盆梅とは鉢植えの梅、つまり梅の盆栽のこと。
長浜盆梅展は開花時期に応じ、300鉢の中から約90鉢を純和風の座敷にずらりと展示されています。
高さ3m近い巨木や樹齢400年を超える古木も、盆栽らしき風情の中鉢、小蜂もあります。
なんと、巨木の名前は「不老」とついています。
今年も元気に咲いてます。
天井に届く高さで、全景がカメラに収めることが難しい。
その「不老」は、高さ2m50 幹周り1m80 で三尺鉢(90cm)に植わっています。
長浜盆梅展は平成30年で67回目を迎えます。
【長浜盆梅展の歴史】
長浜盆梅展は、昭和26年(1951年)、故高山七蔵翁(たかやま しちぞう)が、長浜市に寄贈されたのが始まりです。
当時、第2次世界大戦後で荒廃した世相の中、高山氏は湖北の山で集めた梅から育てた盆栽を、多くの人に見て喜んでいただきたいという思いで寄贈されました。
翌年の昭和27年に長浜盆梅展が開催されて以来、長浜の春の訪れを告げる風物詩となり、歴史・規模ともに日本一の盆梅展として親しまれています。
故 高山七蔵翁
明治20年明治天皇の長浜行幸に際し、当地の富豪・浅見又蔵氏が行在所として建設し、その名は初代総理大臣伊藤博文の命名による「慶雲館」と、京都の平安神宮や南禅寺・対龍山荘などを手がけた7代目小川治兵衛の作なる名勝庭園が器となる盆梅、出かけないわけには行かないでしょう。
そして、お帰りのお土産には・・・「長浜盆梅餅」などいかがでしょうか。
■開催日時:2019/1/10〜3/10 9:00〜17:00
期間中無休 ・(夜間ライトアップは2月2日(土)〜3月3日(日)の土日祝日)(入館は20:00まで)
〒526-0067 滋賀県長浜市港町2−5
■入館料金:大人500円 小中学生200円
■お問合せ: 0749-65-6521 長浜市観光協会
http://bonbai.jp/