ベルばらとパイプオルガン | Ojos Orientales

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ゆったり まったり のんびり 流れに任せつつ 逆らいつつ…
スペイン・サラマンカでの生活、仕事のこと、日々見聞きすること感じたことを綴る
Kaoriのつれづれ日記。

あっという間に7月ですね。

先月1泊だけですが、サラマンカへ行ってきました。
その目的は・・・

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ベルサイユのばら

少女時代 私を虜にした漫画「ベルサイユのばら」
通称 ベルばらの作者 池田理代子さんが、
サラマンカのカテドラルでコンサートを開催されたんです。

まさか、憧れのベルばらを生んだ池田さんに会えるなんて
思っていもいなかったので、サラマンカ行き即決しちゃいました。


池田さん、現在64歳。
漫画家として輝かしい経歴を持ちながら、
45歳で東京音大に入学。オペラ歌手に転身され、
現在はコンサート活動をされているそうです。

既に漫画家として成功しているのに、
45歳でゼロから全く別の道を選ぶってすごいですよね。
私が数年後、「私今からオペラ歌手になる!」なんて言い出したら、
Kaoriはとうとう狂ったか・・・(ノ_-。)
なんて言われるだろうなぁ。



今回のコンサートは、日本とスペインの友好関係を記念したものです。
実は、サラマンカのカテドラルにあるパイプオルガンの
美しい響きを今も聞くことができるのは、ある日本人の方のお陰。

長い間 演奏もできないほど痛んでいたパイプオルガンを修復したのが
辻宏さんというパイプオルガン建造家。
(詳しくはこちらで)

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既にお亡くなりになっていますが、その奥様と池田さんが
お知り合いなのだそうで、今回辻さんが修復したパイプオルガンの演奏で
池田さん (ソプラノ)、バリトンの男性歌手、そして日本から同行された
コーラス隊の方々とコンサートを開催されたという訳です。


このパイプオルガン、滅多に演奏されることはないので、
私もこれまでその音色を聞いたことがありませんでした。

いやぁ~ このコンサート 何に一番感動したって、
それは想像を遥かに超えたパイプオルガンの響き。
カテドラル全体に荘厳な音色が響き渡り、鳥肌が立ってしまいました。


Ojos Orientales

カメラは持っていったけど、(_ _。)望遠レンズを忘れました・・・。


なので、池田さんが歌っている姿も、
遥か遠く 米粒のよう・・・。

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ちゃんとした写真はサラマンカの
Casa de Japon (日西文化センター)のサイトでご覧になれますよ。


さて、この写真 何かおかしいと思いません?

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コンサートの舞台となる場所と椅子の向きが逆。
皆、窮屈そうですよね。笑


私と同じく、ベルばらに少女時代を捧げた方へ。
そして、ベルばら世代ではない人達にも。
懐かしの映像を。
(↓ 最後の最後はパチンコ台のCMだけど、それは見なかったことにして。)



ちなみに 当時9歳か10歳ぐらいだった私、
将来は絶対にオスカルと結婚すると心に誓っていました。
オスカルは女性だけど、そんなこと忘れてしまうほど
美しく凛々しかった・・。


それでは $Ojos Orientales

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