トロントより、おはようございます。
 
事務所夏休みも実質今日が最後。
明日は、どうしてもはずせないアポイントが入ってしまい、午後、夜と仕事の予定が、、、、
 
でも、まあのんびり釣りにも行きましたし、落語本も読めましたし、その他部屋のレイアウト変更などもできて、まずまずの夏休みではないでしょうかね。
 
今日は早朝から100キロほど離れた湖まで釣りに。
 
薄く雲が広がっていたせいで、朝日もこの角度でやっと登ってきました。
 

釣果としては、もっと大物を狙いにいったのですが、メーター級と思われるコイがヒレを出して泳いでおり、他の魚が寄り付かない様子。
結局、こんな小物で遊ばせてもらいました。
 
もちろん、すべてリリース。
またね。
 
新聞からは、こんな話題を。
 
オンタリオ州新政府は、トロント市が運営するTTCを州の運営にしようと考えているようです。
トロント市は交通網を含めたインフラが最悪。
先日の住みやすい都市ランキングでも、インフラは最低点。
 
その理由の一つは、交通インフラが市や地域単位で運営されており、広域ネットワークになっていないこと。
広い交通網にするためには、市や地域を越えて、州という立場からインフラ整備を使用ということのようです。
 
まだまだ時間がかかると思いますが、よいアプローチだと思いますね。
 
カナダとアメリカは関税戦争に入っており、カナダもアメリカからの鉄鋼、アルミニウムなどに報復高額関税を発動しました。
その他生鮮食料品や食材加工品なども対象になっているものがあり、一般消費者の生活を直撃しそうです。

ただ、その影響は数パーセントというレベルになりそうです。

Metroのようにスーパーマーケットがその関税分の一部を負担する形になるようで、関税引き上げ分がすべて価格に反映されるわけではないとのこと。

 

一般消費者にとっては、数パーセントも厳しいと思いますが、消費者、スーパーなど皆で痛みを分かち合いましょう。

 

今日の話題は、祝日。

 

日本では、知らない間に山の日という祝日ができていたのですね。

また、来年天皇が変わるとそれに関連した祝日も増えるように聞いています。

 

カナダでも、祝日を増やす検討が進んでいるようです。

ト 94ルドー首相が進めている公約の一つに先住民の人達への謝罪や待遇、生活改善があります。

現在、First Nations, Metis, Inuitなどのグループと、新しい連邦の祝日について話し合いを進めているそうです。

 

その祝日とは、カナダの歴史上、”闇”とされてきたカナダ入植者による先住民に対する迫害、差別、強制などの一連に関するもので、祝日の対象となるのは、小さな教会が開いていた学校に通った人達の名誉。

 

カナダに欧州より入植者が入り、カナダの楚を築きました。

その際、先住民の子供たち数万人への教育として、親元から引き離し、カナダ入植者社会の言語、宗教を強制的に教え込みました。

 

まさに、子供に対する強制収容と洗脳。

 

こうしたカナダの歴史の闇は、これまで大きく取り上げられることはありませんでしたが、2015年に発行された

 

The 94 calls to action by the Truth and Reconciliation Commission

 

7年の歳月をかけ、強制全寮学校の歴史とその影響を文書化によって、日の目を見ることになりました。

 

祝日の名称は

 

National Holiday for Truth and Reconciliation to honour servivors and their families and ensure public commenmoration of the history and legacy of residential schools

 

これが連邦で祝日と法制化されても、それを祝日に採用するかどうかは州の裁量。

 

今のところ、オンタリオ州政府はこの動きにコメントしていません。

 

短いカナダの歴史ですが、こうした事実は国を挙げて取り組んでいく姿勢、公平性、人権を重んじる姿勢、

 

非常によいと思います。

 

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