「サイン盗み疑惑」の真相

1% control the world. 4% are their puppets. 90% are asleep. 5% know and try to wake the 90%. The 1% use the 4% to prevent the 5% from waking up the 90%.

春季大会の結果を受けた、2024年選手権における本命と対抗馬 #中央学院 #専大松戸

5/3の関東大会出場をかけた準決勝第二試合、4戦中県立高校3校を破り、ベスト4に進出した千葉英和戦に、持丸監督はエース・梅澤投手を起用した

流石である。

そして、現在進行中の決勝・中央学院に、1年生投手・ #23 門倉 昂大を先発させた。

流石である。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

4/27(土)3回戦、柏の葉を選択した。

*戦力のかさ上げに成功したと思われる市立船橋を破った 千葉経大附に関心があったことと、打線が繋がらず相手のミスで辛うじて初戦突破した千葉商大付がどの様に「修正」してくるかに興味があったからだ。

*埼玉県春季大会:3回戦 浦和学院1-2西武台

 

あと、柏の葉が自宅から最寄りであることも大きい。

天台での駐車場渋滞にはうんざりしている。脱出まで2時間かかったこともある。

 

 

第1試合:千葉商大付vs市立柏

 

1回表千葉商大付

一死後、単打2本が続いたが、緒戦同様

タイムリーヒットが出ない。

 

1回裏市立柏

一死後四球。次打者二ゴエラーで一死1.3塁。

二ゴで先取点。

 

 

2回表千葉商大付

市立柏・田村投手は「二段モーション」にフォームを変えたのではないか。

二死1.3と塁をにぎわすが、あと1本が出ない

 

 

3回表千葉商大付

4番平林、スライダーにタイミングが合っていない。

 

3回裏市立柏

一死満塁と攻めるが、投併。

 

 

4回表千葉商大付

二死一塁から、8番 鷲頭がライトオーバータイムリーツーベース。

2試合目にして、ようやくタイムリーヒットが出た

 

 

5回裏市立柏

2本のヒットが出たが、送りバントを2度決められず無得点。

 

 

7回裏市立柏

遊ゴエラーと2本の単打で一死満塁となるが、後続の3番、4番が凡退。

 

 

8回裏市立柏

先頭打者が右中間スリーベースヒットで出塁。

前進守備を敷いたが、一死後二ゴエラーで勝ち越し。

千葉商大付1-2市立柏

 

 

9回表千葉商大付

代打#17山田が、5回のファールで粘りに粘り、死球で出塁。

一死後、

代打#12今和泉が右タイムリースリーベースヒット。

千葉商大付2-2市立柏

 

代打#13石井⇒三振

 

田村投手は、ここまでスライダー多投で凌いできた

1番 栗原、打った瞬間に確信のレフトツーランホームラン

これで決まり、という空気だった。

千葉商大付4-2市立柏

 

投手交代:#10長谷川(2年生)

 

 

9回裏市立柏

投手交代:平林 大吉(右→)

 

1 初球⇒中安

2 1-0、中安

3 投犠

4 3-2、四球

一死満塁

 

5 代打:#12古賀右安タイムリー

千葉商大付4-3市立柏

 

6 三遊間タイムリー

千葉商大付4-4市立柏

 

7 3-1、F、二安

千葉商大付4-5市立柏

微妙なタイミングだったが、判定はセーフ。

 

地元市立柏の逆転勝利に球場が歓喜しているのが印象的だった。

 

千葉商大付はこの大会、エンジンがかからず

2試合観戦した感想として、鷲頭投手は立ち上がりに課題を残す。

塁上を賑わされても粘るが、一つ間違えれば序盤に大量失点するリスクがある。

 

 

第2試合:千葉経大附vs市原中央

 

試合を決定付けた象徴的イニング;

4回表千葉経大附

二死後、

6 3-2、四球

7 3-2、四球

8 3-1、四球

二死満塁

9 右飛

 

5回表千葉経大附

2 3-2、四球

4 二盗、3-1、四球

5 3-2、四球

二死満塁

 

制球の乱ればかりでなく、投球間隔がとにかく長い。つまり、野手が集中力を保つのが難しい。

6 送球が逸れたが、タッチプレーで辛うじて遊ゴ

 

 

6回表千葉経大附

二死2.3塁

【投手交代】作道 脩斗→小野 友汰

 

市原中央;
失策: 西村 拓(7回) 土橋 怜於(7回) 鳥海 敬心(7回) 西村 拓(9回)  

 

結果は、千葉経大附が7,8,9回に6得点。7対0で勝利した。

千葉経大附の強みがどこにあるのかに注目していたが、それを発揮する必要性のないゲームとなった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

5/3準決勝@天台

 

結果はご承知の通り。

 

監督の経験・力量(⇒采配

を明示した場面;

7回表中央学院

6 1-1、135km直球⇒三塁線ツーベースヒット

7 1-1、左安タイムリー

中央学院3-1千葉経大附

 

8 0-1、一犠

一死3塁

 

9 三ゴ⇒三走挟まれる。タイミングはアウトだが、セーフとなった。落球?

【代走】齋藤 拓未→#17上村 晃平

1 三遊間タイムリー

中央学院4-1千葉経大附

 

2 初球⇒スクイズ投ギ

 

中央学院5-1千葉経大附

2つの犠打で、事実上勝敗を決した。

 

 

おまけ;

 

 

 

 

 

 

監督の経験・力量(⇒采配そして選手個々の能力とチーム力

率直に言って、他のベスト4に残った2校と比較して、

頭1つではなく、頭2つ

中央学院と専大松戸が抜けている、印象だった。

 

現状では、対抗馬不在で

本命2校となっている。

 

 

(駐車場渋滞は、1時間程度だった。)

 

 

追記1;本来であれば、「手の内を隠す」決勝戦

 

選手権における中央学院の投手起用が、浮かび上がっている、ように思える。

 

 

 

追記2;

準々決勝(市立柏)、準決勝(千葉英和)に続き、

吉岡伸太朗選手(1年生)

がサードで先発出場した。

打は、4打数2安打と申し分ないが、前試合に続く失策を犯した。

課題は明白であり、持丸監督はその事をきっちり認識させる選手起用をしている

 

 

追記3;

 

 

 

『春』の #習志野

秋の大会後、習志野・小林監督のインタビュー記事を読んだ。

「秋の大会は、準備期間が短い中、出来すぎだった。」という内容だったと記憶している。

(検索しても出てこなかった)

習志野、経験財産に 秋季千葉県高校野球大会 第6日
2023年10月1日 05:00 | 有料記事
 習志野は八回まで食らいついたが最後は力尽きた。「個 ・・・

 

4/21は、船橋市民球場を選択したため、観戦はしていない。

習志野の試合は、もう少し先で充分だろうと考えていた。

苦戦を認識したのは、9回に同点に追いつかれたタイミングだった。

その後現地観戦している方のXによる動画つきのライブ配信をチェックしていた。

つくづく『らしくない』試合だった。

一体何が起こったのだろうか。

 

幸いYouTubeに試合がアップされていたので、内容をチェックした。

ポイントは、

『らしくない』プレーと、小林監督の采配はどうだったのか

言い換えれば、

小林監督は勝つ気があったのか

更に言えば、

2019年度以降3度あった、春独特の捨て試合』なのではないか、という検証(疑い)だ。

本番の夏の大会に向けて、敢えて戦力を隠す、という意味。

春から夏の2-3月間で、例えば制球難の投手が劇的に変ることは(ほぼ)無い。

昨夏も春の大会に登板していない2人の投手が、突如起用され、あと半歩まで専大松戸を追い込んだ決勝進出の原動力となった。

その中心湯浅投手は、準々決勝市立船橋戦に突如起用され、しかも「外野手登録」という念の入れようだった。

 

