1609年(慶長14年) 9月30日、スペイン領フィリピン総監ドン・ロドリゴを乗せた帆船サンフランシスコ号は 航海中台風に遭遇し漂流、この岩和田海岸に座礁しました。
乗組員373人中56人は溺死、残る317人は岩和田村民により救出されたそうですが、この時 海女さんたちは、飢えと寒さと不安にうちふるえる異国の遭難者たちを素肌で暖めて蘇生させたと言われています。