1年で500万円の大損でわかったFXでやったらダメなこと5選。

専業トレーダーの方が発信する「FXでやってはいけないこと5選」です。
FX1年目で500万円失った経験からやってはいけないことについてまとめています。

目次

FX絶対にやってはいけないこと5選

1. 損切りと利確を決めないこと

損切りと利確を決めずにトレードすることは非常に危険です。

トレードプランをしっかりと立て、エントリーとエグジットを明確にしましょう。具体的には、エントリーポイント、損切りポイント、利確ポイントを決めてから取引を始めることが重要です。

損切りと利確の例

例えば、ドル円を108.50円でショートエントリーし、損切りを109.00円、利確を108.00円に設定します。この場合、リスクとリターンが明確であり、メンタル的にも安定します。

2. ハイレバレッジで取引すること

ハイレバレッジはリスクが大きく、精神的な負担も増します。

国内の証券会社では最大25倍のレバレッジが可能ですが、初心者には低レバレッジをお勧めします。例えば、証拠金が50万円の場合、レバレッジを10倍に抑えることでリスクを管理しやすくなります。

ハイレバレッジのリスク

証拠金50万円で25倍のレバレッジをかけると、取引額は1250万円になります。

これにより、少しの相場変動で大きな損失を被る可能性があります。レバレッジを5倍に抑えると、取引額は250万円になり、リスクが大幅に減少します。

3. 取引通貨ペアが多すぎること

取引する通貨ペアが多すぎると、監視が難しくなり、トレードの精度が落ちます。初心者にはメジャー通貨ペアに絞ることをお勧めします。特にドル円やユーロドルは情報が得やすく、テクニカル分析がしやすいです。

取引通貨ペアの選定

初心者はドル円とユーロドルに絞ることをお勧めします。これらの通貨ペアは情報が豊富であり、テクニカル分析も行いやすいです。例えば、ドル円のスプレッドは非常に狭く、取引コストが低いです。

4. 取引回数が多すぎること

取引回数が多すぎると、焦りや無駄な取引が増える原因になります。私は1週間に8から12回程度の取引を目安にしています。特に初心者は取引回数を抑え、慎重にトレードすることが大切です。

取引回数の管理

1週間に10回の取引を行う場合、1回の取引でのリスクは証拠金の1%に設定します。これにより、連続して負けても大きな損失を避けることができます。

5. 時間軸を決めないこと

トレードの時間軸を決めずに取引することは避けるべきです。

私は1時間足を基準にトレードしていますが、日足や4時間足で環境認識を行い、エントリーの判断は1時間足で行います。自分の取引スタイルに合った時間軸を設定し、その時間軸に従って取引を行うことが重要です。

時間軸の設定

1時間足を基準にトレードする場合、日足や4時間足で相場の流れを確認し、1時間足でエントリーポイントを見つけます。

例えば、1時間足でのエントリー時に損切りは20ピップス、利確は40ピップスに設定することで、リスクリワードを2:1にします。

まとめ

FXでの成功には、明確なトレードプランとリスク管理が不可欠です。

損切りと利確を設定し、ハイレバレッジを避け、取引通貨ペアと回数を絞り、時間軸を決めて取引することで、リスクを最小限に抑え、安定した利益を目指すことができます。

初心者の方は、まず基本をしっかりと押さえ、徐々に自分のスタイルを確立していきましょう。

楽天Kobo電子書籍ストア
¥1,870 (2024/05/17 09:03時点 | 楽天市場調べ)

知っておきたい専門用語集

  • 損切り:損失を確定させるために取引を終了すること
  • 利確:利益を確定させるために取引を終了すること
  • トレードプラン:エントリーとエグジットのポイントを含む取引計画
  • エントリーポイント:取引を開始する価格
  • エグジットポイント:取引を終了する価格
  • レバレッジ:証拠金の数倍の金額で取引を行うこと
  • 証拠金:取引の担保として預ける資金
  • ロット:取引の単位
  • 含み益:現在のポジションが利益を出している状態
  • 含み損:現在のポジションが損失を出している状態
  • 損失確定:含み損を実際の損失として確定させること
  • 利益確定:含み益を実際の利益として確定させること
  • ドル円:米ドルと日本円の通貨ペア
  • ユーロドル:ユーロと米ドルの通貨ペア
  • メジャー通貨:取引量が多く、主要な通貨ペア
  • スプレッド:買値と売値の差
  • テクニカル分析:チャートを用いて市場の動向を分析する手法
  • 押し目買い:価格が一時的に下落した際に買うこと
  • 戻り売り:価格が一時的に上昇した際に売ること
  • ピップス:為替の最小単位
  • 損切り幅:エントリーポイントから損切りポイントまでの距離
  • 時間軸:取引を行う際に基準とする時間の長さ(例:1時間足、4時間足)
  • 環境認識:市場全体の状況を把握すること
  • エントリー:取引を開始すること
  • 取引回数:一定期間内の取引の回数
  • 通貨ペア:取引の対象となる2つの通貨
  • 相場:市場の価格動向
  • 利益を出す:取引で利益を得ること
  • 損失を出す:取引で損失を被ること
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次