前回に引き続き北部タイ、チェンライ。こちらも日本の支援で作られたメーパクレの森から届いた写真。
2016年の植林地で、花が咲いていたそうです。

紫色のきれいな花です。タベークというサルスベリの仲間です。
森の中の花は私たちの目を楽しませてくれるだけではなく、ハチミツが取れるようになったり、鳥や虫などの生き物を呼んだりしてくれます。

ここは元からまばらに木がある場所でしたが、こんなに鮮やかな緑と花の溢れる場所ではなく、枯れそうな木々が点々とあるだけの寂しい場所でした。


この森も、過去に何度も山火事の危険が及んでいます。その度に、村の方々が火消しに走り回ってきました。今年はまだ幸いなことに被害はありません。


この日はスタッフのソンポンさんが村の代表者と、天然資源環境省のスタッフたちと一緒に植林地を周りました。
今年予定している新しい植林地の確認もします。


村一番の元気おじいちゃん、植林チームのリーダーです。
森の中でキノコを見つけたようです。

森は丁寧に世話してきたご褒美を、きちんと返してくれるのです。

日本の支援で生まれた森は、地域のみんなに愛されるステキな森へと成長しています!