 

www.youtube.com

初めにシートノックをチェックした。

特に内野で顕著だが、レギュラーと控えの守備力の格差が顕著なのが分かる。

大会ごとにチェックしているが、内容は 最低クラスといえるだろう。

 

 

www.youtube.com

印象に残っているファンのコメント;

40年以上習志野を見ているがこんなに守れない習志野を見たのは初めて。

 

特に驚いたのが、ある意味で接戦?といえるのに、先発メンバーを一人も変えることなく、タイブレーク11回を戦わせている。

これは、どういう意図だったのだろうか。

 

 

上記に挙げたポイントに沿って、試合内容を検証した。

1回表習志野

3番根立二盗。サインが出された

 

1回裏学館浦安

イレギュラーバウンドだったが、遊撃手がタイムリーエラー①

 

 

2回表習志野

特になし

 

2回裏学館浦安

②⇒⑥で、二走を牽制で刺す。

『らしい』プレー①

 

 

3回表習志野

先頭打者が出塁したが、そのまま打たせる。

二死後、二盗のサインが出たが失敗。

サインが出された

 

3回裏学館浦安

特になし

 

 

4回表習志野

先頭打者が四球で出塁。次打者投犠

サインが出された

 

・三ゴをサードとレフトがトンネルして、相手ミスで2点を貰う。

習志野3-1学館浦安

 

4回裏学館浦安

特になし

 

 

5回表習志野

先頭打者が遊ゴエラーで出塁。

次打者一犠。

サインが出された

 

二死3塁から、3番根立がタイムリースリーベースヒット。

習志野4-1学館浦安

 

5回裏学館浦安

記録上イレギュラーバウンドの遊安だが、捕球できるボールだった。

『らしくない』プレー②

 

二盗を刺す。

『らしい』プレー②

 

 

6回表習志野

5番からの攻撃。左飛エラーで無死2塁。

相手のミス(隙)につけ込むのが習志野野球のはずだ。

 

次打者投犠。一死3塁。

サインが出された

 

三走が、何故か非常に浅い左飛で本塁に突っ込み憤死

『らしくない』プレー③

 

6回裏学館浦安

先頭打者四球で出塁させる。

『らしくない』プレー④

 

次打者が送りバント失敗(=相手のミス)。

その後、単打2本が続き、一死満塁。

二死満塁の場面で、押し出し四球

習志野4-2学館浦安

『らしくない』プレー⑤

*投手交代があってもおかしくないタイミングだろう。

 

 

7回表習志野

学館浦安投手交代:#21(左)

制球が定まらず、2四球を出すが無策で無得点。

『らしくない』プレー⑥

 

7回裏学館浦安

二死2塁から左安タイムリー。

習志野4-3学館浦安

 

 

8回表習志野

学館浦安投手交代:#24(右)1年生

三者凡退

 

8回裏学館浦安

三者凡退

 

 

9回表習志野

三者凡退

www.youtube.com

6:24~ 1st

 

9回裏学館浦安

1点差の最終回、

先頭打者を、ライトが「目測を誤り」、無死3塁となる。

『らしくない』プレー⑦

 

二死後、中安タイムリー。

習志野4-4学館浦安

 

 

タイブレーク

10回表習志野

学館浦安投手交代(4人目):#11(右)

三犠。一死2.3塁。

サインが出された

 

右犠。

習志野5-4学館浦安

 

3番根立、右ツーベースヒット。2打点目。

習志野6-4学館浦安

 

ワイルドピッチ⇒二死1.3

 

学館浦安投手交代(5人目):#23(左)

ボーク

習志野7-4学館浦安

決定的と思われる3点差を、相手のミスで加点した。

 

10回裏学館浦安

先頭打者右安⇒無死満塁

ワイルドピッチ

習志野7-5学館浦安

『らしくない』プレー⑧

 

一死2.3塁、二ゴ+一塁手3塁悪送球

習志野7-7学館浦安

『らしくない』プレー⑨

 

 

11回表習志野

学館浦安投手交代(6人目):#1(右)

三犠⇒一死2.3塁

サインが出された

 

左犠

習志野8-7学館浦安

 

二死2塁

タイムリーヒットを打つことに集中すべき場面

チームを引っ張る立場の選手が、死球狙いで避けず、主審に注意を受ける

チームの士気を下げるお粗末な行為。

www.youtube.com

36:15~ 2nd

 

11回裏学館浦安

先頭打者一犠を、バントシフトで前進守備だった一塁手が、サード悪送球

一走まで生還し、サヨナラ負け。

習志野8-9学館浦安

厳しい言い方をすれば、2打点-3点(タイムリーエラー)=-1点

となった。

 

 

 

昨春準決勝;

 7回裏 習志野

三者凡退

ゲームセット

 

<コメント>

スコアを見ての通り、習志野の完敗。

勿論、今回は骨のあるチームと判断して、 2019年以来の習志野らしい野球を見たくて観戦に出かけたのだが、

0-4とリードを拡げられた段階で、「割り切った」と感じられた。

 

例1:2019年 関東大会、習志野2-13⑦山村学園

>選抜準優勝の原動力となったエースの飯塚は登板しなかった。

www.asahi.com

 

例2:2021年 、習志野 2 - 13⑥ 専大松戸

>被安打17・失点13の#1鈴木 颯太を交代させていない。

www.otonarashino.com

 

ざっくり言えば、夏を見据えての捨てゲームだ。

この春季県大会に圧勝した専大松戸に、見せたくない隠し球を残したということだ。

相手先発が、青野投手と読み切っていたはずだが、

これといった策は見えなかった(無かった)。

この点をどう考えるかで、この完敗の意味が変ってくる。

 

詳述した通り、中西投手の後を受けた投手は、かなり厳しい。

主戦投手2人の制球力アップが喫緊の課題だ。

 

 

習志野の小林徹監督は「(専大松戸は)甲子園を経験するチームで、全ての要素でかなうところがなかった」と語った。

 

【高校野球】4年ぶりの春4強…専大松戸に7回コールド敗退も“2つの収穫”を手にした習志野
5/4(木) 11:02配信
春から夏にかけて急成長するのが習志野
習志野高は千葉県大会準決勝で専大松戸高に敗退も、夏へつながる一戦だった

 午前10時の試合開始前から内野席は埋まり、外野芝生席も開放された。千葉県総合SC野球場で行われた千葉県大会準決勝(5月3日)。習志野高は今春のセンバツ8強・専大松戸高に7回コールド敗退(0対8)も、この場に立たなければ味わえない財産を手にした。

 母校・習志野高を指揮する小林徹監督は2つの収穫を口にした。

 まずは、チーム全体としての経験値だ。

「(昨秋の)チャンピオンチームとできたことは、良い機会だった。(この春は)シードにも入れなかったチーム。公式戦が不足していた中で、地区予選から始まって、準決勝まで戦うことができた。甲子園を経験したチームに対して、すべてが力不足。かなうところがなかったので、子どもたちも感じたのでは」

 昨秋は県大会2回戦で市船橋高に敗退(8対9)。守備の乱れが失点につながった反省から、冬場はディフェンス面を見直してきた。キャッチボールから基礎基本を徹底。堅守からスキをなくし、攻撃では少ない好機を生かす伝統のスタイルを積み上げてきた。

 

-------------------------------

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

学館浦安に敗退後の小林監督;


<コメント>

もちろんベンチ内で指示はあっただろうが、表面化した動き(采配)は 

・ 二盗 2回

・ 送りバント 5回

だけだった。

 

中心打者として期待される2番岡田には、ただただ「自由に」打たせていた。

 

エース蓮見以外に8人もの投手登録をしていながら、1人も公式戦登板の機会はなく、

更に、昨秋の準決勝・中央学院戦で先発した髙橋投手は、登録すらされていない。

 

つまり、謎だらけの「春」緒戦敗退ということだ.

