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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」(2023年):見応えの乱闘シーンだけではない感動が

前編の「運命」後編の「決戦」を続けて観た。録画した後観るまでに時間がかかったのだけれど、観始めるとあっという間だ。スピード感、謎解き、イケメンザクザク・・と血沸き踊る面白さ。

それにしても、後編観終わってもなお残る謎。
喧嘩が強くて友情に熱い仲間たちで作ったマイキー(吉沢亮)を総長とする東京卍會。10年の月日をかけ、東卍(トウマン)が凶悪化していったのは、キサキ(間宮祥太朗)の存在が大きく関係しているらしいが、なぜ執拗にタケミチ(北村匠海)とガールフレンドのヒナタ(今田美桜)は命を狙われるのか。
また、本作「血のハロウィン編」で東卍の決戦相手、芭流覇羅(バルハラ)のトップはマイキーだと、10年後(現代)のドラケン(山田裕貴)が言っていたが、そのことについては詳細は語られていなかった。
そのあたりの謎を横に置いて、東卍結成メンバーの中で起こった悲劇を発端に、いびつになった友情、逆恨みからの殺し合いが”血のハロウィン”の決戦ということだった。

発端を作る一虎(村上虹郎)の逆恨みの殺意が強烈で、なんでそうなるん?と何度も思った。そして一虎をどこまでも庇いまくる場地(永山絢斗)の、理解できない底なしの友情にも驚くばかり。永山絢斗、本作ではキーパーソンかつ最強にカッケー場地を演じていて、本作公開前に永山絢斗自身の起こした事件による本作のお蔵入りは、マジありえなかったと改めて思った。

それにしても、改めてキャスティング最高だな。
マイキーの吉沢亮、ドラケンの山田裕貴。キサキの間宮祥太朗に、一虎の村上虹郎。
間宮祥太朗はずる賢い役が本当によく似合う。眞栄田郷敦は、個人的にダイワハウスのCMの彼みたいに、ちょっとぽやっとしている感じの役のほうが好きだけれど、寡黙な三ツ谷も決まっていた。(ガタイの良さが説得力を増す)
そして、カッコ悪いタケミチの北村匠海は、今まで私が観た北村匠海の中で、1番役にはまっていると思う。毎回ボコボコにされるけれど、ここぞという時にド根性を見せてくれる。そして暴走族2トップを「マイキー君」「ドラケン君」と呼び、彼の口からその呼び名が出る度に、東卍の素の良さが蘇る。暴走族の粗野や、やんちゃ、キレやすさが根底にある中で、その呼びかけに”厚い友情”を感じる。

 

両軍入り乱れての乱闘シーンはすさまじく、特に廃車を山積みした上での殴り合いは、俳優たちも相当緊張してのアクションだったろうとこちらもハラハラした。少し、乱闘シーンが長くて、一瞬だけ「HiGH&LOW」が頭をよぎったけれどね。

前述の謎の回収のためにも、できれば続編を観てみたい。

 

おまけ:「東京リベンジャーズ」1の感想はこちらです。

www.mitsumame.work

 

 

 

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「せかいのおきく」(2023年):まごうことなき青春映画!黒木華、サイコー

もともと黒木華という俳優が好きだ。
美人とは言えないかもしれないけれど、ふわふわした表情も、キリっとした表情も、芯の強さを感じられるのがいい。そして、笑いのシーンでの絶妙な間も上手い。

 

江戸末期、武家育ちだが父親(佐藤浩市)と貧乏長屋で暮らしているおきく(黒木華)は、雨の日に出会った若者、中次(寛一郎)に恋をする。

程なく中次は下肥(しもごえ=人の糞尿)を売買する”おわいや”(汚穢屋)の矢亮(池松壮亮)の弟分になって、おきくの住む長屋の下肥を回収、買取りに来るようになり・・。

勝気で一途な娘おきくと、若者らしい向上心はあるけれど口下手な中次、二人の恋を邪魔するものは何もない。あるとすればとんでもない貧乏と身分の違いだが、江戸末期、貧乏長屋に住む元武家の娘と”おわいや”の間では、その壁もそう高くはなかった。

 

1時間半の中、モノクロの画面で映される雨、長屋の朝、舟が浮かぶ川・・。
風情ある江戸の景色と同じくらい、矢亮・中次の二人組が便所の脇で下肥となる糞尿をすくって桶に入れるシーンが繰り返し映される。モノクロでないと見世物として成立しないなあ、と臭いまで想像しそうなのをシャットアウトしたくらいだ。

時代劇で描かれるのは、歴史絵巻や武士の矜持、身分差ゆえの悲恋、商人のしたたかさだったりするけれど、本作はそのどれでもない。下肥を売買する仕事を題材にすることで、江戸時代の循環型社会を提示する意図もあったらしい。

3人の若者を含め、長屋の住人も皆貧しくて、常に腹は減り、冬の寒さは堪えて、足はしもやけて・・・しかし、妙な明るさがある。己の境遇をさっさと諦め、皆生きることに貪欲だ。そして、若者の恋する気持ちは体を熱くする。

