トロントより、おはようございます。
日中気温8度くらい、体感温度は3度ほどの寒い木曜日です。
今日は有給消化日で、ファミリードクターに行き、インフルエンザ予防接種を受けてきました。
ラジオなどで盛んに予防接種を受けるように広報していますが、ワクチンの配給がまだ十分ではないようで、ドクターが文句を言っていました。チャンスがあれば、早めに予防接種を受けられたほうがいいようです。
今日は娯楽用大麻解禁一周年。
新聞にもその話題がいくつか取り上げられています。
まずは、大麻合法化の支持率
自分は、この法案を支持しませんが、最新の調査では、不支持率が35%以下に下がったそうです。
解禁前の不支持率が約45%だったそうですので、10%以上下がっています。
1年経ってみて、大きな犯罪も事故も起きていないので、気にしなくなったということでしょうか。
問題となっているのは、いまだに違法大麻が販売されていること。
その原因が価格。
公認大麻価格は1グラムあたり10ドルほどするのに対し、違法大麻が6ドルほどと言われています。
しかし、この解消に生産企業が取り組んでいるようです。
この企業では、ケベック州で本日より、グラム卸売り販売価格を税込みで4.49ドル(1オンス 28グラムあたり125.70ドル)まで下げるのだそうです。
1オンス単位のバルク販売することで包装コストを下げたり、生産規模を大きくすることで電気代を下げるなどでこの低価格を実現したとのこと。
この卸売り価格によって、消費者向け販売価格はグラム当たり約1ドル程度下がる見込みだとか。
違法大麻が6ドル程度ですので、まだ3ドルほどの開きはありますが、違法大麻販売撲滅に役立つことを期待します。
昨日、9月の消費者物価指数CPIが発表になりました。
1.9%
8月と変わっていません。
1年前と比較すると、ガソリン価格が10%ほど下がっており、それが大きく影響しています。このガソリン価格を除くと、2.4%の上昇となっており、大きな要因は住宅ローンなどの金利支払いや自動車保険掛け金、自家用車価格。
カナダ中央銀行は目標とする2%を割り込んでいることに注目しています。
この10-12月期の動向に注目です。
今日の話題は、魚
トロントに住む日本人が不便に思うことの一つに鮮魚の入手があります。
島国の日本ではいつでも新鮮な魚が手に入り、その種類もおそらく世界一といってもよいのではないでしょうか。
しかし、カナダでは、東海岸、西海岸に海はあるものの、獲れる魚は限られています。
その限られた魚の販売提供方法に問題があるようです。
Oceana Canadaという団体がモントリオールのグロサリーストアとレストラン50店から90サンプルを収集し、そのDNA解析をしたところ、なんと61%が販売提供表示された魚名と違っていたのだそうです。
調査検査の結果は、90サンプル中
31サンプルー別種
21サンプルー表示間違い
3サンプルーカナダで販売が禁止されている魚種
2017年以降行われた同検査を合わせた結果は、
サンプル数:472サンプル
採取都市:モントリオール、ビクトリア、バンクーバー、トロント、オタワ、ハリファックス
表示間違いー47%
2018年の調査結果では表示間違いはビクトリアの67%が最も高く、バンクバー26%が最も低かったようです。
モントリオールを除く5都市の平均は44%
典型的なケースでは
Butterfish or Albacore Tun(ビンナガ)=>Escolar(アブラソコムツ)*油が多く、食中毒や腹痛を起こす魚で販売を禁止している国もある魚
高級魚と称して、安い魚を販売する詐欺販売が横行しているようです。
レストランでは、買い付け人やシェフがよほどの魚の目利きができないと、切り身となったこうした詐欺魚を見抜くことは難しいのが現実。
皆さんも、見慣れない魚や油が強い魚に出会ったら、疑ってみることも必要かもしれませんよ。
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