園長の相良です。

冷たい秋の風を感じる時となりましたが、幼稚園も園庭も実りの秋を迎えています。

昨日のジャガイモの収穫に続き、今日はブドウの収穫です。

 

3年前、桜の木のふもとに植えて、大事に育てていたブドウの苗、キャンベルとデラウェアの実がやっと生りました。去年は小さなブドウの赤ちゃんが2つくらい生っていましたが、いつの間にかなくなってしまったのです。でも今年はブドウの赤ちゃんがたくさんでき、きっと食べられると楽しみに待っていました。やっと色づき始めたのが、あひるさんとすずめさんのミニ運動会の1週間前でした。あと何日で食べられるかと、村上さんと話していたのは、園庭の整備を業者の方にお願いして終わった土曜日の午後、その時事件はおきました。

楽しみにしていたのは、子ども達と教師だけではなかったのです。なんとカラス2羽がさっそく紫に色づいたキャンベルめがけてやってきました。ひと房食いちぎり、実を口に入れ皮を吐き出したのです。なんということでしょう。 これは大変と村上さんが緑の網をかけてくれて、大事に大事にこの日を待っていたのでした。

この事件を知っているのは村上さんと私だけ、その後、カラスにも奪われずに無事に育っだけに、この実りは嬉しい限りなのです。

2,3粒しか生っていない房を入れると100以上の房が出来ていました。

昨日ブドウの収穫の予告をしっかり覚えていた子ども達、誕生会が終わって外に出ると同時にぶどう棚の前に長蛇の列、やはり楽しみにしていたのですね。何の合図もしていないのに、教師たちの方がびっくり大慌てです。

踏み代替わりのベンチを運んで、一人一人大切に収穫をしました。

 

収穫後にニッコリです。

 

 

 

終わっていればこんなにたくさん獲れました。

 

今日の給食は、「ラーメン」と「バターハニーポテ」トと「なし」でしたが、それに、昨日のジャガイモとブドウのおまけがつきました。

そして、美味しくいただきました。

 

 

 

小さな小さな畑ですが、自分たちで収穫して食することはとても嬉しい事体験です。この感動が、食べ物への感謝へとつなげてくれたらと思います。来週はリンゴ狩り、更に嬉しい収穫体験してくれることでしょう。