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レストランで食事ができるブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のラウンジ

レストランで食事ができるブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のラウンジ

世界各地のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)ラウンジで利用できるダイニングは、テーブルサービス付きのサービスです。
 
通常、BAのフライトの大半が夜便である空港に設置されており、ファーストクラス搭乗客は搭乗前に食事をすることで、睡眠時間を最大限に確保することができます。
 
では、どのようなサービスをどこで受けられるのでしょうか。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

BAのプレフライトダイニングとは

プレフライトダイニングは、BAが主にアメリカ国内のいくつかのラウンジで提供しているコンセプトです。
 
アメリカからイギリスへのフライトの大半は夜行便で、ジェット氣流の追い風を受け、往路便よりも飛行時間が短くなっています。
 
サンフランシスコ(SFO)発のような西海岸だと飛行時間は約9時間で、往路より平均90分短くなっています。
 
東海岸便の場合、実際の飛行時間は6時間台で推移しています。
 
特にビジネス・トラベラーにとっては、機内での食事よりも睡眠をとることの方が重要です。
 
BAはこのような状況を考慮し、ラウンジでのプレダイニングを提供しています。
 
これは主要なラウンジにあるレストランスタイルのテーブルサービスで、フライトに乗る前に食事をとることができます。
 
シートベルトのサインが消えるとすぐに眠りにつき、翌朝ロンドンですっきりと目覚めることができます。

プレフライトダイニングのメニュー

BAは定期的にダイニングルームのメニューを変更しており、場所によっても異なります。
 
以下はBAが提供するアメリカラウンジのメニュー例です。
 
前菜 :
エアルームトマトのガスパチョ(蟹肉の追加も可能)
マグロのポケ
サラダ :
夏野菜のサラダ-エアルームトマト、焦がしたアスパラガス、キュウリ、モッツァレラ、バルサミコドレッシング、トーストしたサワードウ添え
メイン :
チキンパイヤ、サトゥール産ロケット、ローストトマト、フェンネル、レモンドレッシング
海老マサラカレー、バスマティライス、ナン、コリアンダーチャツネ添え
タリアテッレ・パスタ、子羊のボロネーズまたはベジタリアン・ボロネーズから選択
BAバーガー – アンガス・ビーフ・ショートリブ・ブレンド、ブリオッシュ・バンズ、レタス、トマト、ピクルス、チェダーチーズ、ブルーチーズ、アメリカンチーズ、ベーコン、マッシュルームとオニオンのソテーから選択
デザート :
イチジクのアーモンドタルト、バニラジェラート
レモン・ポセット、ショートブレッド・クッキー、砂糖漬けレモン、ミント
アイスクリームとシャーベット
チーズ・セレクション

どのラウンジでプレフライトダイニングを提供しているのか

2024年5月現在、プレフライトダイニングまたはテーブルサービスをご利用いただける空港は10ヶ所あります。
 
ボストン・ローガン国際空港(BOS)
コンコルド・ダイニングは、ターミナルEのBAラウンジ(ゲートE11の向かい側)で、プレフライト・ダイニングは午後4時から営業しています。
 
ドバイ国際空港(DXB)
ダイニングルームではありませんが、BAではファーストクラス・ゴールドゲストリスト専用のバーがあり、テーブルサービスを利用できます。
 
ヨハネスブルグORタンボ国際空港(JNB)
ファーストクラス・ゴールドゲストリストは、国際線出発ターミナルの中2階にあるBAラウンジでファースト・ダイニングを利用できます。
 
ロンドン・ヒースロー空港(LHR)ターミナル5
BAのフラッグシップラウンジ「コンコルド・ルーム」では、ヒースロー空港ターミナル5から出発のファーストクラス・ゴールドゲストリストに、レストランスタイルのテーブルサービスを提供しています。
 
自分が世界で一番好きな空間です。

LHRターミナル3
LHRターミナル3のBAファーストクラス・ラウンジにも、ファーストクラス・ゴールドゲストがファーストダイニングを利用できます。
 
ニューアーク・リバティー国際空港(EWR)
ファーストクラス・ゴールドゲストリストは、ターミナルBのゲートB50~B58付近にあるBAラウンジでファーストダイニングを利用できます。
 
ニューヨーク国際空港(JFK)
JFKのターミナル8にある共有のチェルシーラウンジで、アメリカン航空(AA)と共同でファーストクラスの食事を提供しています。
 
サンフランシスコ国際空港(SFO)
国際線ターミナルのコンコースAにあるBAラウンジでは、ファーストクラスとゴールドゲストリストにファースト・ダイニングを提供しています。
 
シンガポール・チャンギ空港(SIN)
DXB同様、BAのファーストクラス専用バーで、テーブルサービスを利用できます。
 
ワシントン・ダレス国際空港(IAD)
保安検査終了後、コンコースBのBAラウンジにて、ファーストクラス・ゴールドゲストリストはにファースト・ダイニングを利用できます。
 
食事は午後4時から利用できます。

まとめ

BAラウンジは世界中にありますが、ビュッフェ形式以外の食事ができる場所は結構限られていて、ほとんどがアメリカにあります。
 
残念ながら自分はアメリカに行くつもりがないので、ちょっとゴールドゲストリストとしての特典を受ける機会を失っている感じです。
 
それでも、DXB, SIN, JNBのコンコルドスペースはいつか行ってみようと思っています。

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