トロントより、おはようございます。

 

ほぼ快晴で冷え込んだ金曜日です。

明日の朝はさらに冷え込み、気温1度 体感マイナス5度と予報されています。

ついにマイナスが出てきました。

これからは下がっていくのが速いですよ。

体調にお気をつけください。

 

今日は新聞からあまりよくない話題をいくつかご紹介します。

 

1周年を迎えた娯楽大麻合法化ですが、実は昨日から大麻食品も合法的に販売できることになっています、

さっそく取り上げられたのが、大麻ベースの飲料。

この12月から店頭に並ぶかもしれません。

 

その販売元は、ビール大手Molson Coors.

大麻成分THCを含んだ天然水だそうです。

 

間違って子供が飲まないことを祈ります。

 

薬物に関してはこんな記事も。

強い鎮痛薬Opioidsは、処方薬で、その過剰摂取で死亡する事故が多発し、アメリカ、カナダで大きな問題となっています。

 

その実態調査がCanadian Institute for Health Informationによって行われ、2013年と比較したところ、BC州、サスカチュワン州、オンタリオ州では、処方数が10%程度減少しているのだそうです。

 

ただ、その他の州のデータがないために、全体像をつかむことができないのだそうです。

 

医療制度は州毎に違っているために、データの不揃いが起きるのでしょうか。

 

ただ、BC州、オンタリオ州という人口の多い州での処方数が減っているのがよい兆候かもしれませんね。医師も患者も過剰摂取に敏感になっているのかもしれません。

 

カナダの経済は、アメリカの経済に依存する部分が大きく、特に輸出入では75%依存しています。

アメリカ経済は、米中貿易やアメリカ第一主義、それに来年の大統領選など様々な要因があり不安視されていますが、金利引き下げや好調な雇用背景から、なんとか持ちこたえている感じです。

 

しかし、カナダの経済については米国ほどの自力がないので、見通しはあまり明るくないかもしれません。

 

 

専門家たちは、カナダの景気後退リセッション入りを懸念しており、中には80%の可能性を予想する人もいるようです。

 

カナダ中央銀行は、強気の見方を崩していませんが、今後の世界経済の動向に注意が必要です。

 

最後は、トロントの住宅事情。

 

トロント市内で住宅を入手するには、あまりに高くなり過ぎました。

一戸建て、高級コンドミニアムが高値で取引され、それにつられ賃貸市場もどんどん上がっています。古いコンドミニアムでさえ異常に値上がるというのは、便乗値上げ以外の何物でもありません。

 

その異常な高さについて

ここ数年の間に賃貸平均が30%以上も高騰しています。

 

今年のアパートメント完成数は3157ユニットと過去25年で最も多い数となっていますが、今年賃貸に出た数は、昨年から47%も減り、たったの2540ユニットだけ。

 

その結果、平均賃貸料は月2515ドルとなり、天井を打ちそうです。

 

トロント市内に住むことができる人はどんどん減っているような気がします。特に若い夫婦は、2ベッドルームの部屋など賃貸すらできません。

 

トロントの住宅市場は異常です。

 

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