分のプレーを表現しようと奮闘するばかりで、チームとしての連携がまだまだだなと、正直感じました。

なによりも、このメンバーで何故あんなにロングボール一辺倒だったのかなと。
尹監督の指示なのか、ピッチに立つ選手達の判断だったのか。
開幕戦だから手堅くって意図があったのか、相手の出方が想定と違ったからなのか。
甲府はディフェンスラインにメンデス選手って高さも強さもある選手が構えているのに、何故ロングボール戦術に不向きなメンツでこれやったのかなと。
前半は、その辺が不安というかちょっと疑問でした。

なんて事を考えていたら前半アディショナルタイムに失点。
ジェフはリードされ後半へ。

ハーフタイムのベンチメンバーのアップ。
ミンギュ・末吉・ブワニカがペース上げていたので、後半スタートから3枚替えかなと呟きましたが、ミンギュは前半終盤に痛んだ岡野の様子を見てって事だったのかなと思います。

岡野は一度は×出ていたのかなと思っていましたが、ピッチに復帰しそのまま90分間プレー。
甲府の金井も前半早々に負傷交代しましたし、ちょっと嫌な予感がしましたが、岡野は何事も無くプレー続けられてよかったです。
今季は層がどうのではなく、単純に選手少ないですからね。
怪我の影響は、昨季までより大きい気がします。

エンド変わって後半スタート。
交代は福満→末吉・船山→ブワニカの2枚。

後半は、スタートから前半とは展開が変わったと感じます。
尹監督の修正・選手交代も大きな要因ですが、リードした甲府が構える事が多かったってのも要因の一つと感じます。

前半から続けていた中盤~前線の選手のプレスが効いていた事。
甲府が構えだした事で、ジェフはボランチの2枚が前を向いて高いポジションでプレー出来た事。
ブワニカに、ロングボールも足元のボールも収まる様になって、全体で押し上げて左右のサイドでボールを動かし展開出来た事。
この辺が、前半との違いだったかなと感じました。

57分、安田からのクロスボールをブワニカが頭で合わせて同点ゴール。
前半甲府の高さと強さに苦労しましたが、ブワニカ投入とチームで戦い方に変化を付けられた事、これがジェフがゴール前まで攻め込めた要因と感じます。

左右のSH岩崎と末吉が、攻守にとにかく走ってボールを持てば仕掛けて。
2トップの大槻とブワニカも攻守走り、構える甲府にプレッシャーを掛け。
これで甲府のWBを含めたディフェンスラインを押し下げられたと思いますし、両SBとボランチが2トップと両SHと連携しボールを動かし、自分達でボールを保持しながらゲームを作る事が少しずつ出来てきた。

ディフェンスラインからロングボール蹴るばかりだった前半とは、まったく違うチームの様でした。

前段で、前半の戦い方に疑問がと書きましたが。
後半の展開を見たら、前半は相手の出方が想定と違った事が大きかったのかなと、試合が終わってみれば感じます。

もっと甲府がボール保持して前に出てくると想定していたのかなと。
そこをピッチ上で修正出来ないのは、まだまだチームの連携が足りないからだと思います。
ただ、ハーフタイムに選手交代も含めて修正出来た事、これは今後に大きく期待出来る面だと思います。

同点に追い付かれた事で、甲府も前への圧力を強め前に出てきます。

ブワニカの同点ゴール以降は、お互いに選手を替え、お互いに高いポジションで相手のボールを奪う事を強く意識して戦っていたと思います。

ジェフは71分に熊谷→壱晟・大槻→見木の2枚替え。
徐々にお互いにノーガードで打ち合う様な展開に。

ジェフは前の4枚が走ってプレス掛けて仕掛けますが。
プレスがハマらなかった時に、甲府に上手くサイドを突かれてしまった。
逆にジェフは、ボランチ小島が高いポジションでゲームを作る事が出来ると、相手ゴールに向かうチャンスが出来た。

この辺は、チームの連携の練度の差が見えたのかなと。
3年目の伊藤監督率いる甲府と、2年目の尹監督の率いるジェフ。
チームとしての戦い方が整理出来ているのは、現時点では甲府だったと思います。

