2024年5月3日

03/05/24 コイワカガミ

雪彦山、虹ヶ滝、新下山道から大天井岳に上がりました。

コイワカガミ
地蔵岳のコイワカガミと不行岳

パタゴニア

今日の楽しみは、先週に見たシャクナゲに、さらにどれだけの花が咲いているかでしたが、残念ながら同じ株に違う花は咲いていませんでした。

先週にも見たシャクナゲ

せっかく足を運んだのにと思いながらも、
「他にもないかな~。」
なんて考えながら同じ斜面を注視しながら登高して間もなく、先ほどよりもさらに色鮮やかな花をつけた一株のシャクナゲを見つけました。

初めて見つけたシャクナゲ

こちらは花を咲かせたものと、未だつぼみのものがあって、少なくともこれからはこちらの株のほうが多くの花を付けそうな感じです。

おそらく先週は全く気が付かなかったので、きっと花をつけていなかったのだと思います。

開花した花の脇につぼみ

ここまでには新下山道に足を運んだ甲斐があったこともありました。

これも先週の下りでは全く気がつくことはありませんでしたが、今日は登りで使ったことで、ひょんなことでこんなところにこんな花を見つけました。

それまでにセッピコテンナンショウを再確認した際、すぐそばにもう一株見つけていましたが、これまで全く知らなかった別のところにも見つけたのです。

葉っぱの下部がスカスカなので、それなりに目立ちます

登りでは足元を見ながら歩くのが基本となるので、その様に歩いていると
「おやっ、こんなところにも似たような葉っぱがあるゾ。」
と思ってその下を覗くと、つい先ほどに見たのと同じ黒っぽくて独特の形の花。

こんなところに発見しました。

いかにもこれは目につきやすいですい場所なので、盗掘の心配大です。

救いは存在を知ってる人が多くないことくらいなので、何とかこの自然界で生き延びることを願うばかりです。

で、先週見た際に『思いのほかの小ささ』に、時間とともに大きくなるのではと書きましたが、約一週間たった今日も、大きさに関してはほぼ変わっていないところを見ると、おそらくはあれ以上は大きくならないのでしょう。

ということは植物園の人工栽培の個体も、特に小さいわけではなく意外と、あんなものかもしれませんね。

以下、山行の時系列画像です

みのヶ滝
雪彦川はザァザァ、ジャブジャブ流れています

虹ヶ滝出合い
今日は皆さん出足が早かったせいか
珍しくこの場で数名のハイカーに出逢う

新下山道分岐の小さな滝

「ナメ滝」上部の植林帯まで足を延ばす

シャクナゲ
紅一点

シャクナゲ

先週には稜線の少し下方に見ることのできたシャクナゲですが、今日は見つけることができませんでした。

花付きが悪く、散ってしまったのでしょうか・・・。

大天井岳

大天井岳で南望

見事な青空と北望してみる鉾立山稜線

天狗岩で見る大天井岳と明神山、高御位山連山

天狗岩
天狗岩基部の新緑と馬の頭三角点、明神山

馬の頭
溢れんばかりの緑
馬の頭三角点(左)の稜線と頭をのぞかせる黒尾山

地蔵岳登路のコイワカガミ

地蔵岳のコイワカガミ
遠景は笠形山(左)、七種山

下山時の地蔵岳は、コイワカガミを見るために他なりません。

コイワカガミ
岩場に咲くコイワカガミと東稜のクライマー

コイワカガミは白っぽい個体が多く数も少ない

新緑の合間に見上げる地蔵岳の岩壁

虹ヶ滝
早めの下山だったが、陽は差さず虹は見れず

大天井岳や天狗岩から見晴るかす新緑の風景は素晴らしく、気持ちの良い汗をかきました。

セッピコテンナンショウ
先週に確認していたセッピコテンナンショウ

すぐそばにあったもう一株のそれ

全く別の場所で見つけた別の株

#nikon #nikonz #nikkormc50 #z7 #FTZ 



HPは ようこそ『山のアルバム』へ

山歩き、登山, 山野草、ガーデニング, 雪彦山, 滝めぐり,

0 件のコメント: