フランスのカフェで優雅に過ごす方法 | 楽しいフランスの歩き方!

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時々フランス以外も回ってます!

「世界入りにくい居酒屋」
という番組がありますね。


場所もさることながら、
地元の親父たちがご機嫌にやってる所に
そうそう入れるものではないなあ。

しかし、さぞかし安くて美味しんだろうな。

連れがいるならば、なんとか勇気を振り絞って
入れるかなあ。

なんてくだらないことをつらつら考えながら
お酒を飲みながら見ていました。



フランスのカフェも夜になると
ほぼほぼ居酒屋状態になる所があります。

カウンターで友人と何について話しているやら
大きな声でご機嫌。

店内やテラス席では
仲間とわいわい陽気に騒いでいる。

その間を割ってすっと入って

” Bonsoir !  Une bière, s'il vous plapît !! ”

なんてカウンター越しに注文する:


なかなかかっこいいなあと思いつつも
そんな勇気はさらさらありません。



昼にランチを食べたお店のマスターと目があって
飲んでいきなよ!
と言われ、

仕方がないわね~なんて入ってみるものも、
なんとも落ち着かない。

そそくさと出て、
帰り際にスーパーでビールかなんか買って
ホテルで湯上りにいっぱいやって

ア~~こっちの方が落ち着くわ~

なんて思っているのだから、
なかなかかっこいい女性にはなれそうもありません。



夜のカフェは別として
昼間のカフェというのは、

ちょっと歩き疲れた時のひとやすみって時や
気楽にランチをとるにはもってこい。

飲み物メニューは、
だいたいどこも似たようなもので
ランチメニューは大概のところにはある。
レストランほど敷居は高くない。

しかし
入り口で腕組みしている
ギャルソン(とはいえ結構年のいった人も多い)が
仁王立ちしていたりすると
いやいや無理無理と通り過ぎてしまうし。

誰もお客の入っていないと
大丈夫かしらと入りづらいし、

カウンターで常連客らしきおっさん(失礼)が
わんさかたむろしているところも
それはそれで、入りにくい。


やっとの思いで気に入ったカフェを見つけて
これから迷わなくて済むわ~
もうこれからずっとここでいいわ!
と安心ししていると


次、数ヶ月後に行くと
雰囲気違うし、スタッフ変わってるし
味も落ちちゃった。
どうも、経営者が変わったらしい。
パリは、店の入れ替わりも激しい。


そうならまた一から。
一気にテンションが下がって
再びランチ難民。


ちょっとお茶するくらいなら、
別にどこだっていいけど
(そりゃあ、雰囲気にいいところに越したことはない。)

食事となるとそうはいかない。
予算もあるしね。
カフェとはいえ、レストラン並みのお値段のところもある。
もちろんまずいのは嫌。


入りづらいけど
地元の人で賑わっているところは
大概美味しい。
(日本食風レストランを除いてだけど。)


だから、頑張って入ってみる。
そんな時、一人で食事している女性なんていると
相当気が楽になるのだけど。


そんなに頑張らなくても
さらっと入れば、と思うけど
初めてのところはやっぱり緊張する。


この緊張感はなんだろうと思うけど、
いつまでたっても慣れない。
日本でも、一人で外食するなんてことはないので
当たり前ですね。


地方なんかへ行くと
時々一人旅の女性から、
お昼ご一緒させていただいていいですか?

と言われることがあります。


ガイドブック片手に
ここに行きたいんですけど
なんか一人じゃ入れそうな雰囲気じゃないんで、
とか



地元の名物料理食べたいんですけど
どう注文していいかわかんなくて
とか


私だってわかんないよ~
心の中で思いながら、
行きましょうか~と安請け合いしてしまう。
一人だとなんとなく心細い気持ちはわかるから。



今では、ずいぶん図々しくなってきたれど
最初の頃は、大層勇気がいったし
ふらっと入ったところが、えらくスノッブなお店で
最後まで緊張してたこともあったなあ。

なんて思い出してしまいます。



ちょっと下調べとかしてれば
ずいぶん楽だっただろうなあ。

と無謀な自分を振り返って苦笑するんです、



でも、せっかくのフランス旅行。

そんな苦しい思いせずに
一人でカフェでのんびり
リラックスして
充実した旅を送って欲しいなあ。


カフェで使えるフランス語と
ちょっとしたカフェ情報を詰め込んだ
こんな本ならお役に立てるかも。
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