凡人には理解できない、何かしらの思考があった、ことは確実と思われる。

 

 

 

 

 

追記;春季大会の意味合いについて、的確な解説をしている。

特に、「夏の予選に向けて、秘密兵器は隠しておく」0:36-1:50

www.youtube.com

 

 

新1年生;

www.youtube.com

 

内訳;

投手6人

捕手1人

内野手3人

外野守3人

(佐倉リトルシニア:4人)

 

 

2024年春季千葉県大会2回戦 #銚子商業 #千葉黎明

2024/4/21(日)

第3試合、銚子商業vs千葉黎明

@船橋市民球場

 

銚子商業先発メンバー
1    二    嶋野悠翔    3年生    
2    中    田中蓮    2年生    
3    捕    山田温斗    3年生    
4    右    佐藤宏樹    3年生    
5    一    鈴木眞斗    3年生   
6    三    安藤悠希    3年生  
7    投    澤村曜    2年生    
8    左    土方亜斗利    2年生    
9    遊    長田大豊    2年生    

左翼手に、土田選手を起用した。2年生は4人。

 

 

千葉黎明先発メンバー;
1    三    山崎敦也    2年生    
2    右    平本翔大    3年生    
3    遊    山本大我    2年生    
4    中    秋山輝    3年生    
5    一    篠原翔空    2年生    
6    二    向後智強    3年生    
7    左    田中陸翔    2年生    
8    捕    川村力斗    2年生    
9    投    田代敬祐    2年生    

連戦のためか? 2年生投手#10田代を起用。野手はレギュラーで固め2年生6人が起用されている。来年も見据えたチーム作りなのだろう。

東部地区大会で1試合観戦しているが、大差のコールドゲームだったため参考にならない。事実上の初見となる。

 

 

1回表銚子商業

1 1-0、F、F、2-2、3-2、中安

2 送りバント送りバント、牽制、1-2、牽制、一犠

3 0-1、0-2、F、1-2、F、2-2、3-2、四球①

一死1.2塁

4 空振り、0-2、フォークボール⇒三球三振

5 1-0、2-0、3-0、ストレートの四球②

二死満塁

6 空振り三振

田代投手は、立ち上がり制球に苦しんでいた。

一本出ていたら、違う展開になっていただろう。

 

1回裏千葉黎明

1 1-0、1-1、セーフティバント⇒三ゴ

2 0-1、空振り、沈む球、チェンジアップ?⇒三球三振

3 1-1、1-2、一二塁間ヒット

4 1-0、二盗 1-1、F、右飛

 

 

2回表銚子商業

7 初球⇒浅い中飛

8 初球⇒左ツーベースヒット

土方選手、 公式戦初打席で結果を残した。

9 セーフティバント、1-1、空振り(フォーク)、2-2、三ゴ

黎明・田代投手とは、練習試合で対戦経験がある、ようだ。

 

1 外角ストレート 1-0、中飛

 

2回裏千葉黎明

5 1-1、F、2-2、三振

6 1-0、三安2塁まで陥れられる

一死2塁

7 0-1、左飛

8 1-0左安タイムリー

銚子商業0-1千葉黎明

 

9 空振り、スライダー 1-1、左飛

 

 

3回表銚子商業

2 2-2、内角ストレート⇒三振

3 1-0、F、空振り、1-2、フォーク⇒三振

4 内角1-0、空振り、2-1、空振り、3-2、フォーク⇒四球③

5 左安(イレギュラーバウンド)

6 0-1、空振り、F、1-2、F、一直

 

3回裏千葉黎明

1 チェンジアップ?0-2、チェンジアップ?⇒三振

*以降沈む球は「チェンジアップ」と表記する

 

2 2-2、空振り三振

3 1-1、中飛

チェンジアップを多投している。

 

 

4回表銚子商業

銚子商業応援席から「盛り上がりが足りない」。個人的には好みでない。

7 1-1、右邪飛

8 フォーク1-0、2-0、2-1、三ゴ

9 F、1-1、F、三ゴエラー

1 フォーク1-0、2-0、3-0、3-1、F、フォーク⇒見逃し三振

 

4回裏千葉黎明

4 F、0-2、F、1-2、チェンジアップ⇒左飛

5 3-2、F、四球①

6 牽制、牽制、1-0、②⇒③牽制死、3-0、四球②

7 F、1-1、パスボール 二死2塁

2-1、2-2、3-2、四球③

二死1.2塁

8 2-2、二ゴ

 

 

5回表銚子商業

2 フォーク1-0、左安

3 一犠

4 外1-0、フォーク2-0、外3-0、3-1、三遊間ヒット

一死1.3塁

5 2-2、二ゴ

銚子商業1-1千葉黎明

 

二死2塁

6 フォーク空振り、F、1-2、フォーク空振り三振

 

5回裏千葉黎明

9 チェンジアップ、1-1、1-2、チェンジアップ⇒F、チェンジアップ2-2、チェンジアップ⇒空振り三振

1 初球⇒二ゴ

2 3-1、F、四球④

3 1-0、牽制、牽制、二盗+悪送球

二死3塁

1-1、内角2-1、三遊間タイムリーヒット

銚子商業1-2千葉黎明

 

4 中安

二死1.2塁

#14伝令

5 チェンジアップ0-1、右飛

 

 

6回表銚子商業

7 2-0、遊ゴ

8 フォーク⇒1-1、中安⇒スピードを緩めず一気に2塁を陥れた

「次の塁を狙う」意識を持っているということ。

土方選手がラッキーボーイになるのではと感じた。

 

9 右安

長田選手の成長が感じられた打撃。攻守で伸びている。

 

1 フォーク0-1、

筆者「二盗の場面だ」

 

二盗

一死2.3塁

黎明前進守備

2-1、3-1、左犠飛

銚子商業2-2千葉黎明

 

投手交代#14目良(左)2年生

2 1-0、2-0、F、遊ゴ

 

 

6回裏千葉黎明

6 チェンジアップ0-1、チェンジアップ⇒右ツーベースヒット

7 F、パスボール無死3塁

左飛

左翼手・土方が、本塁生還を阻止した。

 

8 右飛

 

 

7回表銚子商業

3 初球⇒中飛

4 1-2、外角三振

5 外0-1、内0-2、F、1-2、三振

全球ストレート

 

7回裏千葉黎明

9 3-2、チェンジアップ⇒三振

1 外1-0、チェンジアップF、二安

2 ストレートの四球

伝令#14

3 チェンジアップ0-1、ストレート1-1、2-1、チェンジアップ3-1、3-2、遊ゴ

二死1.3塁

4 1-0、外1-1、チェンジアップF、外2-2、チェンジアップF、牽制、中飛

 

 

8回表銚子商業

6 F、セーフティバント⇒二安

狙い澄ましたプッシュバントだった

 

7 牽制、投犠

一死2塁

 

投手交代#11伊藤(2年生)右サイド

黎明は、ここまでタイプの違う2年生投手3人のリレー。

 

8 F、F、三球三振

9 パスボール二死3塁

3-0、3-1、二ゴ

 

8回裏千葉黎明

5 チェンジアップ0-1、直球⇒一二塁間ヒット

6 送りバント、1-1、遊飛⇒悪送球 

一死2塁

7 代打:#23石原(左打ち)

初球⇒二ゴエラー

 一死1.3塁

唯一前チームでの公式戦出場経験があり、チームを牽引することが期待される野手のエラー。

連鎖反応が起こる伏線と直感した。

 

