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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

あべみほも感涙!タイチが後藤を降しNEVER王座を奪取!鈴木の大逆襲も心までも折れなかった内藤が逆転勝利!

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あべみほも感涙!タイチが後藤を降しNEVER王座を奪取!鈴木の大逆襲も心までも折れなかった内藤が逆転勝利!


9月17日 新日本プロレス「DESTRUCTION in BEPPU」大分・別府ビーコンプラザ 2280人

(アピール、コメント、写真などは新日本プロレス公式HPより、試合内容は実況ツイートよりhttps://twitter.com/igapro24
<第1試合 20分1本勝負>
○永田裕志 中西学 上村優也(9分8秒 ナガタロックⅡ)天山広吉 小島聡 ×辻陽太

<第2試合 20分1本勝負>
○デビット・フィンレー 成田蓮(6分38秒 片エビ固め)トーア・ヘナーレ ×海野翔太
※PrimaNocta

<第3試合 20分1本勝負>
○吉田綾斗(4分30秒 反則勝ち)×飯塚高史

<第4試合 30分1本勝負>
獣神サンダーライガー KUSHIDA ○タイガーマスク 田口隆祐(10分0秒 体固め)ウィル・オスプレイ ×ロッキー・ロメロ YOH SHO
※ツームストーンパイルドライバー

<第5試合 30分1本勝負>
○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(10分34秒 片エビ固め)×バレッタ チャッキーT
※キラーボム

<第6試合 30分1本勝負>
○ザック・セイバーJr. 金丸義信 エル・デスペラード(8分31秒 ジャックナイフ式エビ固め)×EVIL SANADA BUSHI

【バックステージでの鈴木軍】
デスペラード「おかしいな。俺たち寝てたら勝ってたよ」
金丸「こんなもんだ、こんなもん」

デスペラード「テメエらなんぞにはな、寝てたって勝てんだよ。なんたって、こっちにはザックがいるんだ、ザックが」

ザック「なにがEVILなんだ? お前なんかハロウィンヘッドでしかない。お前、ハロウィンを知らないのか? ハロウィンを楽しもうぜ」

デスペラード「楽しいなあ、ハロウィン……」

ザック「(勝つのなんて)簡単さ。KING OF DARKNESSだって? いや、粉々にされたカボチャだ、ハハハハ。お前の倒す方法なんて、ほかにもいろいろあるさ。天才との闘いがどういうものかわかったか。今夜は楽勝。EVILって言ってるけど、本当にEVILなのか? 俺が本物のEVILさ。お前からはジェラシーしか感じない。そうじゃないっていうなら、思い知らせてやるだけだな」

TAKA「オイ、ハポン軍よ、大丈夫か? オイ、こっちはジュニア2人だぞ。ジュニアタッグチャンピオンで、そっちはヘビー級(タッグ)チャンピオンだろ? どうなんだ、これ、チャンピオンよ?」

金丸「大したことねえな。3人じゃ、なんにもできねえな」

デスペラード「そうかそうか、誰かの下についてっから強えのか、テメエらはよ。コメントも出せねえヤツらが。(コメントを)出せるヤツが来たかと思ったら、どっかに行っちゃった。ベルト返上だ? ベルトがかわいそうじゃないのか? そういえばBUSHI、お前(IWGPジュニア王座決定)トーナメントに入ってたよな? 今日みたいなことで大丈夫? 不安だよ、俺は」

TAKA「EVIL、お前はよ、もうEVILじゃねえよ。Everything is NOT EVILだ。なにがKING OF DARKNESSだ。お前はもうEVILじゃねえ。リアルEVILはここにいんだ。いつでもやってやろうぜ」

ザック「Happy Halloween」

TAKA「よかったな、今日、TAP OUTしないですんでな……」

【バックステージでのEVIL、BUSHI】
BUSHI「最後どうしたの!? ね!? なんでEVILの手が挙がらなかった!? なんでザック・セイバーの音楽が鳴ってたの!? 俺にはわかんない。それと、昨日、あいつ(KUSHIDA)が言ってたね。“(IWGP Jr.)チャンピオンシップトーナメントにエントリーする資格があるのか?”って。そんなの十分あるだろ。会社が選んだ直近の歴代チャンピオンで発表されてたろ。な? 文句はないよ。十分すぎるよ。だいたいなんの立場をわきまえろっつうんだかさ、知らないけどさ、お前のほうこそ、あんま勘違いすんなよ」

