水本爽涼 歳時記

日本の四季を織り交ぜて描くエッセイ、詩、作詞、創作台本、シナリオ、小説などの小部屋です。

ユーモア推理サスペンス小説 無い地点 <1>

2024年06月10日 00時00分00秒 | #小説

 警察庁長官官房人事課長の肩書を持つ鳩村豆男は、疲れ果てた挙句、片足をベッドの下に垂れ、夢の中で足掻(あが)いていた。刑事部と公安部の捜査上の衝突にその原因があることは夢の中だけに当然、誰も知らない。^^ まあまあ、お二方・・とはいかない公安警察Vs.刑事警察という組織上の問題があった。加えて、次期公安部長の呼び声が高かったこともある。^^
 話は数年前に遡(さかのぼ)る。この頃、鳩村は制服組幹部の道を目指し、現場捜査の長として指揮を執っていた。掃き溜めに鶴・・とはよく言うが、掃溜めに鳩の鳩村もその一人で、一年後には現場を去り、本庁へ返り咲くことは、ほぼ確実視されていた。鳩村に限らず、過去の人事異動はそうした方向で発令されていたのである。制服組の若いトップの署長就任は年功を重ねた現場のベテラン刑事達にとっては痛し痒しで、ある意味、邪魔な存在だった。^^
「奴さん、春には、はい、さよならですか…」
「まあ、そう言うな、鴫田(しぎた)…」
 捜査を任された刑事の口橋(くちばし)が蚯蚓(みみず)を突っつくように鴫田を宥(なだ)めた。^^
「班長はそう言いますがねっ!」
 鴫田が鳴くように声高に返す。
「お前が思うのも分からんではないが、そうなっとるんだから仕方ねぇ~だろうが…」
 二人が後方の片隅で話し合う小声が正面最前列で刑事達に対峙して座るトップ三人に聞こえる訳がない。トップ三人とは、中央に座る鳩村[署長]、その左に手羽崎(てばさき)[管理官]、右に庭取(にわとり)[副署長]である。^^


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雑念ユーモア短編集 (100)作曲

2024年06月09日 00時00分00秒 | #小説

 有名作曲家の尾平は頼まれた新人女性歌手の作曲をしていた。前庭の手入れをしていたとき、ふと浮かんだ旋律を忘れないうちに…と部屋へ駆け込んだ。駆け込んで採譜したまではよかったが、浮かんだ最初の旋律の続きが浮かばない。尾平は書き始めた譜面を机に置き、はたと考え込んだ。浮かばないものは浮かばないのだから仕方がない。尾平はすっかり気落ちし、沈み込んでしまった。^^ 浮かばないから沈んだ訳である。^^ そのとき、電話が鳴った。
「はい、尾平ですが…」
『先生、もう出来たんじゃないかな? と思いまして…』
 音楽出版社の番記者からの電話だった。尾平は、牝鶏(めんどり)が卵を産むような訳にいくかっ! と一瞬、頭にきたが、そうとも言えず、「いや、まだだよ…」とだけ、幾らか気分悪げに返した。
『そうですか…。そいじゃ、早めに頼みますよ。なにせデビュー曲ですからね。ヒットをっ! と五月蠅(うるさ)いんですよ…』
「誰がっ!」
 尾平は、また少し腹立たしくなり、グッ! と堪(こら)えた。
「誰とは言えませんが、上の方が…」
 番記者は暗に会社の上役を暈した。チクッったことが発覚すれば立場が拙(まず)くなる…と判断したためだ。尾平はそれを聞き、雑念を浮かべた。
『上といえば、アレか…』
 尾平は目星がついた人物の姿を思い描き、雑念を湧かせた。担当部長は顔見知りの雀友(ジャンとも)で、飲み仲間でもあった。
『あいつの立場を悪くするのもなぁ~』
 そう思ったときである。尾平の脳裏に浮かばなかった続きの旋律がポッカリ浮かんだのである。
「浮かんだよっ! いったん切るよっ!」
 尾平は電話を切ると、浮かんだメロディーの採譜をすぐに再開し始めた。そして数十分後、新人歌手のデビュー曲が完成した。[ある晴れた日の出に]である。^^
 作曲の閃(ひらめ)きは雑念とは無縁で、浮かぶときには浮かぶもののようです。^^

