オンラインで家具を買う勇気。 | オトコのパリ事情。毎週更新!を目指してます。

オンラインで家具を買う勇気。

引っ越しして2年半。

ようやく我が家に

オンラインで注文した小さなソファベンチが届きました。

 

 

しかし、これが届くまでの道のりは長かった・・・

 

 

オンラインショップといえば、

普通は気に入ったらポチっと押して、

あとは来るのを待つ・・・・

 

その仕組みは、日本もフランスも変わりません。

 

しかし、

「買う」と「届く」は別問題!

それがフランス、というもの。

 

 

思えばそれはちょうど1年前。

長らく買いたかった小さなかわいいソファが、

冬のセールで割引になっていたので、

もう清水の舞台から飛び降りるつもりで、

とあるネット家具ショップで注文したのでした。

 

なぜ清水の舞台から飛び降りる勇気が必要かというと、

フランスの輸送環境がダメダメなのを知っているからです。

 

 

ネットで注文したら、家具の配達日程を決めるのは

配送業者と直接電話でやりとり。

「え、そこ丸投げ?」

もうその時点で、なんかキナくさい感じがします。

 

一応、配送業者とは日程を決めます。

ここはフランスですから、日付を決めても何時にくるかはわかりません。

(最近は前日や当日に時間帯を伝えてくるところも増えましたが)

 

 

そして、当日

待てども待てども家具は来ない。

とうとう夜になってしまいました・・・・

 

配送業者に電話しますが、「もう営業時間を過ぎました♫」と録音の声。

 

次の日もう一度かけて「荷物が来なかった」と伝えると、しばらくして

「倉庫で荷物がなくなった」との答え。

 

 

はぁ???

ソファ、でかいし。なくなるって・・・

 

そこからは、無限ループのはじまりです。

電話の応対をしていたのは配送業者のコールセンター。

そこからパリの近くの倉庫に確認させ、やはり「ない」との答え。

今度はなぜか私から家具会社に電話をすると

「配送会社に引き渡したことになっているんですが・・・」

 

そこから幾度となくやりとりがあり、

もう一度家具会社から配送業者に配達の依頼が出て、

配達業者と再配達の日程を決めて、という時に、

配送業者から配達はキャンセルされたと通告。

 

「やはり荷物がない」と。

 

どうやら、欠品だったのに、在庫管理システム上は残っていることになっていたよう。

配送会社は「倉庫に荷物がなかった」と言い張り、

家具会社からのメールは「配送会社から荷物がなくなったと改めて申告がありました」と。

 

「入荷を待ってお送りしますが10週間後になります。」

 

はぁ???

 

それまでにかかった時間は、注文から2週間。

10週間待って、また同じようなことを繰りかえすのかと思うとうんざり。

文句を言って、キャンセルします。

 

そこから1年、もう絶対にオンライン家具ショップからは

買わないと決めていましたが、

やはり普通のショップにはなかなか気に入ったものがない。

 

そして今年、こんどは別のオンライン家具ショップで

ふたたび清水の舞台から飛び降りるつもりで

家具を注文しました。

 

セール期間に入ると、注文が激増して問題が増えるので、

セールの前に配達されるように注文。

しかも、19ユーロを払えば優先的に注文を取り扱うという

日本ではありえない妙なサービスをつけて・・・・

 

そうしたら、今回は

中3日のはずが、翌々日に荷物が届きました。

 

奇跡・・・

 

しかしフランスでは、大きな家具でも、通常配送は建物の下までしか届けてくれません。

アパートに住んでいて、上まで運んでもらおうと思うと、

今回の場合、なんと70ユーロ(約9000円)の特別配送料

 

当然、がんばって自分で上げます。

 

エレベーターは余裕かと思いきや、意外にもギリギリ・・・

 

 

下まで届けてくれた輸送会社のお兄さんは、

最後に「がんばってねー」と言いながら、優しく去って行きました。

 

ともかく荷物が来てよかった。

 

 

 

パリ情報ブログランキング参加中です!

現在の「週刊オトコ」の順位を知るには

下のボタンをクリックお願いします!

 

にほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ
にほんブログ村

 

こちらもどうぞ。


パリランキング