EVIL「…………オイ、ザックよ。おもしれぇじゃねぇか。この落とし前は、この落とし前は、この落とし前は! この俺自身が必ずつけさせてもらう。シングルマッチ用意しろよ、シングルマッチ。そのときは、スペシャルに、ダークネスに葬り去ってやるからな。よく覚えとけ。This!! Is EVIL。E~verything!! Is EVIL。すべては……EVILだ!」

<第7試合 30分1本勝負>
棚橋弘至 真壁刀義 本間朋晃 ○ジュース・ロビンソン(13分1秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 矢野通 ×YOSHI-HASHI ジェイ・ホワイト
※パルプフリクション

【バックステージでの棚橋、真壁、ジュース】
ジュース「見た通りだぜ。YOSHI-HASHI、お前はどうするんだ? 今日の勝利は大きいぞ。デカい勝利だ。(※USベルトを高く掲げて)そして、これだ。見よ、10ポンドの黄金(※ベルトの意)だ。Cody、9月30日(現地時間)、ロングビーチで勝負だ。1対1でな。格下に見てるかもしれないけど、甘く見てると痛い目に遭うぞ。いいか、俺は自分の言った言葉をウソにはしない」

真壁「オイ、面白くなってきたな、この野郎。チャンピオンシップ、あいつら自身が燃えねえから、タイトルマッチ、つまらねえもんだ。いいじゃんか。権利証? 面白くなってきたぜ、オイ。ニュージャパン本隊も面白くなってきた」

棚橋「(※コメントスペースのフロアに座り込んで)何が面白いっかつうたら、予想がはずれた時。でも俺は、予想通りいってほしい。予想なのか、理想なのか、希望なのか、願望なのか、希望なのか、悲願なのか、目標なのか、目的なのか、夢なのか……。(※立ち上がりながら)でも、これだけは言っときたい。俺の夢は、遠くの、遠くの、遠くの、そのまた向こう側に、置いとくから……」

【ジェイの話】「どんなに仲がよくても、ちょっとしたことで亀裂が生じることはある。それは肝に銘じておかないと。一つのミスが大きなことにつながることがあるからね。今日もそれがあったから負けてしまった。まあ、リング上でギクシャクしてしまったことは謝っておく。時には一歩下がることも必要だ。出ていくだけが能じゃない。状況を判断しないとね。以前の失敗から学習しないといけない。負けた試合からでも学ぶことはあるものさ。失敗を繰り返さないように。それは自分にも言い聞かせている。そうやって、少しずつトップに上っていくんだ。ところでオカダ、コーベでの試合を見させていただくよ。幸運を祈ってる」

<第8試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】○タイチ(20分54秒 片エビ固め)【第19代王者】×後藤洋央紀
※ブラックメフィスト
☆後藤が2度目の防衛に失敗、タイチが第20代王者となる

【バックステージでのタイチ】
タイチ「(※あべみほを引き連れてコメントスペースに登場し、NEVERベルトを床に投げ捨てる)拾え。拾え! 新日本のヤツら、拾え。上層部どこ行った!? 拾え。(※新日本プロレスのスタッフに)テメェ社員だろ、拾え、オラ。(※ベルトを受け取り)このベルトは誰のもとに来たんだよ!? 言えよ。あ!? 言ってみろよ。あ!? “『G1(CLIMAX)』に落選した男・タイチ選手のもとにあります”って言えよ、テメェ。言えよ!」

