2024-05-17 (Fri)
こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。
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☆NATO Member Rolls Out Red Carpet For Hamas Chief
トルコのエルドアン大統領は、NATO 第二の軍事大国のトップとして、ハマスに好意的な姿勢で同盟国間の論争を巻き起こし続けている。10 月 7 日のハマスによるテロ事件直後の昨年 10 月には、「ハマスはテロ組織ではない」 「パレスチナの土地を守るために正当に戦う 『解放グループ』 だ」 と露骨に表明していた。
しかし、今週末、トルコ大統領がハマスのイスマーイール・ハニーヤ政治局長をイスタンブールで公式に接待したことで、彼は単なる口先だけの称賛を遥かに超えた。
土曜日の会談でエルドアン大統領は、トルコが世界的な舞台でパレスチナ人の苦境に対する認識を高めることに尽力するとハマス首長に誓った。彼は、トルコがパレスチナの独立国家を実現させるための道をリードしていくと述べた。
「イスラエルに対する最強の対応と勝利への道は、統一と完全性にある」 と、エルドアンはこの微妙な時期におけるパレスチナの政治的統一について言及した。
ハマスは、ヨルダン川西岸地区を統括するパレスチナ自治政府 (PA) の中核をなすファタハの主要な政治的ライバルである。世俗寄りのPAは欧米諸国 (および国連) におけるパレスチナ人の代表として支持されている一方で、ハマスは米国と欧州連合 (EU) においてテロ組織に指定されている。要するにエルドアンは、米国が指定したテロリストのために国賓として面会したのだ。
先週水曜日、ハマス指導者の訪問を公式に発表した際、エルドアンは 「たとえ私、タイイップ・エルドアンだけが残っても、神が私に命を与えてくださる限り、パレスチナの闘争を守り、抑圧されたパレスチナ人の代弁者であり続ける」 と述べていた。
テルアビブから見れば、イスラエルの 「大量虐殺」 行為を糾弾するエルドアン大統領の暴言は、今回の危機が去った後でも許しがたいものと映るだろう。トルコとイスラエルはパレスチナ問題をめぐって長い間衝突してきたが、その緊張が再び爆発している。両国間の関係は歴史的な危機に瀕しており、トルコはイスラエル向けの主要製品の輸出禁止措置を取るまでに至っている。
エルドアンは、イスラエルを世界の舞台で 「戦争犯罪人」 の烙印を押そうと、ハーグに本部を置く国際刑事裁判所 (ICC) への提訴を進めている。
土曜日、ハマスのハニーヤは、カタールが仲介した停戦交渉がほぼ破綻したのはイスラエルにのみ責任があると述べた。
Hamas leader Ismail Haniyeh blamed Israel for stalling a ceasefire. Haniyeh met Turkish President Tayyip Erdogan in Istanbul following Israel's reported attack on Iran https://t.co/UilJVDOIoB pic.twitter.com/C5GGrGZZzX
— Reuters (@Reuters) April 21, 2024
ガザ紛争が勃発した 10 月、エルドアン大統領はイスラエル側と会談する予定だったイスラエル訪問をキャンセルした。これは、関係正常化と回復に向けた努力の一環であったが、現在は明らかに無期限の凍結状態にある。両国間の関係が修復されるまでには、数年、あるいは数十年かかるかもしれない。
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