指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『赤いハンカチ』のラストシーン

2024年03月10日 | 映画

石原裕次郎、浅丘ルリ子の映画でベストと思われるのが、舛田利雄監督の『赤いハンカチ』である。

このラストシーン、裕次郎とルリ子が別れるシーンは、墓場のようなところだ。

昨日の『第三の男』を見て、これのラストシーンに類似しているなあと思った。

             

私は、こういうことを否定しているわけではなく、肯定している。

大衆文化では、引用はよくあることで、日本でいえば「本歌どり」であるのだから。


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1 コメント

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日活 (広い世界は)
2024-03-10 11:20:48
新藤兼人は「けんかえれじい」の脚本でしたね。日活は「パクリ」を沢山してると思います。「霧笛が俺を呼んでいる」のラストが好きです。赤木圭一郎でなければ考えられません。

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