2015年のブログにはしっかりと小笠原旅行記が書いてありますが、
実は2015年以来
毎年1回小笠原諸島に行っております。
そうなんです、毎年行ってました。ただただ面倒だから書かなかった 忙しくてなかなか書けておりませんでした。
そして今年も行きます。
5年連続5回目の小笠原
ただ上には上がいて、30年以上行ってるとか、盆暮れ正月GWは必ず行く人とかいるので、ぼくなんかペーペーです。
ところで、小笠原諸島に行ったことない人、行ってみたい人、妄想では何度も行ってる人に、改めてどんなとこか教えたいなと思って、4年分の経験値を披露します。
※、まずは過去UPしたリンク貼り付けとくよー。
1.基本的には船でしかいけません。
・東京の竹芝桟橋というところから、通常期は週に1便、繁忙期は週に2便ほど出てます。
・一旦乗ったら24時間出られません。海が荒れたりするともっとかかりますが、これでも早くなった方です。
・空港は自衛隊の基地用でしかなく、民間機はございません。どうしても飛行機で行きたいなら、総理大臣か東京都知事になってください。
・船酔いおよび陸酔い(陸に上がっても揺れてる感覚)は良くあります。酔い止めを使うか、酒に酔ってハッピーになるか、ひたすら寝るなどして過ごそう。
・東京湾、伊豆諸島海域を除き、小笠原に着くまで電波はありません。強制的に電波のない生活を体験できます。
2.コンビニはありません。
・24時間営業の自動販売機ならあります。
・島らしく、スーパーや商店、お土産物屋さんなどがあります。深夜じゃなければ、ある程度必要なものは買うことができます。しかし、物資も船に乗ってやってくるため、船が欠航すればたちまち食品が枯渇します。
・飲食店は意外と充実してます。ただし、繁忙期はお客さんが集中するので、入れないこともあります。
・農協と郵便局がありますが、現金はなるべく持っていくか、カード決済可能であればカードを使うことを推奨します。
3.住人について
・住んでる人やお店の人は、半分以上は移住者です。
・働き口や大学等に行く場合は、都内に出るしかありません。後ほどUターンしてきたり、島生活が気に入って移住する人が多いです。
・もともとはアメリカ人が住んでいました。なので、日系3世とか4世くらいの人がいます。
4.文化について
・小笠原は南国なので、沖縄みたいな感じに思われますが、どちらかというとハワイ系というか、ミクロネシア系です。
・ウクレレを弾いてる人やウクレレの曲が多いです。
・カメとか食べます。貴重なタンパク源です。海で見つけたカメを「かわいぃ~」とか言ってた女子も平気で食べます。
5.海がすごい
・小笠原の海はとにかく青い。沖縄は遠浅なので、どちらかというとエメラルドグリーンだと思いますが、小笠原はすぐに深くなるので、とにかく濃いブルー。島の周りはどの海も美しい。
・イルカと泳げちゃう。日本では数少ない野生のドルフィンスイムができる海です。イルカだけを見れば御蔵島の方が人間と遊んでくれますが、とにかく深くて青い海でツンデレ気味なイルカと泳げるので、こちらの方が好きです。
・12月~GW頃までは、ザトウクジラを見ることができます。子供を産み育てるこの時期に小笠原に毎年戻ってきます。大きくて雄大な姿は、みてて惚れ惚れします。
・他にも、ウミガメやマンタ、ダイビング好きなら色んな魚を見ることができます。※レアキャラでジンベイザメの目撃情報もありますが、基本的にはいません。
6.戦跡について
・小笠原は太平洋戦争の最前線にいました。ただし、上陸されていませんので、当時の貴重な大砲や日本軍の施設などが残っています。年数は経ってますが、当時の面影そのままに残ってる非常に貴重な体験ができます。
7.日本一熱い盆踊り
・島民、旅行者、みんなが集まって3日間 盆踊りをします。
・5~6曲を2時間~2時間半程度行います。
・アンコールがあります。
・ガチ勢は自前の法被、半ガチ勢は貸してもらえる法被を使います。オリジナルの法被やTシャツ短パンも多数います。
8.お見送りが熱い
・出港時に太鼓で演奏します。
・船で沖まで追いかけてくれます。
・仲良くなった人からは、レイをもらえたりします。
9.その他
・繁忙期は宿の予約、船の予約、アクティビティや原付の予約など争奪戦です。やらなきゃならないことがたくさんあります。ただ、それら一つずつこなす度にワクワク感が増します。
・繁忙期以外であれば、結構ふらっといけます。
ざっくりいうとこんな感じです。
とにかく青い海で、沖縄と違って交通手段が厳しいので、パリピが少ないことが最大のポイントです。
長い休みを手に入れたら、小笠原に行ってみることをお勧めします。