間違いなく青春映画だった。

 

クソまみれの池松壮亮は、もはや”やけくそ”の域に達していた。

おきくが文字を教える寺の和尚役に真木蔵人。
私の中で真木蔵人の記憶は「あの夏、いちばん静かな海。」(1991年、古すぎ!!)以来だったが、年齢を経てとてもいい味を出していた。高邁さとはかけ離れているが、人情に厚く滑稽で憎めない人物であることが短い登場シーンで十分伝わった。

 

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「アンメット」- 3:発見!イケメンもできる岡山天音

第8回ほど、本作で視聴後ハッピーな気持ちになったことはない。

サイドストリーではあるが、大病院グループの孫娘、麻衣(生田絵梨花)と、借金を抱えながらも地域医療を支える地方病院の息子、綾野(岡山天音)が、政略結婚ではなく自分たちの気持ちに従って、めでたく結ばれた。

実家の病院の再建と父親が事故に遭ってからの脳障害、そして婚約者、麻衣から別れを告げられ、まったくもって人生詰んだ綾野の苦悩を、岡山天音が繊細な演技で見せた。


岡山天音と言えば、「ミステリと言う勿れ」のゲスト出演では、確か”かえるくん”と言われていじめられた過去を持つ役をやったくらい、個性的な顔面をウリに、個性的もしくは三の線として登場することが多かった記憶がある。
ところが本作では、優秀な医者と大病院の娘のカップルという、のっけからなんだかゴージャスな設定で登場した。長身かつ痩身に白衣が似合い、サラサラヘアも手伝って引きでは紛うことなくイケメンに見えた。そして、政略結婚ゆえに彼女にツンデレにされても優しさを失わない好青年という役柄で、あれ?この役イケメンではないか。と錯覚。
そして、最後、ツンデレは彼女なりの小さな自己防衛(嫉妬心を隠すための)だと分かり、そして父親の思いに触れ大きな決断をした。そっと麻衣を包む様子にキュンとしていまった。同時に、本作でいつも不機嫌そうで冷たい感じだった麻衣=生田絵梨花が初めて可愛らしい顔を見せてくれたような気がした。

岡山天音、イケメンできるやん。(失礼)

少し離れた垂れ目もなんだかクールに見えてきた。もちろん様々な役をこなしてこそ俳優。岡山天音の今後が楽しみ。

 

そして、忘れてはいけない。深刻になりがちな本作の中で、ほっこりする三瓶先生(若葉竜也)とミヤビ(杉咲花)の二人の掛け合いが、すでに夫婦漫才の域まで来ている。その二人に、結婚したての綾野と麻衣が加わってのラストシーンの楽しいこと!
とてもハッピーな気持ちで見終えることができた。

あと2回、ミヤビの記憶障害の真実が明かされる。予告にあった三瓶の涙は何?最後に二人のハッピーエンドがあることを祈って。

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「アンチヒーロー」 -2:意外な役で登場する俳優陣たち、重厚感ある日曜劇場

初回見た後、感想を書いてから気づけば終盤、いよいよ大詰めにきた。
今夜の第8回は、12年前自らが担当した冤罪を晴らすべく、執念深くその事件に関わった人間を追い詰めてきた明墨(長谷川博己)が、ついに詰んだ?

黒幕である元上司、伊達原検事正(野村萬斎)に先手を打たれてしまった明墨法律事務所の面々は、どうやって志水死刑囚(緒方直人)の無罪を勝ち取るのだろうか。

 

それにしても、少し前から気になって仕方がない、野村萬斎の”狂言”演技。
もうちょっとで”やっとな”って言いだすんじゃないかと、やり過ぎに笑いそうになる。今回も、証拠?を足で踏みつぶす様が、これまた(以前演じた)ゴジラか?と思ってしまった。

そして、満を持して登場した闇バイトの元締めとして迫田孝也を見た時は、思わずニヤニヤしてしまった。

長谷川博己のダークヒーローもいいけれど、本作、脇の人間の演技に結構しびれながら見ている。
神野三鈴(瀬古裁判官)の、正義の人からの大転落後の悪あがきとこの世の終わりみたいな表情は凄みがあった。
また、緒方直人(志水)の諦観から娘との再会での慟哭、そして希望を抱く死刑囚の演技を見ながら、お父さん(緒形拳)にめちゃくちゃ似てきたなあ、と感慨ひとしお。
台詞少なく早々に無罪放免、退場したと思った緋山(岩田剛典)は、途中から再登場して重要な役回りを担っていた。がんちゃん、だんだん奥行き深い役を演るようになったね。(何目線?)
容疑者役の渡邊圭祐の、最後までちゃらい小者という役どころも、イケメン俳優の無駄遣い、よくやった!と思ったし、藤木直人の証拠を隠蔽した刑事っていうのも意外だった。
最後に、ほぼ台詞なし、スーツでクールに決めた山下幸輝(菊地検事)の存在も指摘しておく。個人的に「君の花になる」で一所懸命応援したアイドルグループの一人だっただけに、親戚のおばちゃんみたいな気持ちで見ている。

これまでの違ったイメージで登場する俳優や、脇を固める俳優たちの名演が、日曜劇場らしい重厚感を作り出していると改めて思う。

残り2回(たぶん)、ゴジラ・伊達原の強大な壁に阻まれているが、頑張れ、明墨、絶対あきらめないで志水の無罪を証明してほしい。

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「ブルーモーメント」- 3:田中圭、再登場!