                   完


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雑念ユーモア短編集 (99)さて…

2024年06月08日 00時00分00秒 | #小説

 齢(よわい)を重ね、年老いると物忘れすることが増える。脳細胞が、はぁ? と考え込むようになり、老化する訳だ。^^ これはもう、個人の問題ではなく、誰しも起きることなのである。なぜだ? どうして? などと雑念を挟む余地はなく、そうなるのだから致し方がない。^^
 野辺山は、やりかけていた残業を停止して考え込んでいた。
「どうしたんです? 野辺山さん」
「えっ!? いや、まあ…」
「私、先にやって帰りますよ。いいですか?」
 同じ残業をしていた鉾海は訝(いぶか)しげに野辺山を窺(うかが)った。
「はあ、どうぞ…」
 鉾海は首を傾(かし)げながら先に作業場を出て行った。野辺山が考え込んだのには理由があった。ふと、浮かんだ今夜の総菜である。朝、家を出るとき妻に頼まれた買い物が何だったのか? を忘れてしまったのである。さて…と、野辺山は椅子に腰を下ろすと腕組みをした。残業は出来なくても明日の朝にやればいいが、問題は差し迫った今夜の総菜だ。買えないと妻に何を言われるか分からないのだ。野辺山の脳裏に、思い出せない総菜の代わりに別の雑念が浮かんだ。
『結婚した頃は、あんなじゃなかったが…』
 若い頃の優しかった妻の笑顔が思い出されたのである。
「まあ、いいかっ!」
 何がいいのか分からないが、野辺山は残業をやめると、そのまま帰途に着いた。
 さて…と考え込むほど思い出せないときは、雑念に沈むことなく、いつまでも考えないことですね。^^

                   完


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雑念ユーモア短編集 (98)リミット

2024年06月07日 00時00分00秒 | #小説

 リミット・・平たく言えば限界である。だが、今ではすでに和製英語になっており、リミットと言っただけで誰もが限界か…と理解できる時代になっている。リミットが近づけば、雑念などを巡らせる余裕はなく、必死にその状況から解き放たれようとする一念だけになる。
 急に刺し込んだリミットの腹を押さえながら、管理者会から中途退席した田所はトイレの大便器に座りながらコトを済まそうとしていた。田所は大便器に腰を下ろし、ズボンを下げるとホッとした。その後、コトを済ませた田所は、腹具合のリミットが解消されトイレを出ようとトイレット・ぺーパーのボックスを見た。ところが生憎(あいにく)、トイレットぺーパーがなかったのである。管理者会には一刻も早く戻らなければならない。田所はどうしよう…と慌(あわ)てた。すると上手(うま)くしたもので、背広の内ポケットの中に数枚の紙があるではないか。田所はその紙でお尻を拭き、バタバタしながらトイレを出ると管理者会が開かれている会議室へと急いだ。
「おお、田所君、戻ったか…」
「すみません、専務…」
「いや、いいんだ。腹具合はいいのかね?」
「だ、大丈夫ですっ!」
「そうか…。それじゃ、君の案を聞こうか」
「はいっ!」
 田所は背広の内ポケットを探ったが、説明用に準備した原稿がない。田所はハッ! とした。先ほどトイレで流した紙が説明用の原稿だったのである。
 その後、田所が同管理社会を切り抜けたのか? 私は知らない。ただ、リミットに備えておく必要はあるようです。リミットのときは雑念が浮かびませんから…。^^

                   完


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雑念ユーモア短編集 (97)解釈

2024年06月06日 00時00分00秒 | #小説

 物事を、どう考えるかで、その後の結果が変化する。例えば、Aだと怒られそうだからBにしよう…と雑念を巡らせて尻込みした結果、怒られた・・などという馬鹿な話もある。度胸一番、Aにしておけば、怒られなかったのか…と反省するケースだ。Aを怒られると解釈したところが間違っていたのである。
 会社の同僚四人で麻雀をやっていた舘岡は、次の牌(パイ)をどちらを捨てるかで悩み、少し手が止まった。相手三人のうち、島畑はテンパイしているがリーチをかけず、闇テンで三人の捨てパイを待っている。だから、何待ちなのか? は三人には分からない。当然、舘岡にも分かっていない。
『まあ、これならいいだろう…』
 軽く解釈した舘岡は東(トン)を捨てた。
「はい、ロン! 泣く子も黙る字一色(ツーイーソー)!」
 字一色・・舘岡は解釈が甘く役満を振り込んでしまった訳である。結果、オーラスのこともあり、舘岡はスッカラカンの箱テンになってしまった。敗者は次の三人の酒を含む飲食代を支払わねばならないシステムが四人のジャン友の間では暗黙の了解事項となっていた。
「さてっ! 今夜は何をご馳(ち)になるかな…」
 島畑はニヤリと意味深に嗤(わら)った。今夜は高くつきそうだ…と、舘岡は悪く解釈し、ゾォ~~っと寒疣(さむいぼ)を立てた。
 軽い雑念で解釈を間違えれば、大きな損失となるようです。皆さんの解釈次第です。呉々もご用心を!^^

