アメリカに住み始めて、日本にいた頃に比べて酒を飲まなくなった。ニューヨークに引っ越してからパーティが多すぎて酒の量は増えたけど、アルコールがどれだけ身体に悪いのかが研究でよく分かってきたのもあり、基本的にアルコールを飲まないようにすることにした。

 

飲まないと言っても、基本的に飲まないのをデフォルトにするのであって、友人に会ったりバーに行ったりしたら一杯程度飲む。つまりソーシャルドリンカーで、社交の場でのみ少し飲むことにした。以前は普段から一日一杯くらい飲むのが普通で、週で14杯くらいは飲んでいたのが、週3〜5杯くらいになった。

 

酒は飲めば飲むほど、もっと飲みたくなるけど、飲まないのをデフォルトにすると、あまり飲みたいと思わなくなる。1週間、一滴も飲まなければ飲みたいと感じなくなる人が多いと思う。

 

そして個人的に嬉しいのが摂取カロリーを大幅に減らせること。ウォッカソーダで120カロリー、ビールやカクテルだと200〜250カロリーはあるので、飲まなければその分摂取カロリーが減る。何も食べなければ痩せるし、ポップコーンを150カロリー分くらい食べても相殺される程度。ポップコーンで150カロリーって結構多くて、お腹いっぱいになるレベルの量だったりする。カクテル二杯飲むと500カロリー近く行くけど、これってポテトチップス一袋、もしくは昼ごはんくらいのカロリーだから、そりゃ痩せるよね。油とかもそうだけど、やっぱ液体ってカロリー高くなりやすくて、固体に換算して換算するとヤベェハイカロリーだなっていうものは意外に多い。最近、キャノーラ油とかよりバターの方が実はヘルシーなのではという論争が学術界で起きていて、理由の一つに、バターは固体だから大量摂取しにくいからっていうのもあるらしい。酒に限らずスタバのフラペチーノや、スムージー、キャノーラ油などは注意。

 

あとはニューヨークの酒は高いので、お財布に優しい。酒をお茶やコーヒーにするだけでレストランの請求書の金額が大幅に減る。

 

Sober curiousといって、アメリカの若い人たちを中心に酒を飲まないライフスタイルが少しずつ人気になってきている。あるSF映画で、数十年後のアメリカはバーで酒だけでなく、いろんなドラッグが売っているシーンがあるらしい。酒はドラッグの一種であるという意識が根付いた結果の未来を想像したんだろうな。

 

ニューヨークの若者に聞いた調査でも、年末年始は酒を飲まないでドラッグをやると回答した人が多かったりするし、近い将来に酒はタバコみたいな扱いになっていくと思う。酒税はどんどん上がっていくし、酒を飲めないところも増えていきそう。

 

アルコール依存が原因でDVや家庭崩壊、離婚などは人類の歴史の中で世界中で数えきれないくらいあるけど、大麻が原因によるものは相当少ない。腰痛とか痛みを減らすために医師が大麻を処方するのもアメリカだともはや普通。最近はマジックマッシュルームが鬱病に絶大な効果があることがわかってきて、ジョンホプキンス大学がマッシュルームの研究室を設立するなど注目が集まっている。ベンチャーキャピタルなどもマッシュルーム系のビジネスにどんどん投資している。カウンセリングの数倍効果があるらしいから、マッシュルームが鬱病患者に処方されるようになると、カウンセラーの仕事が減るかもしれん。

 

来年にはMDMA(エクスタシー)の処方がアメリカのFDAで合法化されそうみたいなニュースを読んで、ドラッグ関係はどんどん合法化されるんだろうなと思う。ケタミンセラピーやマッシュルームセラピーは既に一般の人に行われてるし。高齢者はアメリカ政府の最重要な投票者たちなので、高齢者たちの鬱病や腰痛に効くものはサクッと通過するんだと思う。

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