本日のテーマ
【今の苦しみを乗り越えるのは
未来の自分ため】
人生を振り返ると、どれだけの辛さや苦しみの壁にぶつかってきたことか……。
その度に、悩み、苦しみ、もがき、時には挫折をしたり、逃げ出したり、もうだめだと人生を諦め死を考えることもありました。
しかし不思議なもので、今となればすべての事が良い思い出になっているのです。
良い思い出とは、その壁に意味があり、後の人生に役に立っているということです。
瞑想をしながら過去の自分を振り返ることがあります。
壁にぶつかって悩み苦しんでいた自分を。
すると、気づかされるのです。
今なら当時と同じ出来事が起きたとしても壁にはならないし、悩むこと、苦しむことはないと思えるのです。
それは、きっとその時の壁を乗り越えた経験が、力となり免疫が備わったからなのでしょう。
人生で起こる出来事を、平面の高さから見ると、壁になりますが、目線を変え、高いと所から見ると障害物競争のように見えてきます。
それは、乗り越えることによって次のステップがあることが理解できるからです。
壁とは、ゴールに向かうための力を試すハードルのようなものかもしれません。
それは、乗り越えると力がつくからです。
ゴールからスタート時点を振り返ると、壁とは乗り越えるというより、与えられた試練のように思えます。
わたしは人生の壁を乗り越えてきた経験から、今では「人生の壁」をこのように思っています。
「未来のために力をつけるため用意された試練」
壁を乗り越えた未来に待っているのは、‟力をつけた自分”です。
例えば、もしも今この時に苦しんでいる自分がいたとしたら、時間が経った未来の自分は、きっと人生を振り返りこう言うでしょう。
「今だったらあの時と同じ壁に出くわしても壁にはならない…」
だから壁を乗り越えることは、人生を充実させることになり、意味あることになるのです。
■南アメリカ共和国・」反アパルトヘイト運動の黒人最高指導者ネルドン・マンデラの言葉…
「ひとつの大きな山を越えてわかることは、行く手にもっとたくさんの越えるべき山があるということ」