8 1-0、内角2-0(バントの構えで揺さぶった

大振りせず、ミートに徹した三遊間タイムリー

銚子商業2-3千葉黎明

 

一死1.3塁

9 バント、2-1、F、二盗 3-2、

銚子商業前進守備

遊飛エラー

前進守備のため、フラフラと2塁ベース後方に上がった飛球

銚子商業2-4千葉黎明

 

1 初球⇒遊直を落球⇒記録上は遊安

一死満塁

 

投手交代:#10村上

2 0-1、1-1、パスボール三走止まる 

2-1、スライダー3-1、走者一掃左中間スリーベースヒット

銚子商業2-7千葉黎明

 

3 0-1、一犠(スクイズ)

銚子商業2-8千葉黎明

 

4 二ゴ

 

 

9回表銚子商業

1 1-1、遊ゴ

2 1-0、遊ゴエラー

3 二盗 1-1

ようやくの事実上の盗塁。実力校が相手になると、よく言えば慎重になり足を使った攻撃がとたんになくなる。

こういう思考で、実力が拮抗、もしくはそれ以上の実力校に勝ちきることを、観た記憶は無い。

 

2-1、F、左飛

 

4 1-0、1-1、F、2-2、F、3-2、F、投ゴ

ゲームセット

 


<コメント>

澤村投手の沈む球を駆使した粘り強い投球が支えとなり、実力校千葉黎明を相手に接戦を演じた。想定以上に秋からの底上げが成されていた。

そもそもの新チームの始動が、3年生偏重のマネジメントにより、「ゼロ」からの出発のため、実戦経験(練習試合ではない)が非常に乏しく、8回裏の守備の綻びはやむを得ないと捉えている。

実戦経験は、とても重い重しで、時間的に選手層を拡げることができない。

つまり、レギュラーと控え選手の実力を「時間的制約で」拮抗させることができないのだ。

ここが、決定的な黎明との実力差に思える。

 

黎明は前日の4/20、千葉日大一と1回戦を戦っている。

銚子商業ファンからすれば、この連戦が黎明の消耗に繋がるかがポイントだったように思う。

その結果は、「ウォーミングアップ」だったといえるだろう。

投手継投が強み(持ち味)であり、2年生の3枚看板はその後の進撃の原動力となっていった。

 

4/20、1回戦;

www.youtube.com

 

 

4/28、準々決勝;

www.youtube.com

 

 

2024年春季千葉県大会1回戦 「堅守」 #県立磯辺 が #成田 を追い込む  #市立船橋

4/20(土)春季県大会開幕日、船橋市民球場を選択した。

懐かしい。

遙か昔になるが、現役時代3度はこの球場でプレーしている。

お目当ては、市立船橋と成田が本戦でどの様なプレーをするかにあった。

 

「埼玉県内の誰もが知る強豪校」に完勝していることが分かる。

 

この球場で観戦するのは初めての上、地元同士の対決。

余裕をみて到着していたため、8:20には座席を確保していた。

試合前気になったのは、

「楽しくやるぞ。楽しく。」「楽しく、楽しく」

最近よく耳にする掛け声だが、筆者はよく意味が分からない。

この時点で、日頃どの様な雰囲気で指導されているのか、よく分かる。

 

比較;

春季県大会前の専大松戸・持丸修一監督のコメント;

現在は選手たちを肉体的、精神的にも徹底的に追い込んでいます。本人の実力以上のことを要求することもある。内心では「この子には無理だろうな」と思っていても、です。要求をクリアできなければ厳しく指摘して、「なぜできないのか?」と問いかける。

むやみに選手に気を使い、おだててその気にさせることだけが指導ではありません。少々酷な気もしますが、時には鞭を振り、尻を叩いてやることもチームをつくる上で重要な仕事です無理やりにでも限界に挑戦させることで、自分の殻を破ってもらいたい。逆に言うと、その過程で音を上げるようでは成長はありません。

さすがにふてくされる選手はいませんが、重圧に弱い選手が浮き彫りになります近頃は厳しく接しているからか、プレッシャーを感じて練習試合などのここぞという場面で特定の選手がポカを重ねてしまう。いつまでもそれが直らないようでは、夏の大会で使うのは難しい。実力があっても本番で発揮できなければ意味がありません。一度でも負けたらそこで終わりの夏の大会は、どんな場面でも信頼できる選手を使いたい

現段階でチームの完成度は50%ほどです。限られた時間でどれだけ100%に近づけるか。選手も私も、気を抜いてはいられません。

 

第1試合;



市立船橋先発メンバー;
1    遊    合津花道    3年生    
2    三    本郷秀    3年生    
3    二    大野七樹    3年生    
4    捕    花嶋大和    2年生    
5    右    大木陽翔    2年生    
6    左    江川煌人    3年生    
7    一    松原若嗣    2年生    
8    中    松井祐    3年生    
9    投    川崎耕司    2年生    
選手名簿をパラパラ観て気づいたのは、例年と違い、市立船橋に限らず、有望な1年生を春から起用するチームが少なそうということだ。

例:例年だと積極的に1年生を起用する、市立船橋、習志野はそもそも1年生を登録していない。

昨年、3人の1年生野手を緒戦で起用した木更津総合も、出場は#25川村選手1人だった。

 

5/2追記;

千葉県では多くの選手がデビューした。
川村 光翼外野手(木更津総合)が7番センターで出場し、専大松戸の速球派右腕・梅澤 翔大投手(3年)から安打を放つ好デビュー。横浜南ボーイズ時代は東日本ブロック選抜に選出され、鶴岡一人記念大会で本塁打を放った。
専大松戸吉岡 伸太朗内野手が準々決勝の市立柏戦でデビューし、2安打2四死球1打点の活躍を見せた。白井中央ボーイズ時代は昨夏、2023年東日本報知オールスターの選抜メンバーに選出された経験もある。
センバツベスト4の中央学院菊池 敢太捕手(中央学院)は3回戦の拓大紅陵戦で4番ファーストでスタメン出場。1打数0安打に終わったが、パワフルなスイングは目を見張るものがあった。中村 研心主将(3年)は「かなり緊張したと思うんですけど、彼には『結果は気にしなくて良い。点を取る仕事は俺達がやるから、思い振って振ってこい』と伝えました。練習試合では飛ばす選手で新入生の中で抜けている選手です」と語る。仙台ボーイズは主将としてチームを牽引した菊池は俊足タイプが多い中央学院にとっては長打を明確にウリに出来る選手でこの3年間、どう育つか楽しみだ。
宮澤 和聖投手(拓大紅陵)は左腕から130キロ前半の速球を投げ込む好左腕。静岡裾野シニア時代は、ジャイアンツカップ決勝まで導き、決勝戦で先発した実績を持つ持ち主。直球のキレがよく、順調に調整できれば夏には出番が増えそうだ。大家 雅史投手(東京学館浦安)は習志野戦で無失点の好リリーフ。すでに135キロ前後の速球を投げ込んでおり、期待の本格派右腕として成長を期待したい。

 

 

 

東京学館船橋先発メンバー;
1    遊    多田叶太朗    3年生    
2    中    本城蔵馬    3年生    

3 左 坂本大哉 2年生
4    一    山田哲平    3年生    
5    捕    長澤拓夢    3年生    
6    投    森脇大馳    3年生    
7    三    須藤大和    1年生    
8    二    藤﨑璃玖    3年生    
9    右    林海樹    3年生    

 

1回表市立船橋

1 ストレートの四球

2 バスター(バントの構えからヒッティング)。ボテボテの三ゴがツーベースヒットになった。

無死2.3塁

3 カウント3-2、二ゴ

二走が飛び出したが、一塁に送球した

4 2-2、スライダー⇒中犠飛

市立船橋1-0学館船橋

5 遊ゴ

 

