宮崎空港から車で北へ約1時間半、日向市にある「日豊海岸国定公園」内の馬ケ背遊歩道と日向岬展望台の魅力を紹介します。
馬ケ背遊歩道内では、ダイナミックな断崖を見下ろすことが出来る「馬ヶ背展望所」や、地球が丸いことを本当に実感できる「日向岬展望台」など、自然の絶景を楽しむことができます。
今回の記事では、そんな馬ケ背遊歩道の散策の様子をお伝えします。
馬ケ背遊歩道へ
宮崎市内から高千穂観光に車で向かう道中、数時間の余裕がありそうだったので、日向市内の観光スポット巡りをすることにしました。
ガイドブックの中でこの馬ケ背と日向岬の写真をちらっと見て、ビビッと来たので行ってみることにしました。
東九州自動車道の日向インターチェンジで降り、東に向かいます。馬ケ背遊歩道にむかう道中、海沿いの峠道を通ると、その景色の美しさに引き込まれ、思わず休憩用の駐車スペースに車を停めて写真を撮影しました。遠くに見える水平線を眺めると、地球の丸さを既に感じることができました。
ゆるやかな峠道を抜けると、馬ケ背遊歩道の駐車場に到着しました。
早速、日向岬展望台に向けての遊歩道の散策に向かいます。駐車場から日向岬の先端まではゆっくり歩いて片道約10分程度の道のりです。
馬ケ背は、日本有数の柱状節理が観察できる場所です。柱状節理とは、火山から流れ出た溶岩が冷えて固まったもので、規則正しく柱のような割れ目が生じた地形のことです。
遊歩道入口では、どこから登ったのか崖上から猫が見送ってくれました。なんとなく遊歩道の散策を見守ってくれているような趣で心強い気持ちになりました。
馬ヶ背展望所からの絶景
日向岬展望台までの道のりのちょうど半分あたりのところに「馬ヶ背展望所スケルッチャ!」があります。その名のとおり!?足元がガラス張りになった展望デッキが組まれています。
他にも何組かの観光客が訪れていたため、少しだけ順番を待ってから、展望デッキから馬ヶ背の柱状節理に囲まれた崖をのぞき込みました。
水面からの高さは約70メートルもあり、のぞき込むのは少し勇気が必要ですが、デッキからの景色はまさに絶景で、しばらく時間を忘れて眺めを楽しんでしまいました。
日向岬展望台に到着
馬ケ背展望台からの景色は想像以上に素晴らしく、次の日向岬展望台への期待を胸に遊歩道をさらに進んでいきました。
日向岬展望台の直前では、木々がトンネルのように道を覆っていました。その木々のトンネルを抜けた瞬間、視界が一気に開け、潮の香りと波の音が感じられるようになります。視界いっぱいに広がる海が見えました。
潮風を感じながら展望台の先端まで歩いていきます。360度完全な水平線ではありませんが、視界いっぱいに広がる水平線が本当に丸く見えて、何とも言えない感動が込み上げてきます。
また、この展望台が海面からかなり高い位置にあるためか、周囲を飛び交うトンビが目線と同じくらいの高さ、あるいはそれ以上に高く飛んでいて、背中が見えるほどです。それが非常に印象的で、感動を覚えました。
馬ケ背展望台と日向岬展望台の感想
ふとした気まぐれで訪れた日向岬展望台でしたが、予想外の絶景に心を奪われました。宮崎市から高千穂への道中、時間があるからと軽い気持ちで立ち寄ったのですが、そこに広がる水平線とトンビが舞う光景は、ただ見ているだけで鳥肌が立つほど感動的でした。
この展望台はただ時間つぶしに訪れる場所ではなく、一度は訪れるべき価値がある絶景スポットだと強く感じました。写真を見返す度に、その感動が蘇ってきます。
日向市のウェブサイト(馬ケ背と日向岬) : 日向岬・馬ヶ背- 日向市ホームページ - HYUGA CITY
宮崎空港から馬ケ背遊歩道までルート
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