慢性膵炎 仕組み解明 近畿大 原因たんぱく質特定
日本経済新聞 掲載
近畿大の渡辺智裕准教授らは、過度の飲酒などが引き金になる慢性膵炎(すいえん)の発症の仕組みを突き止めた。
2種類のたんぱく質が関わっており、マウスを使った実験で見つけ、患者の細胞で確かめた。
慢性膵炎の根本的な治療法の開発に役立つ可能性がある。
米科学誌「トレンズインイミュノロジー」の電子版に26日発表した。
慢性膵炎は過剰なアルコール摂取をきっかけに膵臓に炎症が起こり、少しずつ組織が壊れていく。
全国に約4万7000人の患者がいて、進行すると膵臓がんのリスクが高まる。
研究チームは、マウスに慢性膵炎を発症させて調べた。
消化酵素を作る膵臓の細胞にある「1型IFN」と「IL-33」という2種類のたんぱく質が関与していることがわかった。
以上
膵臓の病気は治療がむずかしく、がんになっても手遅れのケースが多いと聞くいています。
慢性膵炎の方にとっては朗報ですね。
最後まで読んで頂き、有難うございます
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