1回裏学館船橋

三者凡退

 

 

2回表市立船橋

6 右安

7 三犠

8 牽制ミス⇒一死3塁

センターオーバースリーベースヒット

市立船橋2-0学館船橋

 

9 初球⇒死球

1 初球⇒パスボール 市立船橋3-0学館船橋

死球

一死1.2塁

2 セーフティバント⇒二安

3 3-2、四球

市立船橋4-0学館船橋

4 三振

5 ワイルドピッチ市立船橋5-0学館船橋

四球

二死満塁

6 4つのファールで粘り、3-2から四球

市立船橋6-0学館船橋

7 左安タイムリー

市立船橋8-0学館船橋

8 初球⇒死球

一死満塁

 

投手交代:#19針生(2年生)右サイド

9 三遊間タイムリー

市立船橋10-0学館船橋

1 死球

二死満塁

2 左安タイムリー

市立船橋12-0学館船橋

3 二ゴ

 

4回裏学館船橋

投手交代:#21島田(2年生)右サイド

制球〇

 

 

 

第2試合:成田vs磯辺

 


成田先発メンバー;
1    二    山田煌大    3年生    
2    右    坂下潤弥    2年生    
3    中    阿部佑大    3年生    
4    一    鹿児島大輝    3年生    
5    三    鈴木晴仁    3年生    
6    遊    福田康将    2年生    
7    左    松本翔真    2年生    
8    捕    小熊悠太    2年生    
9    投    千田光太郎    3年生    

横芝敬愛戦で活躍した松本選手と、期待の強肩捕手・小熊選手を含む、2年生4人が起用された。

またしても、エース仁岸投手は、何故か#18で登録されている。

 

 

磯辺先発メンバー;

1    遊   ◎ 内藤龍大    3年生    

2    三    日塔寛太    3年生    

3    二    大野青空    3年生 

4    左    粟井真梧    3年生 

5    捕    海老原壮太    3年生

6   中    白石喜翔太    3年生    

7    一    安藤良太    3年生    

8    投     鍛冶航平   3年生    

9    右    内海寿紀    2年生 

シートノック。磯辺のノッカーが上手で、感心して観ていた。

松本徳浩監督と思われる。日体大出身だそうだ。

 

 

1回表成田

成田の応援風景。大声量だった。

 

1 右直

2 遊ゴ

3 左飛

 

1回裏磯辺

1 カウント0-2、ファール(F)1-2、F、投ゴ

2 ストレートの四球①

3 2-2、バスターからの左安

一死1.2塁

4 0-1、二ゴ

5 初球⇒二ゴ

成田・先発投手千田は左腕。#1を付けているので、エース仁岸を上回る何かがあるのではと注視していた。

 

 

2回表成田

4 2-2、中飛

5 右中間ツーベースヒット

6 3-2、見逃し三振

 

7 0-1、1-1、1-2、三ゴ

タイミングが合わず、前のめりで引っかけている。

 

2回裏磯辺

6 遊ゴ

7 3-0、3-1、F、四球②

8 送りバント、送りバント、捕ゴ⇒送れず

9 遊ゴ

 

 

3回表成田

8 2-2、二飛

9 チェンジアップ?⇒三球三振

この辺りから「異変」に気づき始めた。何の変哲もないようにみえるスローボールに成田打線がタイミングを外されているのだ。

 

1 チェンジアップ、F、チェンジアップ、中安

2 2-0、2-1、二盗、2-2、3-2、F、四球

3 1-0、2-0、2-1、3-1、F、F、中飛

 

3回裏磯辺

1 1-1、F、2-2、3-2、遊ゴエラー

2 1-1、「バントの構え」で揺さぶる 2-1、2-2、中安

3 三犠

一死2.3塁

4 犠飛

成田0-1磯辺

内藤主将の好走塁。隙を突いた。

小柄な遊撃手だが、この後グイグイチームを牽引するのを目撃することになった。

 

二死3塁

5 三振

 

4回表成田

4 右安

5 0-1、二盗 1-2、2-2、F、深い位置での遊ゴ

6 遊飛

2本とも遊撃手のナイスプレーだった。

 

4回裏磯辺

投手交代:#11雪下、選手交代:遊撃⇒#6高嶋

ここから成田は、次々と野手をレギュラーに変えていった。

 

6 三ゴ

7 3-1、四球③

8 捕犠

磯辺監督の采配は徹底していた。

「ランナーをスコアリングポジションに置く」

 

9 0-1、遊直

 

 

5回表成田

7 0-2、1-2、レフト線左直

普通なら長打だった。粟井左翼手のファインプレー。

磯辺の遊撃手と左翼手は「実にうまい」。率直な感想だ。

 

8 遊ゴ

9 高嶋 左飛

 

5回裏磯辺

1 三ゴ

2 2-0、死球④

3 投犠

二死2塁

4 空振り、1-1、2-1、2-2⇒パスボール

二死3塁

三振

 

 

6回表成田

1 1-2、左飛

2 0-1、1-1、F、F、スライダー2-2、3-2、投ゴ

体に当てて防いだ

3 セーフティバント⇒投安

4 遊飛

ポテンヒットになりそうなフライをほぼセンターの位置背面キャッチした。

 

6回裏磯辺

5 F 1-1、2-1、三ゴ

6 ストレートの四球⑤

 

投手・選手交代:4①仁岸、6⑤#6田中

 

7 左飛

8 三振

 

 

7回表成田

磯辺・ 鍛冶投手;

細かく同じ球種でも球速に変化を加えている。

(筆者は、バックネット裏4列目にいた)

関係者によると80km台~122km

球速がないので、バッテリーで工夫している、そうだ。

 

5 スローボール、スローボール、三ゴ

6 田中 外0-1、外0-2、右安⑤

7 スローボール、2-0、スローボール、2-1、牽制、スローボール⇒右飛

8 高嶋 左邪飛 

またも左翼手のファインプレー。位置取りが完璧だった。

 

7回裏磯辺

9 0-2、1-2、中安

全球ストレート

 

1 内藤主将↑ 三遊間ヒット

無死1.2塁

 

2 0-1、投犠

一死2.3塁

3 0-1、中犠

成田0-2磯辺

 

4 ワイルドピッチ 2-1、遊飛

 

 

8回表成田

1 0-1、中安

磯辺ベンチから伝令。内野陣がマウンドに集まる。

2 送りバント二盗、2-1、3-1、3-2、F、F、F、四球 

無死1.2塁

 

投手交代:⑤⇒日塔選手交代#14内海

サードの日塔が、ベンチ前で水分補給をして、慌ただしくマウンドに向かった。

代え時は理解できなくもないが、果たしてどの程度の投手なのか...

