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灯台

灯台

2024年04月23日
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Reggae


象のような君は、
君も靴の裏に沢山の蟻を潰してる。
黒が何層にも渡って塗りたくられた、
深夜のグラデーションカラー、
テクノや、ファンクを聴いているのか、君は。
段ボールで作られたスチームパンクっぽい外国人は、
何処かの部分で交差しながら、
交差するほどに近づくことも遠ざかることもできない、
象徴のような気がしてる衛星。
金網の向こう―――は。
やっぱり鳥籠だったのかも知れない・・。


「広場に集まって、
火を囲んで民族的な太鼓を叩きたい」
<シャーマニズム、ニツイテ、
カンガエテイタ>
>>>サムヒア・ノーヒア


“ダイエットは無理さ、
ドラッグだらけの社会じゃみんな、
肥大化する”
“ローマはすべての道に通ず、
ローマになりたいみたいなNY、
僕にとってのローマだった香港、
とある人達にとってのローマだった、
ビジュアルフライトしたい、
ジャマイカという国”


I'm waiting for the day to burn it down...
I'm waiting for the day to burn it down...



(日焼けしてゆく、シャツの襟、)
《ワンドロップリズム、
オフビートアクセント、ダブ・・》
(紙やすりを撫でつけられたような、
ザラザラ感―――だ・・)
<プランクトン、ミタイナ、
ノウサイボウ、ノ、ヴェール>
>>>サムヒア・ノーヒア


蟷螂の眼がグレースケールになる。
骨/と/皮


細身のファッションモデルみたいだよって褒められた時代も、
いまじゃ手品師のように、拒食症とか、不健康とか、病的とか、
そんなワードが引っ張りあげられるようになってくる。
ほとんど気の迷いだって思いながら、
道路の反対側を急ぎ足で歩いている人。
もどかしさの棄て場もやっぱり、鉄格子の中・・・。
多様性というのが美しい幻影だって、知っている。
それでもやっぱり息苦しい、
模型細工みたいな、多様性という言葉。


絶望の淵にいる何か、
或いは誰かに向かって伸ばされる救いの御手。
厄介な友達と、本当に気遣ってくれる友達(を、)
グラフィックして、ボードゲームした、
暗闇の中の一筋の光。
身体中の血液が鉛になったような感覚。
足が、がくんと重くなって、膝をつきそうになる。
根本的なシステムのスキャナーにあたる論点。


ここは―――【告解室】


『ラスタカラーにドレッドヘア』
(そして南国風のメロディと、
レゲエっぽいリズム、、、)
<ジュリン、ト、シオサイ、ト、
オンガク、ノ、ジャマイカ>
>>>サムヒア・ノーヒア


単純なベースと裏拍でリズムをとったギターによる、
生音での演奏と、ジャンベやボンゴなどの民族楽器。
リラックスした雰囲気の中で適時情報開示閲覧・・。
―――感じ、って吹けば飛ぶような問題。
―――感じ、って問題にするのもわからない微小なもの。


電子レンジでチンされたものを食べている、
ライオン、
痛々しいほど瘦せ細り、
そんなんでハイエナに勝てるの?
そんなんでサイに勝てるの?
そんなんでゾウにだって勝てんの、ねえ?


ぐっと押すも、びくともしない、窓。
ぐっと引くも、びくともしない、窓。
―――横に開けば普通に開く、窓。


“選ばれた人になりたい”(らしい、)彼等は。
インスタ蠅と言って、草と言って牛を放牧する。喜びの歌。
“選ばれるべきではない人”(らしい、)彼等だ。
ティッシュペーパーとかいって、変顔して、炎上するのが好き。
モグラたたきのモグラみたいだよ。
二進も三進もいかないよ。
底部とか底辺とかいうつもりもないはずの彼等も、
フラストレーション溜めて、シュプレヒコール叫んで、
ルサンチマンを繰り返す阿呆になる。


いまじゃ―――【電柱みたいな原始林】
(が、)見えるだけ・・・・・・。
野獣の牙と角もないから、
滋味豊かな血肉を味わうことも出来ない。
鈍く光る水のおもてにも似たmotionの印象・・。
―――感じ、って吹けば飛ぶような問題。
―――感じ、って問題にするのもわからない微小なもの。


I'm waiting for the day to burn it down...
ピシッと亀裂入ったら、葉巻が立ち込めた、南国の夜。
I'm waiting for the day to burn it down...
パカッと頭から抜け出たら、波乱万丈でも、大団円でもない、
眼の中に燃えている、sunshine(だったらいいのに、) 
べとり、と、なすりつけたような、色――だ。
都市の膜のやぶれた名残のように、
一種漠然とまだ薄明るく、啓示性もなく、
方向と時間を見失った旅人たちへ。
―――感じ、って吹けば飛ぶような問題。
―――感じ、って問題にするのもわからない微小なもの。


(海行きの電車が、)
slow motionになってゆく、replayして。
美しいカリブ海じゃない、夜光虫だらけの、
波音と、揺りかご。
slow motionになってゆく、replayして。
ボブマーリはいない、自棄になった酒、
トラックが喧しい、
決定的な台詞もない夏のレゲエ。
>>>サムヒア・ノーヒア





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最終更新日  2024年04月23日 23時42分03秒


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