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昨日の朝は雨で自転車は室内のローラートレーニングでしたが、今日は曇りで雨が降り出す前に何時ものように修善寺まで往復50km走ることが出来ました。朝に50km走れると、とっても満足感があります。

 

前回のブログに書いた「無為自然(作為的な事をせずに自然の流れに任せる)」のお陰で、今の自分と将来の自分がかなり平穏になったと思います。人間というのはどうしても、悪いことの方が良いことより心の中でクローズアップされるように出来ています。

 

これはこれで人間の防衛システムの一つなのですが、放っておくとこの脳の防衛機能のお陰で、いつも心配を抱えて将来を取り越し苦労でいっぱいにするとってもつまらない人生になります。

 

脳の防衛機能と言いましたが、私達の脳はまだ古代にサバンナで生きていた時の脳のまんまなのです。良いことは放っておいても安全だけれども、悪いことは自分の身にとって危険が及ぶので、何らかの対処が必要になります。

 

生存という事を考えると、どうしても悪い方に心が向けられてしまう遺伝子をより多く持っている方が太古の時代は優位だったのですね。だからいつも危険にびくびくしながら心が平穏ではないのです。

 

現代人はお金がいっぱいあれば心が平穏になると思い込んで、あくせくお金を追い回すお陰でより不幸になるように出来ています。すぐには信じられないことですが、世の中にはお金をいっぱい持って居て不幸せに人生を過ごしている人がいっぱい居ます。いっぱいあるお金を失う心配が、貧乏な人よりお金が有る分それに比例してより大きくなります。

 

まあこういう現実も分からずに遺伝子のなせるままに「ああでもない。こうでもない。」と、一生心を不安や怒りで右往左往させて生きて行くのが、残念ながら人口の90%以上になるのです。本当にお釈迦様では無いですが、こういう脳の構造のお陰で「人生は苦である」が真理にななります。

 

私もこういうサバンナの脳を持っているのですが、他の動物とは違い、とりあえず人間に生まれることが出来たので、色々な真理を自分の頭で探究し、それを実生活で実践することによって遺伝子に従うだけではなくて、ちょっと違う観点から人生を生きることが出来るようになって、何とか普段は心の平穏が保てるようになりました。

 

これで私ももっと人間らしく人生を過ごすことが出来るかなと期待しています。「いくら学歴があってもバカはバカ」と言いますが、私は自分を操っているこういう遺伝子から、ある意味自分の心が解放されないとなかなか心穏やかな人生が過ごせないし、大した人格も育たないだろうなと思います。

 

頭の悪い人は肩書が自分の価値を決めると思い込んで良い肩書を欲しがります。そういう人間は「何だかんだ言っても、やっぱり世の中の人に認めて貰う為にはいい肩書を持たなければいけない」と愚かにも考えています。

 

そしてまた頭の悪い一般社会の他の人間が、肩書を見てその人の評価を決めます。「やっぱり他の人もそうだから、世の中はそのようになっているでしょ」と愚かにも思っているのです。愚かな人間がマジョリティーになるとそれが当たり前なのだと思い込むのですが、そこがとっても愚かなのにそれに気付くことはありません。

 

頭の良い人は、その人の肩書よりその人がどういう人物なのかを見極めます。人当たりがいいだけで信念も無く、いざとなれば状況によってすぐに手の平を返すようなくだらない人間はすぐに見破られてしまうのです。でもやっている本人は頭が悪いので、頭の良い人を前にしても何時ものようにうまくごまかせていると思い込んでいます。

 

さて私の心を救ってくれた私の「無為自然」は、人生で起こる色々な事象に対して自分なりにベストと思える対応をした上で、「流れに身を任せる」無為自然です。何もしないで流れに身を任せているのはアホだと思います。

 

でも自分なりにやらなければならない事をベストでやった上で流れに身を任せ、しかもその流れは「天」が作っていると思うのは、心を穏やかにするとっても良い方法だと思います。

 

実際にそのように気付いて心が穏やかになってから、まだほんの数日しか経っていないのに、色々思いもよらない良いことが次から次に起こるようになりました。心の状態が自分の運にも大きく関連しているのですね。穏やかな心が運を引き寄せるのです。

 

まだまだ私にも昔の心の癖は残っているのですが、嫌なことが起こっても、これも天によって作られた流れだと考えるようにして乗り切って行くようにします。人生では良いことばかり起こるわけではありません。悪いことと良いことが色々次から次と順番に起こって行くのです。

 

老子はこれを「不幸は幸せの上に立ち、幸せは不幸の上に横たわる」と表現しています。自分にできる最善の事をして、後は良きにつけ悪しきにつけ天が作る流れに身を任せて、その時その時に自分にできる最善の事をしていくだけですね。それが人生なのです。

 

悪い時でも心穏やかで居ると運が良くなっていきます。不安や怒りで心が乱れている時は運が遠退いていきます。どんなに悪い時でも心穏やかに居られる手段はみんな持つべきですね。私は今回このことがよく分かりました。色々嫌な事があったけれども、心穏やかなお陰で幸せがやって来そうです。やっぱり「幸せは不幸の上に横たわる」なのですね。

 

合掌

 

仏光

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