しかも投球練習もしていない。

 

センター白石、足がつり短時間だったが試合中断。

県立磯辺は、登録人数が16名。

 

3 0-1、

4 代打:#2綿引

2-1、右タイムリーツーベース

成田1-2磯辺

5 2-0、中安タイムリー

成田2-2磯辺

6 一走ディレードスチール

 

8回裏磯辺

投手交代:#10相原

横芝敬愛で先発した。秋までは捕手。

130km中盤の速球でグイグイ押してくる投球スタイル。

 

5 三ゴ

6 3-2、三振

7 一邪飛

 

 

9回表成田

6 ストレートの四球

7 1-0、2-0、3-0、3-1、3-2、右飛

8 F、左飛

9 二盗、ストレートの四球

二死1.2塁

1 0-1、F、1-2、ライトオーバータイムリースリーベースヒット

成田4-2磯辺

2 三振

 

9回裏磯辺

8 #14内海 1-2、三振

9 1-2、三振

1 3-0、3-2、四球

2 2-2、三振

ゲームセット

 

<コメント>

筆者は、成田サイドの応援者に囲まれていた。

終盤までため息ばかりで、焦りと悲壮感に包まれていた。

最終回二死から勝ち越したわけだが、歓喜ではなくほっとしたため息だった。

そこまで成田は追い込まれていた、ということだ。

試合終了後、喫煙スペースで磯辺関係者と会話する機会があった。

秋も県大会で、東京学館相手に終盤まで2-0でリードしていたが、2-3で敗れている。

堅守を誇り、充分すぎる好チームだが、あと1枚の壁を突き破って欲しい。

 

前年の春季県大会;

www.youtube.com

 

 

第3試合、桜林vs学館浦安

勝った方が明日習志野と対戦するので、予定を変更して序盤を観戦した。

学館浦安は、1回裏に3盗塁を決め(足でかき回して)、バントヒット1本で2点を先制した。

 

ご承知置きの通り、学館浦安は、9-8⑪で習志野に勝利した。

 

 

 

2024年春季大会予選代表決定戦 #多古 #銚子商業

球場駐車場に到着したのが10:00。予想通りグラウンド不良で第1試合の開始が1時間遅れていた。多古・迫屋監督と同じタイミングだった。愛用のノックバットと赤いメガホンを携帯している。

 

第一試合:東京学館13-0⑤佐原白楊

 

第二試合;

多古先発メンバー;

1    二    岡本晴太郎 3年生

2    三    諸岡将    2年生

3    捕    所新之助 3年生

4 一    畑暢一 3年生

5 投  村山真 3年生

6 中 新谷栄人 3年生

7   遊    杉山爽 3年生

8    一    山崎夢来 3年生

9    左    山田暖人 3年生

*多古の課題は明確だった。東部地区大会での守備の崩壊を克服することだ。

メンバーを観る限り、東部地区大会と守備位置の変更はない。

 

銚子商業先発メンバー;

1 二  嶋野悠翔 3年生

2 中 田中蓮 2年生

3    捕    山田温斗 3年生

4    右    佐藤宏樹 3年生

5    一    鈴木眞斗 3年生

6    三    安藤悠希 3年生

7    投    澤村曜 2年生

8 左    内埜聖也 3年生 #18

9 遊   長田大豊 2年生

*左翼に、榎本に代えて、 内埜を起用した。

 

戦前の予想;

野田市招待の結果を観れば、他の県内招待校(市立船橋・習志野戦は中止)に比べて一段落ちる結果となった。更に緒戦の東総工業にも辛勝。

秋ベスト16の多古有利と思える結果だ。

しかし、別記事で記載した通り、東部地区大会における多古の守備崩壊は惨憺たるものだった。更に、アノマリーとして銚子商業は多古を得意としている。

2022年秋季大会予選および同じく2022年東部地区大会決勝で、村山投手を打ち込んで完勝している。

そういった意味で、村山投手がこの一冬を越えて、変貌を遂げたか(MAX130kmからの球速アップ)に注目していた。

大谷津球場のため、スピードガン表示がある。澤村投手もだが、現在位置が明確になるだろう。

 

 

11:40、銚子商業シートノック。

特段の綻びは無い。秋から修正された内容だった。

多古は、そもそもキャッチボールが乱れていた。不安な内容だった。

 

1回表多古

投球練習における澤村投手の球速は125kmだった。

 

1 116⇒二飛

2 110、107、左直

3 124F、116、115(スライダー)、114 2-2、112⇒遊ゴ

*制球重視の配球だった。

 

 

1回裏銚子商業

投球練習における村山投手の球速は129kmだった。

 

1 128、129、118(スライダー)1-2、129⇒三振

2 中安

3 116、二盗① 1-1、

驚いた。投稿されていた動画を観る限り、送りバント偏重に戻っていたからだ。

124、114、一邪飛

 

4 F、三ゴ

 

 

2回表多古

4 F(ファール)、123、108、114(スライダー)、内角⇒F、127⇒三振

これにも驚いた。意図的に山田捕手が内角球を要求した。

 

5 F、遊ゴ

6 F 0-2、127 1-2、111 2-2、115⇒三振

 

2回裏銚子商業

5 121 1-1、三ゴ

6 115、中安

7 125、一二塁間ヒット

一死1.3塁

8 二盗② 一死2.3塁

スクイズ 1-1、遊ゴ

二走が3塁に到達し、三走が押し出された形で(仕方なく)本塁に突入した。

タイミングはアウトだったが、判定は「セーフ」。つまり、積極的走塁だったわけではない。

多古0-1銚子商業

 

9 左直

 

 

3回表多古

7 125、121、114、127⇒右安

8 送りバント

9 0-2、111 1-2、2-2、107⇒三振

1 122、F、111 1-2、112 2-2、二ゴ

 

3回裏銚子商業

1 114、111F、1-2、126、右飛

2 108、右安

3 115、二盗③

*田中選手、2つ目の盗塁

125パスボール⇒一死3塁、三ゴエラー

多古0-2銚子商業

 

4 二盗④ 1-1、右翼ツーランホームラン

滞空時間の長い長距離打者特有の飛球だった。

多古0-4銚子商業

 

 

5 125F、117 1-2、レフトオーバースリーベース

6 127 1-2、左犠飛

多古0-5銚子商業

 

7 115、127 1-1、F、115三振

 

 

4回表多古

2 死球

3 111、左飛

4 F、F、中飛(転倒)

5 右安

6 111、111、113、F、中安タイムリー

多古1-5銚子商業

 

7 中安タイムリー

多古2-5銚子商業

 

8 131、109、右安タイムリー

多古3-5銚子商業

 

9 三ゴ

 

4回裏銚子商業

8 129、123、115 1-2、129、112三振

9 117、三遊間ヒット

1 118、二盗⑤、116、122、115 3-2、中飛

 

 

5回表多古

1 127 1-2、108 3-2、遊ゴ

2 113 1-1、115 2-1、118 2-2、F、二ゴ

3 一邪飛

 

5回裏銚子商業

2 115 1-1、125(ボール球)三振

3 128、F、左直(ファインプレー

*左翼手は、守備に不安があった。成長があったのだろう。

多古は、きっちり守備を鍛えて来ていた。

 

4 120、F、123 1-2、129⇒中安

4番佐藤選手は、2年夏まで控え投手で公式戦の出場がなかった。

実戦経験が明らかに不足していたのだ。

本塁打に続く、この痛烈なヒットは大きい。覚醒の可能性を感じた。

 

5 三ゴ

 

 

6回表多古

4 初球⇒右安

5 109、牽制、牽制⇒牽制死

*ビッグプレーだった

110 2-0、110 F、128 3-2、投ゴ

 

6 セーフティバント、128、109、死球

7 133?、右飛

 

6回裏銚子商業

6 125、113 0-2、124三振

7 113、113 2-0、121、126 3-1、遊ゴ

*遊撃手の守備力向上が感じられた。

 

8 114、117 0-2、投ゴ

 

 

7回表多古

多古、迫屋監督を中心に円陣を組む

 

8 F 1-1、F、121⇒三振

9 F、116 1-1、遊ゴ

1 127、119、中安

2 127 1-1、122、二盗

 

7回裏銚子商業

9 111、100、F、F 1-2、F、F、遊ゴ

1 102、三ゴ

2 112、126、122、117 2-2、125⇒三振

 

 

8回表多古

2 123、遊ゴ

3 セーフティバント、126 0-2、126、F、126⇒三遊間ヒット

4 113、二ゴ

5 F、126 0-2、115三振

 

8回裏銚子商業

3 126、114、119⇒三振

4 F、125、115 2-1、125、3-1、F、二ゴ

5 119 2-0、3-0、116、右ツーベースヒット

6 F、二走牽制死

 

