溺れる野党はブーメランをも掴む | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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ネタ不足で国会をさぼるのが仕事みたいになっている特定野党が「桜を見る会」に目をつけている。共産党が「桜を見る会」をネタに国会質疑をしたら、鳩山首相当時も開催していたことを知っているはずの元民主の野党がそれに便乗しているのである。

実は、「桜を見る会」が行われた一カ月後の5月にも、東京新聞が批判の記事を書いている。

「桜を見る会」に5200万円、予算の3倍 安倍政権、5年で参加者4500人増
東京新聞 2019年5月14日 朝刊

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201905/CK2019051402000133.html

今回の騒ぎは、ネタに困った野党が古いネタを再び引っ張りだしてきた形だ。
とはいえ、すでにネットでは民主党政権時の「桜を見る会」に鳩山首相の後援会メンバーも大勢参加していたことや同党の議員が家族と共に出席していた事実が指摘されている。

スクープ第2弾!民主党政権「桜を見る会」に議員家族も参加 元長岡市長「黒岩、菊田、森ゆうこ各議員とそのご家族にお会いした」
KSL-Live 2019.11.12

http://tamionet.com/blog/2010/04/2010-04-17-sakura/

この記事で紹介されている元長岡市長森民夫氏のブログには次のように書かれている。

 3月17日、新宿御苑で開催された鳩山由紀夫首相主催による「桜を見る会」に全国市長会長として出席してきました。
 あいにくの真冬なみの寒さと雨にたたられましたが、閣僚や新潟県選出の国会議員の皆さん、顔見知りの財界人にお会いすることができました。
 閣僚では、前原国土交通大臣(写真)、古川内閣府副大臣、中川文部科学副大臣とお会いし、親しくお話しすることができました。
 また、新潟県関係の国会議員では、黒岩宇洋、菊田真紀子、森ゆうこ各議員とそのご家族にお会いしました

(以下略)
(寒さの中、鳩山首相主催の「桜を見る会」に出席)
http://tamionet.com/blog/2010/04/2010-04-17-sakura/

いまネットで人気(笑)の森ゆうこ議員も家族と一緒に参加していたというのだ。
自分たちの「桜を見る会」はいい会だが、アベの桜を見る会は許せないという、いつものダブルスタンダードである。

森氏はこの件に関しては自身のツイッターで下記のコメントしかしていない。



あまり突っ込みすぎるとブーメランになることを少しは意識しているようだ(笑)

彼女に限らず、ルーピー主催の「桜を見る会」に出席した覚えのある民主党議員は多いはずだ。

それでも彼らはまた例の追及チームを立ち上げた。
政策議論が出来ない彼らには、たっぷりある質疑時間を埋めるだけのネタがないのだ。
 

そこで、4月のイベントをいまさらのように問題視した共産党に乗ったのだろう。

外務大臣経験者で民主党元代表の岡田克也氏すら、言いがかりをつけて外務委員会での質問を打ち切るくらいなのである。

ところで、4月の「桜を見る会」の直後に東京新聞は安倍総理と有本氏など虎ノ門ファミリーのメンバーが歓談している様子を「ネトウヨのアイドル?いっぱい」と揶揄する報道をしている。



有本氏はこの記事を夕刊フジのコラムで取り上げて痛烈に反論していたが、今回はどんな反論をしてくれるのだろう。

もっとも、氏も含めた虎ノ門ファミリーの方々は最近は安倍総理に批判的だ。
さらに、櫻井よしこさんも安倍外交を厳しく批判している。

ウィグルや香港問題で世界中から嫌われ、尖閣や北大教授の拘束など両国間の問題だらけなのに、習近平を国賓として招くなどけしからんというのである。
中には、そうなったら安倍総理も日本も終わりだとまで言う人もいる。

櫻井よしこ、門田隆将、石平、有本香、百田尚樹といった発信力のある言論人や、青山繁晴さんなど一部の保守系議員も大反対しているのである。
青山氏が代表幹事を務める「日本の尊厳と国益を護る会」などは安倍総理に直言するらしい。

自民有志、中国主席の国賓来日反対決議へ 尖閣や邦人拘束改善条件
産経2019.11.12

 自民党の保守系議員約40人でつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表幹事・青山繁晴参院議員)が、中国の習近平国家主席の来春の国賓来日に反対する決議を準備していることが12日、分かった。北海道大教授ら邦人の不当な拘束や尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域での中国公船の侵入行為などの状況が改善されない限り国賓での来日に反対する内容で、13日にまとめた後、安倍晋三首相に提出する方針だ。

(以下略)
https://www.sankei.com/politics/news/191112/plt1911120053-n1.html

しかし、安倍総理が中国の横暴を見過ごすつもりがないことは次の記事からも明らかだ。

中国の海洋軍事進出に懸念と反対 首相と米軍制服組トップ表明
産経 2019.11.12 13:43

 安倍晋三首相は12日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と官邸で面会した。両氏は南シナ海や東シナ海で軍事的挑発行為を強行する中国に関し深刻な懸念と強い反対を表明した。強固な日米同盟を踏まえ「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、日米両国が連携を深めていく考えでも一致した。

(以下略)
https://www.sankei.com/politics/news/191112/plt1911120017-n1.html

過去の拙エントリで繰り返してきたように、安倍総理は「戦略的日中友好」を進めている
決して弱腰になって相手の言いなりになっているわけではないのだ。

なぜ習近平を国賓として招くのか? 2019-06-29 
https://ameblo.jp/akiran1969/entry-12487649417.html

戦略的日中友好 2019-10-08
https://ameblo.jp/akiran1969/entry-12533825758.html

皆が指摘しているようなことを安倍総理が知らないと考える方がおかしい。

右手を習首席に差し出して握手を求める一方、左手は強固な日米同盟とイギリスやフランスまで巻き込んだインド太平洋戦略という拳を握り締めているのである。

習首席を国賓として招く準備を進める一方、水面下での交渉は熾烈を極めているはずだ。
その結果によっては来日の延期や中止は十分ありうる
いまはそのギリギリの調整が続いていると考える。

そういう意味では、櫻井氏をはじめとする保守系論客の反対論は、TPP反対論が交渉にプラスになったように、その交渉の後押しになるのかもしれない。
特に保守系議員の発信と行動は中国に対する強いメッセージになるのではないか。

中国に対しては左手の握りこぶしが強そうなほどいい握手ができるのだ。
安倍総理応援ブログとしては対中外交を白か黒かの単純な図式で捉えて安倍総理を後ろから撃つような言説はあまり気分が良くないが、そう考えるとあまり気にならなくなった。

(以上)

 

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