                   完


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雑念ユーモア短編集 (96)疲労

2024年06月05日 00時00分00秒 | #小説

 疲れていないときと違い、疲労していれば正しい判断が出来ないこともある。疲れ・・という体調の悪さが正しい判断を鈍らせる訳だ。ただ、その程度で済めばいいが、余計な雑念が邪魔をして間違いを起こさせることもある。
 宝木は疲れていた。山に登ったのはいいが下山の途中、、地図[マップ]に出ていない獣道(けものみち)に迷い込んでしまったのである。
「少し休むか…」
 宝木は獣道の脇へドッペリと腰を下ろした。荷は小リュックだけだから、そう重さを感じることはなかったが、ヨタヨタと20分ばかり歩いたため、喉が渇いていた。山小屋を出るときに補給した水筒の水は四分の一ばかりしか残っていない。この先、どうなるか分からないから、残った水は貴重である。しかし、喉の渇きは我慢できず、宝木はその貴重な水をひと口、そしてもうひと口と飲んだ。その結果、渇きは癒(いや)され、疲労の苦しさも少し治まった。すると妙なもので、頃合いの雑念がスゥ~っと閃(ひらめ)いたのである。
『そうだっ! コンパスで、まず方位を知ろう! 太陽は今の時間であの位置だから…こちらから来たとすると…』
 そこまで考えた宝木はコンパスで東西南北を計った。すると(たど)歩いた方向が逆であることが判明した。宝木は反転し、元来た獣道を引き返し始めた。山の傾斜だけで下るのは反対側へ出る場合もあることは過去の登山で分かっていたから、宝木は進む方角だけを第一と考えたのである。その判断は正解だった。20分ほどすると獣道から本道へ戻れたのである。あとはもう一方の道を辿(たど)ればいい訳である。
 そして数十分後、宝木は無事に登山口まで下山出来た。
 疲労したときは無理をせず、ひと呼吸おきましょう。そうすれば、必ずいい雑念が浮かぶと思います。^^

                    完


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雑念ユーモア短編集 (95)感情

2024年06月04日 00時00分00秒 | #小説

 とある中堅企業、毛瓜物産に勤める小早川は、さてどうしたものか…と、雑念に惑わされ、思い悩んでいた。毛瓜一族の一人である若い小早川に役員待遇で招聘(しょうへい)すると誘いをかけたのは毛瓜物産と競合する、ライバル会社の川徳通商だった。小速川は毛瓜一族でありながら役員になれない毛瓜物産に不満を抱いていた。
「小速川さん、ということでよろしいですね。このお話は極秘裏にお願いしますよ。会長の川徳から、よろしく…という伝言です」
「はあ…有難うございます」
 小速川の感情はこのとき、川徳通商に靡(なび)くとは、まだはっきりと決まっていなかった。小速川の脳裏に巡るのは、先々への雑念だった。
『毛瓜本家からは絶縁されるかも知れない…。いや、待てよ。そうだとしても毛瓜一族としてこのまま会社に残っても重役になれる保証はない。一族の浮田は常務じゃないか…』
 小速川の感情は川徳通商へ傾いた。
『いや、待て待て待て…。川徳通商で重役になれたとしても、一時的でお払い箱にされるかも知れん…』
 しばらくすると、小速川の感情は毛瓜物産へと、またUターンした。毛瓜物産と川徳通商の激突は避けられず、どちらが関原ホールディングスの傘下に入れるか? が、その後の物流シェアの支配権を決定するだろう…と誰しも考えていた。
「小速川さん、あなたをお呼びしたのは他でもない、関原会長の意向です。川徳通商と毛瓜物産、あなたはどちらが将来性があると思われますか?」
 関原ホールディングスの一室で小速川は訊(たず)ねられた。そして、ついに小速川の感情は川徳通商の招聘を受けることを決断したのである。
「川徳通商かと存じます…」
「そうですか…。では、そのように会長にご報告させて頂きます…」
 ひと月後、川徳通商は関原ホールディングスの傘下に入ることが決定した。選に漏れた毛瓜物産は、その後、衰退し、規模を縮小せざるを得なくなり、倒産した。川徳通商は毛瓜物産のシェアを濡れ手で粟のように手に入れたのだった。
 このように人一人の感情で、組織全体が影響する事態になることもある訳です。人の感情は恐ろしいですよね。^^