危険な災害を目の当たりにし、人命を守るために頭脳と英断で闘う春原(山下智久)。そのせいで毎回山Pの眉間には縦ジワが浮かんでいて、本来の明るい爽やかなイケ面が拝めない。そしてどちらかと言うと今回は”受け”の演技が多いなあと(勝手に)感じている。

しかし第6回は、大学時代の回想シーンが多かったおかげて、ツンデレと笑顔、しかも20代前半の若作りの山Pが拝めた。やや落ち着いた若者感は否めなかったけれど、やっぱりテッパンにカッコいい!その横で、同級生として登場する田中圭のアップが少なかったのは気のせいだろうか。引いたショットでは何の違和感もないけれど、もともと顔にシワが多い圭君なので、大学生はちょっときつかったかなあ、、なんて思いながらも、田中圭の再登場にご満悦だった私。

 

ドラマは中盤を過ぎ、裏切り者?もしくは事情を抱えた仲間、周囲の人々が、5年前の災害時の灯の行動の真実を語り始めるらしい。

SDMのトップ園部大臣(舘ひろし)の政敵だと思っていた、立花大臣(真矢みき)が、どうやらSDM側につくみたいだし、今のところ登場人物、皆”ええ人”みたいな感じになりそう。本当の黒幕、ラスボスは特別な人物(俳優)が登場するのかなあ・・。

次回は、つい先日気象予報で何度も注意喚起されていた”線状降水帯”が満を持して(?季節的にね)登場。自然災害の怖さを知る上でも真面目に見るべし。

 

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「ソロ活女子のススメ4」- 2:焚火、ほのおの癒し効果

前回の「ソロ焚火」は、良かったなあ。(いや、毎回いいんだけれどね)

燃える火を見つめるということが贅沢な時間だと改めてわかった。

そして自分が小学生の頃、燃える火を見ることが好きで、実際よく見ていたことを思い出した。

何を隠そう、岡山の実家は改築する以前、五右衛門風呂だった。兼業農家だったこともあり、風呂の焚き口は土間にあり、その土間に台所があった。母が夕食を作る時間帯に、小学生の私は風呂焚きの手伝いをよくしていた。記憶にある限り、強いられたわけではなく、空気が通るように薪を組み、火をつけ少しずつ燃えていく様を見ているのが好きだったのだ。今でもその焚口の薪が燃える様が目に浮かぶ。

風呂焚きだけでなく、ヘビースモーカーだった祖父の煙草盆でマッチ棒を燃やして炎を見つめることもあった。

実家を出てから、燃える火を見つめることはめっきり減った。そしてそのことに慣れた。

私の炎好きの片鱗は、仏壇を見たら蝋燭をつけて線香を供え、チーンとならして拝む習慣に残っている。
今はどこにでも仏壇があるわけではないが、毎月実家に帰った時、あるいは夫の実家に行った時。これは母が仕込んでくれた私の習慣、”to do"の一つだ。

神様も仏様もそんなに熱心に信心しているわけではないが、ご先祖様には手を合わせて今の自分とその周辺(主に家族)への加護を祈るという、都合のいい母伝授の習わしというわけだ。

揺れる炎は、結構長い時間見続けられるものだ。今思うと幼い頃、昭和の時代、私は岡山というところで、結構豊な時間を過ごしていたのだなあと、ほかの思い出も伴って思った。

 

「ソロ活女子のススメ」を見ていると、五月女恵(江口のりこ)と一緒に、忘れていた豊な時間や日常に潜む小さな気づきに心がホクっとする。

 

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野分(のわき)ならぬ毛分(けわき):強風の日の久喜

台風のことを昔は野分と言った。秋の野の草を吹き分ける様からきているらしい。
そうか、野分の季語は秋か。

強風を覚悟して久喜を散歩に連れ出した。野分という言葉が頭に浮かんだので、久喜のフワフワの毛がさぞや風で分けられるのではと、面白写真を撮るべくスマホを携帯した。

はたして、これ。

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終末トリミングしたせいで毛が短くなっていて、風が久喜の毛を分ける様子はちゃんと撮れなかったけれど、被毛がぜーんぶ後ろに持っていかれているのはわかる。(4枚目はちょっとだけチューバッカに似てる?)

しばらく、二人で道に立ち尽くしていたけれど、やはりどんどん歩く気にならず、早々に家に引き上げた次第。

台風1号が通り過ぎる中、梅雨入りはもうすぐ。

 

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