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外山雄三 大阪交響楽団 ベートーヴェン 交響曲全集

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こんにちは、
ともやんです。

数日前に東京の青山に行く用事があり、少し足を延ばして新宿にあるレコード・CD中古店の大手、ディスクユニオン・クラシック館に行ってきました。

好きなヴァイオリニスト潮田益子さんのCDがないかと思ったのですが、生憎見つからず。
そんな中目に付いたのが、外山雄三指揮大阪交響楽団と岩城宏之指揮オーケストラ・アンサンブル金沢による、ベートーヴェンの交響曲全集。

中古ながら程度がいいのと、貴重盤からか、新品よりそれほど値段が下がっていないが、中古店でのレコードやCDは出会いだからと思い切って2セット買いました。

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外山雄三氏を偲んで

岩城宏之氏は、2006年6月に73才で亡くなっているので、今更偲ぶという気持ちも少ないですし、彼のベートーヴェンの交響曲全集は、1960年代のN響のものと、亡くなる約1年半前の2004年12月31日に行われた、1日でベートーヴェンの交響曲全曲を演奏するという快挙を録音した2種類を持っています。

今回購入したアンサンブル金沢との全集は1994年~95年に掛けて録音されたもので、岩城氏も60代前半で、もっとも脂ののった時代のもので、楽しみにしています。

さて、外山雄三氏。
彼の訃報に接しのが、昨年2023年の夏のこと。結局外山氏のライブは聴けずに終わったことに終わったのでした。
1931年(昭和6年)生まれ。岩城氏より1歳年上で、僕の健在の父より2つ年上。まさに高度成長期を駆け抜けるように生きた世代とも言えます。

そして戦後のクラシック音楽の普及にも大いに貢献された世代でもあります。
今年2月に亡くなった小澤征爾氏(1935年生まれ)によって、まさに昭和は遠くになりにけりという印象を持ちました。

昭和に30年、平成で30年と生きてきた僕にとっては、昭和をどんどん遠くなるばかりです。
クラシック音楽の演奏スタイルも大きく変わりました。

早速、1枚目のCDで第1番と第4番を聴きました。これだよ、これ!古楽器スタイルの刺激的だが、せっかちな感じも受ける演奏とは違い、遅めのテンポで、泰然としてたおやかな表現は、なんとも言えない安らぎを感じるのです。

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外山雄三 プロフィール

1931年5月10日生まれ、東京府東京市牛込区(現・東京都新宿区)出身の指揮者/作曲家。作曲家の外山國彦は父、声楽家の外山浩爾は弟。東京音楽学校(現・東京芸術大学)を経て、54年にNHK交響楽団指揮研究員に。56年に指揮者デビュー。58年にウィーンへ留学。60年には「管弦楽のためのラプソディー」で国際的に名を馳せ、79年にN響正指揮者に。

以来、国内のオーケストラの指揮者や音楽監督を歴任し、海外オーケストラやコンクールにも招かれる。オペラ、バレエ、ミュージカルなど幅広く指揮し、多作でも知られる。2023年5月の公演中に体調を崩して降板していたが、2023年7月11日に慢性腎臓病のため長野県の自宅で死去。92歳没。
タワーレコード・オンラインショップより

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外山雄三 大阪交響楽団 ベートーヴェン 交響曲全集


ベートーヴェン: 交響曲全集 外山雄三 、 大阪交響楽団

浪速のバンベルク響、大阪交響楽団がここまでやった!
超感動のベートーヴェン交響曲全集

チャイコフスキーの三大交響曲ディスクが好評の大阪交響楽団シリーズ。第2弾はベートーヴェン・イヤーの2020年最後を飾る交響曲全集。
2016年5月から2020年10月までかけ、外山雄三がじっくり手掛けた全集、まさに各曲が長編小説を読むような充実感と深みに満ち、大阪交響楽団の成長著しい演奏を堪能できます。

基本的に遅めのテンポによりますが、堂々として説得力に満ち、聴き手をぐいぐいとその世界へ引き込みます。弦楽の豊かな響きも特筆。いずれも巨匠芸ですが、初期の第1番、第2番が驚きの境地を示した名演。まさに巨匠の至芸を味わえます。



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