スタッフ「『G1』に落選した男・タイチ選手のもとにNEVERのベルトはあります」

タイチ「(※ベルトを踏みつけ)そうだろう。どうすんだ、オラ!? どうすんだ!? 言ったよな? このベルト獲ったら、上層部のヤツら、新米社長(ハロルド・ジョージ・メイ社長)含め、俺んトコに頭下げに来いって言ったよな!? どこ行ったんだよ!? ああ! どこ行ったんだよ、テメェ!? そんなこったろうと思ったよ、どうせ(苦笑)。下のモンにはよ、強く出てか!? パワハラまがいのことしてよ、テメェのミスがあったとなると、“だんまり”でかくれんぼか!? そうだと思ったぜ、オメェらのやり口。どうすんだよ! “世紀の大誤審”証明されましたよ? どうすんだ、お前!? これでも俺が(『G1』)落選したのは普通だと言えるのかよ!? この結果と、ファンのあんだけの声、合わせて、それでも正当だったと言えるのか、お前!? なんだよ!? どうすんだ、この責任はよ!?(と言いながら踏んでいるベルトをスタンドマイクの柄で何度も叩く) “第三者委員会”でも立ち上げるか!? そいつらに判断してもらうか!? いやいや、これでよ、気がはえぇけど、来年の『G1 CLIMAX』、メンバー選出、ハードル上がっちゃったね。もっとシビアになるぜ。客の目はよ、こういうことが起きてんだよ。史上初じゃねぇか!? (※記者たちにマイクを向けて)書いとけよ。『G1』に落選した男が次のシリーズでベルト戴冠。史上初だって。書いとけよ。な? 書けよ。デカデカと。こんなことあったかよ!? まあ、後藤はよ、好きにしろよ。好きなトコ行け。好きなだけ、好きなトコ行って、静かに残る余生暮らせ。もうわかったろ、これで? まあ、俺の横に来たいっつうんだったら、受け入れてもいいよ。俺はやさしいからな。そのかわり、モヒカンにサングラスに火炎放射器で試合しろ。“ザコA”だ(笑)。俺を“ザコ”呼ばわりしたお前は“ザコA”だ。それで…!? 誰か来たの!? 普通来るんじゃない!? こういうことになったらよ。こんなことされて。え!? こんなことされて(※と言いながらベルトを激しく踏みにじる)。『次は俺だ』って。ない!? 普通。(※記者たちに向かって)お前か!? 東スポ!? お前やるか!? (※と東京スポーツ岡本佑介記者に詰め寄ると、続いてほかの記者やカメラマンに対し)お前か!? お前か!? オイ、お前、そこのハゲ。お前か!? いらねぇってよ、誰も。『G1』に落選したようなヤツが獲るベルト、いらねぇってよ! (※手に持ったベルトを見て)じゃあ、これはいらねぇな、もう。いらねぇんだな。そうだな? 北海道がちょっと元気なくなっちまったからよ。持ち帰って、誰かにくれてやるよ。そんだけいらねぇんだったら。それでこのベルト終わりだよ。封印だよ。それでいっか? 俺は聖帝。どんなことがあっても、退かぬ。誰にも、何に対しても、媚びぬ。自らの行動をすべて、省みぬ。俺に逃走はない。さて、“聖帝十字陵”の完成が見えて来たな。フハハハハハハハ!」

<第9試合 スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負>
○内藤哲也(32分8秒 片エビ固め)×鈴木みのる
※デスティーノ

(試合終了後、BUSHIとSANADAがリングに入ってくる。一方の鈴木も朦朧としながらリングから降りるとイスを振り上げるが、ダメージの大きさに倒れてしまった。それでも自ら起き上がると、足元をふらつかせながらも、人の肩を借りずに堂々と引き上げる)
内藤「ブエナスノーチェス! 別府ー! 今日、別府ビーコンプラザにお集まりいただいたたくさんのお客様、1年5カ月ぶりの新日本プロレス別府大会、そして1年5カ月ぶりの大分県内でのビッグマッチ。皆様、楽しんでいただけましたでしょうか? 今日は第6試合で、EVIL、BUSHI、SANADA、そしてメインイベントで内藤哲也、我々ロス・インゴベルナブレスが試合を行なったんですが、一人足りないのは皆様おわかりでしょうか? 次はフルメンバーで、そしてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、100%の力でここ別府に帰ってきたいと思います。ところで、ところで、前々回の別府大会、前回の別府大会、今回の別府大会、別府大会3大会連続でメインイベント後に内藤哲也がマイクを握っていることにお気づきでしょうか? ということは締めのフレーズわかってますよね? 我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを応援してくださる別府のお客様、新日本プロレス別府大会のフィナーレ、最後の締めはもちろん! EVIL! BUSHI! SANADA! ヒロム! イ! 内藤! ノスオトロス! ロス・インゴベ〜〜ルナブレ〜〜〜〜ス! デ! ハポン!」

【内藤の話】「4月の熊本大会に続いて、対王様2連勝です。まあ、当然の結果でしょう。そして、王様に2連勝したところで、対して価値なんぞないでしょう。そんなことよりさ、4月、熊本大会、『変わらないこと、あきらめないことはもちろん大事。でも、変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、そして、一歩踏み出す勇気も同じぐらい大事なんじゃないかな』って、俺、熊本のお客様の前で言ったんだけど、まさに我々、LOS INGOBERNABLES de JAPONが、そんな状況かなって。我々にピッタリの言葉なんじゃないかなって、ちょっと思ったりもしたけどね。一歩踏み出す勇気……いい言葉だね。ま、これが何を指しているのか、俺がどういう考えでいるのか、それは皆様でいろいろと想像しながら楽しんでくださいよ。答えはもちろん、トランキーロ、あっせんなよ……。じゃあ、皆様、明日の熊本大会ももちろん、いらっしゃるんですよね? テレビ朝日さん、もちろんいらっしゃるんでしょうね? 熊本のお客様が、あなたを待ってますよ。あ、待ってないか。1人ぐらい待ってますよ。僕は待ってますから。明日、熊本で待ってますからね、来てください。じゃあ、皆様も、また明日、熊本大会でお会いしましょう。アスタ・マニャーナ。Adios。明日ですからね……」