ジェフは、新加入選手や若い選手がとにかく攻守に走る事と仕掛ける事。
この試合でも、それは見ていてはっきりと分かりましたが、まだそれが”チーム”として連携・機能していない。
後半は特に、かなりのハイプレスだったと感じましたが、交わされた後の事がチームで徹底出来ていませんでした。

ノーガードの打ち合いと言っても、チャンスの数は圧倒的に甲府でしたし。
ジェフは最後椋大が止めてくれたPK含め、ノーガードで殴り合って劣勢だった試合だと認識しています。

逆に、前向きに考えれば。
昨季よりも走り戦えるチームにはなってきた。
自分達がボールを保持する展開でも、昨季よりも仕掛け形を作る事は出来てきた。
構える事と前に出るプレス、その使い分けをチームでもっと徹底する事。
前に出た時・引いて構える時、それぞれチームでどう連携するか。
それを含め、試合中に自分達で修正する力を持つ事。
走る・戦うって前提は、昨季よりも出来ていると思うので、ここから先の事により注力出来るかなと。

昨季がダメだったって事ではなく。
中断他色々あって昨季は怪我も多く、チームとして戦うコンディションを万全に作れなかったって意味です。

今季だって、まだまだ世間や社会がどうなるかは分かりませんが。
昨年の様な状況には陥らないのではないかと、私個人は考えています。
尹監督の意図が浸透している中心選手が残っていて、新たに走り戦える今季加入の選手や若手がいて。
私は、そういう面で今季に大いに期待していますし。
その片鱗は見えた開幕戦でした。

語りたい事はまだまだあるのですが。
選手個々についても書きたい事がありますが。
余裕が無いのでそろそろまとめます。

今季に期待している事は前段に書いた通りですが。
不安な事は、現状はまだまだ個々の走力・体力や戦う意欲に依存している事。
新井章太・田口・川又といった本来チームの主軸になるであろう選手の怪我・欠場。
サウダーニャが未だチームに合流出来ていない事。
主力と目される選手の不在で、チームの連携や約束事の構築が遅れる・時間が掛かる可能性の有る事。

記事の最初に書きましたし、Twitterでも呟きましたが。
甲府戦は、勝ちたかった試合だし負けなくてよかった試合でもありました。

内容見れば、よく負けなかったって言ってもいい試合だった。
そんな試合で、勝ち点1を手に出来た事。
これを、前向きに捉えるしかありません。

J2優勝・J1昇格。
これを本気で達成する為には、我々サポも含めチーム・クラブが一丸となる必要があります。
甲府戦、色々な意見を見ました。
正直現状の尹ジェフはふがいない面もありますし、選手や監督・コーチを否定したりフロントに文句言いたい気持ちも分かります。

でも、下を向く必要は無いと私は感じています。
正直私も不安が大きいですが、前向きに期待出来る事も大いにある。

とにかく今は、footballのある日常に感謝しながら。
ジェフとfootballを楽しむ事、それに尽きると思います。

頭が大きくなり過ぎて、楽しめなくなってしまってはしょうがない。
常に最善の結果は、楽しいとか面白いの先にあると思っています。

今季最初の試合からまとまらなくなってきました。

相変わらずな調子ですが、今季はこんな感じでやっていきます。

最後に、甲府戦で私の印象に残ったのは。
小島・ブワニカ・末吉いいねえってのと。
岩崎はどかんとくるかもしれんなってのと。
鈴木大輔は落ち着いているなってのと。
尹監督は見木と壱晟大事に使ってくれそうだなって事です。

次のアウェー愛媛戦、どんなメンバーでどんな戦い方するのか。
今から楽しみですよ!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

HP作りました。
選手の出場時間等はこちらにまとめてあります。

犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)

人気ブログランキングに登録しています。
ぜひポチッとご協力お願いします!

https://blog.with2.net/link/?1400439

※バナーが貼れなくなってしまったのですが、以前と同じランキングです。

今日の一言
「期待も不安も感じた開幕戦、ここから一歩ずつ上がっていこうぜ!」

コメントを残す