                   完


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雑念ユーモア短編集 (94)貧乏

2024年06月03日 00時00分00秒 | #小説

 貧乏から抜け出せない芥山(あくたやま)は、なんとか金持ちになろう…と、雑念を巡らせた。その挙句、導き出した結論は食事業でのひと儲けである。そこで芥山はまず、小規模の仕出し弁当屋を始めることにした。小規模とは平たく言えば屋台での出店である。中古で買ったキャンピングカーを知り合いの自動車屋に頼み込んで調理専門車に改造し[陸運局へのへの届け出も含む]、芥山は小規模ながら事業を展開し始めた。
 最初の一日は、七食分作ったが二食残ってしまったので、夕飯と朝食に回そうと考えた。この雑念には無駄がなく、五食分の儲け-(原材料費+諸経費)=一日の純利益の計算通り、幾らかのお金が芥山の手元に残った。芥山はその金を手にし、ニンマリと哂(わら)った。小金持ちになったような気がしたのである。この繰り返しをひと月ほど続けた芥山は、アルバイトを二人ほど雇える金を手にした。俺はもう、貧乏じゃないぞ…と、新しく購入した手持金庫に儲けた金を入れながら笑った。その後、新しく雇い入れたアルバイトをフル動員して弁当販売を続けた結果、芥山の通帳にはかなりの額が残るまでになった。芥山は、はっはっはっ…と大声で呵(わら)った。芥山は貧乏から完全に抜け出せたのである。だが、貧乏から抜け出せた芥山に病魔が襲いかかったのである。死の床に着いた芥山は、貧乏な方がよかった…と、大金が印字された通帳を見ながら病室で泪した。
 貧乏な方が裕福よりいい場合もあるようです。^^

                   完


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雑念ユーモア短編集 (93)気になる

2024年06月02日 00時00分00秒 | #小説

 人とは妙なもので、ほんの些細なことでも気になり始めると、どういう訳かそのことに執着する傾向がある。いつまでも気になる訳だ。^^
 亀川は朝早く、鳥の囀(さえず)る声で目覚めた。
『もう朝か…。んっ? 今の囀りはなんという鳥だ? 聞かない鳴き声だが…』
 気になり始めると、その一件が納得できるないと気が済まない性分の亀川である。洗顔もそこそこに、亀川はパソコンの検索を駆使して自分が耳にした鳥の鳴き声を調べ始めた。そして泥沼に引き摺り込まれたかのように亀川は鳴き声に埋没していった。
 そうこうして、小一時間が経過していった。すでにいつもの朝食時間は過ぎ去っていた。
「お父さん、先に食べましたよ…」
「ああ…」
 見えない妻の声が書斎の戸口から小さく聞こえた。一年前なら通勤に追われて考えなかった雑念である。退職後は、どういう訳か小さなことでも気になる亀川だった。鳥の名が分からないまま諦(あきら)めかけたそのときである。亀川が以前、聞いた声と同じような鳴き声がパソコンから響き出した。
「こ、この鳥だな…」
 亀川は興奮していた。鳴き声に耳を澄ましながら画面をよく見ると、[鴫(しぎ)の鳴き声]と出ていた。
「鴫か…。鴫啼いて 生活の朝の 始まりし だな…」
 早や創りの俳句を一句詠むと、気になる内容が解消されたからか、とある会の同人、亀川はニンマリと哂(わら)った。

                   完


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雑念ユーモア短編集 (92)リモコン

2024年06月01日 00時00分00秒 | #小説

 倉崎はリモコンに悩まされ続けていた。というのは、視聴用の電気商品には必ず付いているリモコンのためである。新たに買ったビデオレコーダーとテレビに付属していたリモコンは、ビデオレコーダーが1つでテレビが2つの合わせて3つだった。さらに以前に買ったVHS録画をできるレコーダーのリモコンも加えれば、合計4つなのである。
『コレを録画すれば、コチラも録画してしまうな…』
 二台のレコーダーのリモコンが連動してしまうのを嘆きながら、倉崎は、どうしたものか…と雑念を巡らせた。
『仕方がない…。片方の電源を切ってもう片方で録画しよう…』
 単純明快な解決策を倉崎は選んだ。電源を切ったレコーダーは当然、録画をしないから、リモコンで録画ボタンを押しても連動しないだろう…という読みである。
『実にリモコンは難解だ…』
 取り分けて難解でもない内容だったが、倉崎にとっては難解だったのである。現在、倉崎のリモコンは、1つだけが重宝されて使用されているが、残りの3つは埃を被りながら忘れ去られている。
『リモコンの連動は一考する余地があるな…』
 倉崎は腕組みしながら、電気技師にでもなったような渋い顔で雑念を膨らませた。
 リモコンの数が多過ぎるのも困ったものです。^^

                   完


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