 大分大会のメインで内藤が鈴木とノンタイトルで対戦、今までの前哨戦では内藤にコケにされ続けていたことで、鈴木は暴発寸前になっていた。
 内藤がジャケットをズボンを脱いでいるところで、焦れた鈴木が奇襲をかけて開始となり、場外戦となるが内藤は鉄柵攻撃から鈴木の顔面を踏みにじり、唾を吐き捨てるなど、屈辱的行為で鈴木に揺さぶりをかける。
 内藤は鈴木の頭を叩いてリングに戻ろうとするが、鈴木がロープ越しの腕十字からビックブーツで反撃、英語実況席に内藤を叩きつけ、客席へ連行して、イスを使って首を絞める。イスで殴打、エプロンに戻るとエプロンでぶら下がり腕十字と流れを変えるが、鈴木はセコンドのヤングライオンに暴行を振るい、放送席を牽制するなど、これでもまだ怒りは収まらない姿勢を見せる。
 リングに戻った鈴木は内藤にミドルキック、サッカーボールキックの連打から、チキンウイングアームロックで捕獲、脇固めへと移行し、逃れたれた内藤に足蹴にする。内藤は張り手で返すも、威力はなく、鈴木は殴りつけるようなエルボーを浴びせるが、内藤は内藤はマンハッタンドロップからネックブリーカーでやっと勢いを止め、コーナーミサイルが命中させると、トランキーノポーズをとりながら鈴木を足蹴にする。
 しかし鈴木がニタリと笑うと、内藤のジャーマン狙いを阻止して串刺しビックブーツからPKを浴びせ、場外戦を仕掛けると、本部席のテーブルを顔面めがけて投げつける。内藤は流血すると、リング下にテーブルをセットして内藤を寝かせてイスでの殴打を狙うが、レッドシューズ海野レフェリーが必死で阻止すると、今度はエプロンでのゴッチ式パイルドライバーを狙うが、堪えた内藤はテーブル貫通断崖式ネックブリーカーを敢行して鈴木に大ダメージを与える。
 リングに戻った鈴木に内藤がスライディングキック、グロリア、ジャンピングエルボーアタックからデスティーノを狙うが、鈴木が膝への関節蹴りで阻止し、内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、鈴木がアキレス腱固めで捕らえてマット中央に連行、足へのローキック、膝へのエルボーと足攻めに切り替え、内藤のトルネードDDTからのランニングデスティーノを足払いで阻止した鈴木は膝十字で捕獲、ヒールホールド、裏アキレス腱固め、アキレス腱固め、膝十字、クロスヒールホールド、足四の字と内藤の足を破壊しようとするが、内藤は耐え抜いてロープに逃れる。
 鈴木はビンタのラッシュからスリーパーで捕獲、そしてゴッチ式パイルドライバーを狙うが、内藤が堪えたところで変幻自在のデスティーノが決まるも追撃できず、膝立ちのままでエルボー合戦、そして顔面へのビンタ合戦となるが、内藤が連打から延髄斬りを浴びせると、掟破りのゴッチ式パイルドライバーで突き刺し、最後はデスティーノで3カウントを奪い、今回も死闘を制した。
 これまで散々内藤によって屈辱を浴びせられた鈴木だったが、鈴木が狙ったのは内藤の心を折って屈辱を味合わせることだった。だが内藤は心の折ることが出来ず、今度は自身の技であるゴッチ式パイルドライバーを喰らうという屈辱を味合わされてしまった。