 

9回表多古

6 セーフティバント、123 1-1、111 2-1、左安

7 F、遊併

8 112、113、117 遊ゴ

ゲームセット

 

 

 

コメント;

派手な長打に目を奪われがちだが、大事なところでの守備の差が出たように思われる(銚子商業ノーエラー)。

銚子商業の足を使った攻撃が、多古の綻びを誘導したのだろう。

この日は、ベンチワークにおいて、銚子商業が上回っていた。

 

県大会緒戦(2回戦)で、練習試合でも馴染みの第六地区千葉黎明と対峙する可能性がある。打撃好調の5番鈴木選手を始め、多古戦での勝利が『勢い』に繋がることを期待している。

 

 

 

 

2024年春季大会予選代表決定戦 #成田 #横芝敬愛

 

 


成田先発メンバー;成田は緒戦の匝瑳戦で6人の2年生が先発した。成田関係者との会話から、予選においては、意図して2年生の底上げを図っている。
1    二    山田煌大    3年生    
2    右    坂下潤弥    2年生    
3    中    阿部佑大    3年生    
4    左    松本翔真    2年生    
5    三    田中博己    2年生    
6    一    羽柴孝紀    3年生   #19 
7    捕    綿引大晟    3年生    
8    投    相原漣恩    3年生   #10 
9    遊    高嶋大翔    2年生    

 

横芝敬愛先発メンバー;2022年の東部地区大会から注目していた、大型左腕・秋山投手の成長を楽しみにしていた。

1 右 手塚朔也 3年生

2 二 遊橋悠月 2年生

3 三 横後龍生 3年生

4 一 太田晴翔 3年生

5 投 秋山哉太 3年生

6 中 熱田幸大 3年生 

7 遊 柏熊斗真 2年生

8 捕 渡邉光希 3年生

9 左 鈴木哲太 2年生

 

1回表成田

1 128km、遊ゴ

2 134km、135km カウント1-2116 2-2、132ファール(F)、3-2、三ゴエラー

秋山投手は球速もあり、スライダーもキレている。成田は苦戦する思っていた。

 

3 132、133、134 2-1、134 3-1、レフト線ツーベースヒット

見事な流し打ちだった。

4 2-1、中安タイムリー

成田1-0横芝敬愛

 

一死2.3塁

5 四球

6 右犠 成田2-0横芝敬愛

7 111、132 2-0、三ゴ

 

130km半ばの速球を苦も無く打ち返していた。

練習試合の相手が、そういうレベルの相手なのだろう。

この予想は、的中していた。

 

1回裏横芝敬愛

成田の先発投手は、秋、捕手登録だった相原選手(右)。

1 129、遊飛

2 130、134、130、131 1-2、遊ゴ

ストレートでグイグイ押している。

 

3 130、131、3-1、132⇒四球

4 123、117、130F 1-2、2-2、129 3-2、129⇒三振

 

 

2回表成田

8 1-1、131、108⇒三振

9 131、130、130 3-2、左飛

1 114 1-1、130 2-1、132F、遊直

 

2回裏横芝敬愛

5 中飛

6 133、132 2-2、132F、121 3-2、四球

7 セーフティバント、1-1、127 1-2、投ゴ

8 131、133 1-1、130 2-1、131 3-1、F、116⇒三振

 

 

3回表成田

2 95km、108、右飛

3 103、109、109、114、133⇒一ゴ

*配球を変えた。速球で押すスタイルでは通用しないため、スローカーブを入れて緩急を使い出した。

 

4 二ゴ

 

 

3回裏横芝敬愛

9 127、中飛

1 120、130F、三遊間ヒット

2 131、送りバント⇒投飛

3 二盗右中間ツーベースヒット

成田2-1横芝敬愛

 

4 129、125 1-1、130 1-2、126 2-2、133⇒三振

 

 

4回表成田

5 100、129、109 1-2、131⇒三振

6 101、132F 0-2、109、130⇒三振

7 131、105、左安

8 105、125、右飛

 

4回裏横芝敬愛

5 130、左飛

6 左飛

7 F、125 0-2、131、132⇒三振

 

 

5回表成田

9 100 2-0、遊飛

1 セーフティバント⇒三ゴ

2 133、111、二ゴ

 

5回裏横芝敬愛

8 123、130、126 2-1、一邪飛

9 131、120、130F 1-2、131 2-2、右邪飛

1 1-1、二飛 

 

 

6回表成田

3 二ゴ

4 左中間ツーベース

*4番に抜擢された松本選手は、秋は登録外だった。

左中間最深部に到達する痛烈な当たりだった。

 

5 131 3-1、左飛

6 105、106 1-1、F、109 2-2、投ゴエラー

二死1.3塁

7 133、130 1-1、133F、2-2、二盗 3-2、134⇒三振

 

 

6回裏横芝敬愛

投手交代:#18仁岸

エースを#18で登録している

 

2 131、131、134 1-2、F、114 2-2、F、ボール球⇒左直

3 111、左安

4 126F、121、128 2-1、125 3-1、127 3-2、三ゴ

5 125、深い右飛

 

 

7回表成田

8 三振

9 代打:鹿児島

2022秋~2023秋まで、主に4③で起用されていた。一発はあるが、柔軟性に欠ける打撃の印象だ。

103、131F、死球

1 126、右安 一死1.2塁

2 一犠 二死2.3塁

3 103、110、死球(カーブすっぽ抜け)

 

二死満塁

4 痛烈な左ツーベース

成田5-1横芝敬愛

松本選手(左下)

 

5 106、F 3-2、四球

6 代打:#3鈴木

投手交代:菅谷(右)秋#1

中飛

 

7回裏横芝敬愛

6 130⇒三振

7 0-2、108、2-2、右飛

8 1-1、132 1-2、126三振

 

 

8回表成田

7 代打:#18福田(左打ち)

124、中飛

8 111、124 2-1、110、左安

9 鹿児島、中飛

1 120、121、二ゴ

 

8回裏横芝敬愛

成田関係者との会話⇒選抜出場校や関東大会出場校が、わざわざ成田高校グラウンドに来てくれて、練習試合をしている。(固有名詞は敢えて避けた)

 

9 菅谷 捕飛

1 ツーベースヒット

2 127、128 3-2、131⇒四球 

3 パスボール一死2.3塁

中犠 成田5-2横芝敬愛

 

4 131、中安

二死1.3

5 130、128、二ゴ

 

 

9回表成田

2 3-0、四球

3 バント安打

4 124、122 2-0、

投手交代:鈴木亮我(右)

三飛

5 中犠二死1.3塁

6 二盗 3-2、四球

二死満塁

7 二ゴ

 

9回裏横芝敬愛

6 109、127、128、108 2-2、F、F、F、130 3-2、F、F、遊ゴ

*粘られた。決め球に課題がありそうだ。

 

7 右飛(ファインプレー

8 131、三ゴ

ゲームセット

 

途中出場の小熊捕手(2年生)は、成田期待の強肩捕手だそうだ。

 

4番に抜擢された松本選手は、3安打(長打2)、4打点の活躍だった。

3年生を交えた本戦でも、4番での起用が濃厚と思われる。

 

緒戦を勝ち抜くと、県大会2回戦で選抜4強の中央学院と激突する。

投手の出来にかかっているが、波乱の芽は充分にありそうだ。

 

 

 

観戦メモで振り返る2023年秋季千葉県大会と第27回東部地区大会 #多古 #成田 #東京学館

(2023/9/4秋季大会予選・敗者復活戦最終日、以来の記事になります)

観戦時に残したメモを記憶のホットなうちに記事化することを常としていたが、その習慣が途切れてしまった。色々と理由はあったが、要するにその色々な理由を上回るエネルギーが湧いてこなかったのだ。