 セミのNEVER選手権は、開始からタイチが場外で焦らしにかかるも、後藤は胡坐で付き合わない姿勢を見せる。しかしタイチがあべみほをリングに入れて、後藤とレフェリーが気を取られると、タイチが強襲をかけて場外へ追いやり、セコンドの金丸が襲撃するなど、ゲリラ戦で後藤に揺さぶりをかける。
 タイチはイス攻撃からNEVERのベルトを奪って放り投げると、リングに戻る後藤の顔面を踏みにじり、足蹴、サミングから串刺しアックスボンバー、再び場外戦を仕掛けてパイプイスで背中をフルスイングも、場外でのラストライド狙いは後藤が逃れて通路でのブレーンバスターで投げ、金丸にもブレーンバスターでタイチめがけて叩きつける。
 リングに戻ると後藤は村正からバックドロップも、牛殺し狙いはタイチが逃れると
串刺しをかわして串刺しジャンピングハイキック、バスソーキック狙いは後藤がキャッチするが、タイチがエルボー、ローキックを放てば、後藤は受けきってエルボーで応戦、タイチはミドルキックを放てば、後藤も打ち返す。
 そこでタイチがジャンピングハイキックを炸裂させ川田利明モードを発動、追走ラリアットを狙う後藤に、がタイチが追走アックスボンバーからバスソーキックを浴びせ、デンジャラスバックドロップからジャンピングボレーキックを炸裂させる。
 タイチはステップキックからパワーボムを狙うが、後藤はリバースし、タイチのアックスボンバーをかわして久々に地獄車で投げ、スリーパーで絞めあげる。後藤はGTRを狙うが金丸が乱入すると、怒った後藤はラリアットで排除もレフェリーはダウンしてしまい、後藤は牛殺しを狙うが、今度はデスペラードが乱入して、後藤はまたラリアットで排除する。
 タイチがマイクスタンドで一撃を狙うが後藤は牛殺しを決め、昇天改が決まりカバーも、レフェリーがダウンしたままでカウントは入らず、ROPPONGI3Kが駆けつけて金丸、デスペラードを排除している間に、後藤はタイチに後藤は念を込めてミドルキック、ノーモーション頭突きから裏GTRと畳みかけ、GTRを狙う。
 ところが今度は飯塚が乱入すると、後藤は蹴散らしたが、タイチが急所蹴りからタイチ式外道クラッチで丸め込み、トラースキックからタイチ式ラストライド、そして切り札のブラックメフィストで3カウントを奪い王座を奪取。タイチの新日本における初タイトル奪取にあべみほも感涙し、タイチはベルトは放り投げて踏みつけるも、喜びを噛み締めていた。
 タイチも新日本生え抜きでなく、全日本出身でハッスルを経て新日本に渡り歩いた苦労人の一人、NOAHではGHCジュニアヘビー級王座を奪取して真価を発揮し始めるも、新日本に戻っても、ジュニアではチャンスが貰えず、ヘビー級へ転向したが、好勝負はするも結果には繋がらなかった。鈴木軍が介入したのは褒めたものではないが、どうしてもタイチにベルトを取らせたいという意思の現れていたのか、メンバーの期待に応えたタイチはベルトを奪取した。タイチは口には出さないが「この勝利はG1より重い」と思っているかもしれない。

 また第6試合ではEVILがザックにEVILを狙ったところで、ザックが逆さ押さえ込みからのジャックナイフ式エビ固めで逆転勝利となり、敗れたEVILは呆然となった。今回はザック、タイチが勝利したものの、肝心のボスである鈴木が敗れるなど鈴木軍内で明暗が分かれてしまい、特に鈴木はG1ではケニー、棚橋、オカダについで、今回の内藤戦の敗戦と新日本トップ4に敗れたことで、トップ戦線から大きく後退を余儀なくされてしまった。鈴木はザック、タイチに鈴木軍のトップを任せて一歩引くのか、いや鈴木みのる自体がどこへ行こうとするのか…

 第7試合の棚橋vsオカダの前哨戦は、先発で出た棚橋とオカダが攻防を繰り広げている最中にジェイが無理やり交代し、オカダもYOSHI-HASHIとの連係は決まるも、微妙な空気は変わらず、ジェイもオカダの指示を無視するなど、CHAOSの足並みの悪さを露呈。終盤もジェイの攻撃がYOSHI-HASHIに誤爆してしまい、ジュースがパルプフリクションで3カウントを奪ったが、ジェイは全ての責任はYOSHI-HASHIにあると怒れば、オカダはYOSHI-HASHIをかばうも、YOSHI-HASHIはオカダを突き飛ばし、仲裁に入った矢野も困惑するなど、後味の悪さが残ってしまった。23日の神戸で権利書をかけて棚橋とオカダが対戦するが、ジェイがオカダのコントロールを受け付けないことを示した以上、どういう結果になろうがジェイも行動に出て、YOSHI-HASHIも結論を出す可能性も否定できなくなった。

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