結論を言うと、4/2に行われた成田vs横芝敬愛戦が転機となった。

筆の重さを払拭する、様々な要素を内包した好ゲームだったからだ。

 

当日は9:00試合開始予定だったが、雨によるグラウンドコンディション不良により、12:00開始に変更された。

その3時間を有効に使おうと考え、グラウンド周囲の桜を観たり、

散歩がてら徒歩15分程度のコンビニでコーヒーを飲むなどしたが、まだまだ試合開始まで時間がある。

そこで記事化しなかった観戦メモを精読して、その内容を思い起こすことにした。

 

9/16(土)8:51~@柏の葉

中央学院10-3⑦市立柏

中央学院の応援が初回から圧倒。球場の雰囲気もそれに連れて、まるで中央学院が支配しているような状態だった。

*東部地区大会のおける東京学館の応援も凄かった。大太鼓とシンバルを交え、大声量で相手を圧倒。直感的に中央学院の影響を受けたものと感じられた。

東京学館は決勝で千葉黎明に勝利して優勝している(5-3⑩千葉黎明)。

 

第二試合、秀明八千代vs多古

多古・村山投手。2022年11月に開催された東部地区大会(当時1年生)から注目していた。

スライダーのキレが良く、それを活かすストレートの球速(当時MAX130km)が上がってくれば、逸材かつ多古の救世主になると期待していた。

 

1回裏の攻撃前、迫屋監督「縮こまってやんなって!」

多古が5回の集中打で試合を決めた。

柏の葉にはスピードガン表示がないが、村山投手の球速は変っていない、印象だった。

 

 

9/17(日)

千葉敬愛10-9⑩志学館

5回裏、志学館4番・比田勝選手の目の覚めるような右翼スリーランが飛び出し、6回にも2本の中安タイムリーで2点加点したときは、流れは完全に志学館に傾いていた。

千葉敬愛が、8回表二死満塁から右安+ファンブルで3得点。

次打者のセーフティバントが三安タイムリー。8-8同点に追いつき、

10回タイブレークで逃げ切った。

 

第二試合:翔凛3-6成田

ノーサイン野球と知られている翔凛。

序盤こそ選手の積極性が功を奏して接戦を演じたが、

中盤の5、6回になると、その「ノーサイン野球」とやらが成田に見透かされた。

⇒3度の二盗がことごとく刺殺された

サイン無しで、選手の判断らしいので、

・ セーフティバント

・ 盗塁

ひたすら繰り返すしかないのだ。

 

7回から成田は、エース仁岸を投入。MAX135km

唯一130km台を計測した。

秋の時点では、成田の投手事情はなかなかに厳しいようだ。

 

----------------------

 

10月23日多古vs千葉商大付の試合を観戦しに行こうと、車のエンジンをかけると、バッテリーがDEAD。唖然とした。

 

ーーーーーーーーーー

 

東部地区大会(11/3-11/19)

11/4(土)@東京学館

第一試合:成田0vs8⑦東京学館

東京学館の先発投手は、三本柱の一角、戸島投手。

気合い充分で初回から目測140km台の速球を投げ込んだ。

一方成田は、この大会を「卒業式」と位置付けており、ベストメンバーで臨まず。

共に秋季県大会でシード権を逃し、リスタートとして申し分ない組合せとなったが、

結果は見えていた。

成田は6回裏の守備で、3つの内野エラーおよび投手の制球が 乱れ6失点した。

東京学館もベストメンバーで臨んだわけではない。

 

第二試合:横芝敬愛6vs12⑩多古

迫屋監督のシートノック

 

3回途中から登板した横芝敬愛・秋山投手。

大器を思わせる長身左腕。秋季県大会では外野手登録だった。

 

試合は、多古の守備(特に内野)が崩壊

村山投手は、打たせるところが無い状況だった。

タイブレーク10回表に、2本のタームリーツーベースが飛び出し、多古が振り切った試合だった。

多古は選手層が薄く、競争原理が働かない

また、東京学館・戸島投手と比較すると、村山投手の球速はかなり見劣りした。

せいぜいMAX130km程度だろう。

冬の期間の課題は、明確に思えた。

 

 

11/12(日)@ナスパ

多古vs市立銚子

2回から登板した市立銚子・鹿野投手が、スローカーブを多投してタイミングを外す頭脳的投球を披露。秋季大会と合わせ、軟投派左腕の台頭が目立つ。

80km台~120km前半の球速で、タイミングを外す投球だ。

 

孤軍奮闘状態だった、多古・村山投手。

打たせるところが無い、状態だった。

 

 


第二試合:成東2-12⑤東京学館

 

大太鼓・シンバルおよび大声量で相手を圧する東京学館の応援。

応援練習も充分なのだろう。

 

2回裏に成東が、「松戸ノート」にあっただろうバントシフト(=トリックプレー)を数回みせた。打者がバントの構えをすると、一塁手と三塁手が大声を出しながら猛然と前進してくるのだ。

東京学館の打者は「全く動じず」。

平然と自分のプレーに徹し、野手の逆をことごとく突いた。

トリックプレーは、監督と選手の野球脳が高い水準にないと成功しない。

そしてその裏付けとなるのが、ケーススタディを頭に叩き込んだ上での徹底的な反復練習だ。

はっきり言うが、付け焼き刃が丸出しだ。

悪い意味での哀愁が漂った。

 

メモ;

土屋が中学2年の時、3年後に千葉で「若潮国体」の開催が決まった。高校の硬式野球の開催地が銚子ということで、市内の有望な中学生を中心に強化指定選手の名目で集め、合同練習させていた。銚子商の斉藤千葉商の蒲原弘幸成東の松戸健ら、県下の名だたる監督がコーチとして招かれた。そのなかには、のちに銚子商でチームメイトになる1学年上の飯野哲也、岩井美樹、磯村政司がおり、習志野に進む掛布雅之(元阪神)もいた。

 

メモ②;専大松戸・持丸修一監督

現在は選手たちを肉体的、精神的にも徹底的に追い込んでいます。本人の実力以上のことを要求することもある。内心では「この子には無理だろうな」と思っていても、です。要求をクリアできなければ厳しく指摘して、「なぜできないのか?」と問いかける。

むやみに選手に気を使い、おだててその気にさせることだけが指導ではありません。少々酷な気もしますが、時には鞭を振り、尻を叩いてやることもチームをつくる上で重要な仕事です無理やりにでも限界に挑戦させることで、自分の殻を破ってもらいたい。逆に言うと、その過程で音を上げるようでは成長はありません。

さすがにふてくされる選手はいませんが、重圧に弱い選手が浮き彫りになります近頃は厳しく接しているからか、プレッシャーを感じて練習試合などのここぞという場面で特定の選手がポカを重ねてしまう。いつまでもそれが直らないようでは、夏の大会で使うのは難しい。実力があっても本番で発揮できなければ意味がありません。一度でも負けたらそこで終わりの夏の大会は、どんな場面でも信頼できる選手を使いたい

現段階でチームの完成度は50%ほどです。限られた時間でどれだけ100%に近づけるか。選手も私も、気を抜いてはいられません。

 

 

 

11/18(土)準決勝 @大谷津

第一試合:市立銚子1-10⑦千葉黎明

市立銚子の先発投手は、多古戦で好投した鹿野投手だった。

 

www.youtube.com

 

 


第二試合:東京学館(不戦勝)vs銚子商業

実力校・東京学館を相手に、敗退から2カ月間、銚子商業がどの程度課題克服の動きをしてきたか確認できると期待していたが、試合は実施されなかった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メモ;

4/20 10:00-14:00 アクセス数:720

4/25 4:00-6:00 アクセス数:600強